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5月3(木)~6日(日)の4日間、GWの緑風が琵琶湖の水面を駆ける5月の滋賀県風物詩、朝日レガッタが第71回大会として今年も開催されます。



今年もたいへん参加規模が大きく、私の集計ですと全21種目(一般・高校・中学・マスターズ)に472クルー、1332人がエントリーしているようです。昨年の朝日は468クルー、1360人のエントリーでしたのでほぼ同数ですね、すごい数です。当ブログ名物、必殺の手計算!(自分が必殺)毎回数えるのが地味にきつい!間違いが多々ありそうなのでその点はご容赦ください。

ちなみに昨年2017年のインカレ・オッ盾の出漕数は、378クルー、1326人です。昨年も指摘しましたがインカレ・オッ盾に匹敵するかほぼ並ぶ勢いの日本一の規模のレガッタになりつつあるのです。出漕規模ではインカレオッ盾、朝日レガッタ、お花見レガッタが私のいうところの日本3大ボート大会になりますね。
インカレ・オッ盾では大艇やクルーボートの比率がやや多くなる感じであり、朝日とは選手数が同じくらいですがクルー数でみるとインカレオッ盾よりも100杯くらい多くなるわけです。これは想像していただくだけですごいですよ。500近い艇が雄大な琵琶湖で覇を競うのです。たいへん壮観ですね。



昨年は70回記念大会でしたのでマスターズのM8+種目や70歳以上のM1X種目を行い、海外招待選手としてデンマークとニュージーランドの選手も招待されていました。今年はそうした特別の催しはないようですが、パラローイングが正式種目となり昨年に引き続きKF(ナックルフォア)で行われます。
朝日新聞デジタルによると、今年のトピックスはK知大が20数年ぶりに朝日に出漕というニュースがありますね。M1Xで出漕ということですので、どんどんこうした多くのチームが復活を遂げてボート界を盛り上げていただきたいですね!

朝日レガッタは1948年、大阪・堂島川で始まり、第6回に大津市・尾花川に会場を変え、そして第24回(1971年)から現在の琵琶湖漕艇場を会場にしているとのことです。1948年にはじまり2018年で第71回を迎えるということは、毎年続いてきたわけですよね。波が高く強風も多い琵琶湖特有のラフコンディションも多いと思われる中、70年以上毎年続いているというのは素晴らしいことですね。まさに伝統の一戦です。
この大会も、運営次第で日本一のレガッタになる可能性を秘めた大会だと思いますが、現在は西日本ナンバーワンを決める大会というイメージの大会です。

今回、恒例の「朝日レガッタコーチセミナー 兼 公認スポーツ指導者義務研修会」が行われます。昨年はギザビエ氏のセミナーでしたが、今年はスポーツファーマシストの方の講演(アンチ・ドーピングの公認薬剤師)と、○TT東日本ボート部監督のH監督、そしてD大ボート部監督のT田監督による魅力的なチーム作りの秘訣に関する講演があるそうです。
おふたりとも当ブログを読んでくださっているとか!?D大のT田監督講演はもしかすると以前の監督インタビューの記事も影響したかもしれませんね!(主催のS田漕艇倶楽部の方にも読者の方がいらっしゃるようですので!)
すでに参加申込は締め切られてしまっていますが、可能ならば是非後日動画アップして情報共有していただくとたいへんありがたいと思います。私も拝聴したい内容です!






さて、それでは今年の朝日レガッタ出漕状況を見てみましょう。

朝日レガッタ(2018年 5/3~6 滋賀・琵琶湖1000m) ※下のカッコは出漕申込クルー数
全21種目
一般男子 M1X(42)、M2X(57)、M4+(33)、M8+(16)
一般女子 W1X(18)、W2X(23)、W4X+(17)
高校 M1X(30)、M2X(52)、M4X+(31)、W1X(27)、W2X(36)、W4X+(22)
中学 M2X(11)、M4X+(7)、W2X(9)、W4X+(4)
マスターズ MKF50歳以上(13)、M1X50歳以上(8)、M1X60歳以上(7)、WKF40歳以上(5)
パラローイング KF(4)
合計1332人(このうち高校生は498人、中学生は95人)
出漕クルー472クルー


