明日から今週末(3/25~26)、2017年ボートシーズン開幕を告げるお花見レガッタが、戸田ボートコース1000mで行われます。

3年前にも同じ記事を書きましたが、先週の全国高校選抜がシーズン開幕といえるのではないかという方もいるかもしれません。しかし、おもに戸田や関東、東日本の大学・高校・社会人ボートマンにとっては、このお花見レガッタがシーズン開幕を告げる大事なレースとなります。辛く長い冬を越えて培った力を試すという意味でも、この華やかなレースの舞台は特別なのです。

さらに今年も全国のチームが集い、全国区の大会という印象で今年もお花見レガッタが盛大に行われます。





では、今回のお花見レガッタ出漕状況を見てみましょう。

お花見レガッタ(2017年3/25