ということで、エントリーの発表からはやや減るかもしれませんがエントリー時点で1300人越えはすごい数です。インカレオッ盾とほぼ同じです。
特に、中学生から年配のシニア層まで実に幅広い年齢層のボートマンが一堂に琵琶湖でレースをするという大会ですので、さまざまな交流も多い意義のある大会といえるでしょう。






それから次に、今回の朝日レガッタの展望を見てみましょう。
あくまで個人的な展望ですので、私の注目する一般種目(大学社会人)を中心にご紹介します。一部の種目のみのご紹介、どうかご容赦ください。高校生種目も書ければ良かったですが、全国選抜よりも情報が不明なので大学社会人のみにさせていただきました。高校ボート部特集などで5か月ほど前から色々高校ボートを調べはしましたが、朝日レガッタにどんなクルーが組んでくるのか分からないところもありますので・・・。あまりにもいい加減なことは書けないですからね。まあ、この展望シリーズ自体いい加減な憶測記事であることは、重ねてご了承ください。



M1X
全42クルー。強豪スカラーが多数出漕しています。
現・元日本代表のトップスカラー目白押しです。TレのF井選手とA松選手。日本が誇るレジェンドDイキ・T田選手は健在。S田漕艇クラブのT田選手とO村選手。パワフルなS川リフラクトリーズのF見選手。ほかにも有力選手が揃い、社会人トップスカラーが一歩リードでしょうかね。社会人相手にチャレンジする学生スカラーは、一昨年のインカレ準優勝H島大N口選手。R命館、K都大、R谷大も決勝で争いたいところでしょう。そのほかにも素晴らしいスカラーの出現を期待しています。昨年では、のちにインカレM1X4位と素晴らしい結果を見せたK本学園大のN條選手が社会人や外国選手を破って決勝5位となり力強い漕ぎで活躍しています。またニュースにもあったように、高知県からK知大とK知工科大も出ますね!K畿大も久々ではないでしょうか。関西圏の多くの社会人、大学勢が争っていきます。


W1X
全18クルー。社会人のボート王国復活をめざす富山県勢、H陸電気工業が2杯出しています。いずれもT国際大で活躍した選手ですね。しかし私の見るところ本命は今春のお花見でも素晴らしいスピードで優勝したR谷大O西選手。2016年インカレ準優勝の選手で、日本でも屈指のトップスカラーです。アジアインドアローイング代表になったD大N田選手、K都大のN宮選手など大学から始めた強豪選手も優勝争いをしてほしいですね。S根大OGのS根選抜G藤選手も注目です。F山RCや、K川大も出ていますのでこのへんも期待したいです!


M2X
全57クルー。今年の朝日レガッタで最も盛況なカテゴリーになりましたね。高校生M2Xも52クルーです。
M2Xは例年、どのカテゴリーでも出漕クルー数が多く人気の種目ですね。各大学、自信を持った自慢の快速ダブルをエントリーしてきていると思いますが、やはり経験と実績で社会人クルーが優勢でしょうか。Tレはクルー分かりませんがおそらく速いでしょう。I治造船の二枚看板、O部選手とO智選手のダブル。ほかにはY口合同ガス、S田ローが一挙6杯出し。S田ローは、KI、KS、YSなどクルー名が今回ユニークですが、クルーの頭文字をとったのでしょうかね?社会人では、O門艇友会・I治RCもどんなクルーなのか。O門はN大OBですからね。
関西の大学は、これもR命館大3杯、K都大5杯、D大3杯、R谷大2杯など複数出しがほとんど。K畿大も3杯出していますよ!昨年、有力社会人のひしめく中でD大が準優勝を果たしたように、学生の底力を期待!


W2X
全23クルー。これはなかなか注目です。W1Xと同様、富山県勢の「CREW JINZU」、女子エイトで有名になったY進堂ダブルが出てきます。対するはボート王国の座は譲らない愛媛県今治のI治造船、今年は昨年リオ代表O石選手を破って見事朝日W1X優勝したS原選手に、T波大より新人のO原選手がパートナーとして加わりえひめダブルを結成。これは速そうですね。しかし、大学トップレベルの実力を持つR命館大が3杯出し。この5クルーが優勝争いを演じると予想される中、ほかにもたくさん有力クルーがいます。R谷大、D大も加わり京都勢の層を厚くします。岐阜からはG経大、大阪からはK西大やO阪大。地元滋賀からS田ローとS賀大、S賀教もいます。私の個人的な注目はO阪市大。ストロークの4年H内選手は今年軽量級カテゴリーでエルゴ7'26をマークし昨年はインカレ順位決定でC大と激しく競り合いW2X8位。ぜひ代表にも挑戦してほしい選手の一人です。


M4+
全33クルー。M4+も人気種目、朝日レガッタのこの33クルー出漕は盛況です。一昨年の決勝は500m短縮での劇的なS田ロー雄叫びの優勝、昨年はT紡織とO山大とのトップボール差を争った壮絶な死闘と、熱戦を演じてきた朝日M4+決勝。今年はどんなドラマが生まれるか。
今年のM4+は、昨年0.3秒に満たない僅差で準優勝だったO山大、C国電力しまね、レジェンドtoS根という中国3強の決戦になるのでしょうか。いや、しかしM4+に自信を持つ猛者たちが多く参戦しています。K都大、D大、R命館、R谷大の京都Rowingビッグ4をはじめ、O阪大、O阪市大、O阪府大、K西大、O阪工大の大阪の5大学もいます。ここにK畿大も入ってほしいですね。滋賀勢はどうか?それから、医大勢です。M4+は医大・医学部ボートが対校を組んでチャレンジする花形種目です。S賀医科大、K都大医学部、O阪大医学部、O阪歯大、H松医大、T取大医学部、O山大医・歯学部、そして九州から佐賀県のほうのS賀大医学部も参戦しています。○ENZO RCも気になりますね・・・。


W4X+
全17クルー。今年も社会人は不在で大学勢のみ17クルー、関西インカレの様相を呈しています。大学女子として力のあるR命館大、R谷大の2強が今年も優勝候補か。クォドとなると未経験大学も対校トップクルーでぶつけてくるチーム多数です。K都大、K戸大を中心に、O阪大、O阪市大、O阪府大、K西大など精鋭ぞろいのクォドで来るでしょう。D大も今年はクォドを組んできました。今回の朝日では、プライドを懸けて対校を組んできたO阪大クォドと、お花見決勝でH政大半艇身に追い詰めC大を破ったK戸大クォドに、私大撃ちを期待したいと思いますね!琵琶湖の女王となる5人は、果たして誰か?


M8+
さあ、琵琶湖の覇者を決める、天下分け目のM8+決戦に挑むは全16クルー。朝日レガッタでもやっぱり注目はエイトでしょうか。
昨年は地元TレがC電を1艇身近く離しての強い勝ち方で優勝しました。K都大が3位。
今年も関西の雄が揃いました。できれば関東や中部、ほか多くの地域からトップクルーが参戦できると良さそうですが、私から見ても毎年関西ボートの力は大きく増してきていると思います。
滋賀の誇る社会人トップクルーであるTレ滋賀に対し、大学生の精鋭エイトが挑むという構図になるかと思います。もうひとつの社会人というかクラブチームであるS田ローもエイトで参戦、どんなクルーで来ているのか。
大学生では2強といえるのはK都大、D大か。今シーズンインカレ優勝を公言し、過去最強でくると思われるダークブルーのK都大。そして今回日本代表候補に一気に躍り出て大学トップ選手となったS間選手をストロークに起用し正真正銘の対校M8+でくるWILD ROVERのD大。Tレの頭をとるような積極的なレースを見たいですね。これに対し、未経験チームに負けられない強豪私立R谷大。M8+にかけてくるO阪大、O阪市大、O阪府大、O阪工大、K西大。昨年速かったK西学院大の活躍も見てみたいです。そして、ブレイク中のK戸大。コーチが替わり生まれ変わった神戸の名門国立大が、決勝で輝くか。
琵琶湖の王者は、果たしてどのエイトか。







こんな感じで展望を見てまいりましたが、やはり、いちファンの「信用できない土手評」程度に見てください。本音ではまだまだここで挙げられなかったクルーが大活躍し、琵琶湖で大暴れしてほしいと思っています。
琵琶湖の風神が目覚めないように、比叡おろしが吹き付けないことを祈りたいですね。ぜひきちんとレースが予定通りに行われてほしいと思います。

ハイレベルなスピード決着で、ボート競技の迫力と魅力とを存分に見せてください!!そして夏にさらに大きく飛躍してほしいと思っています。


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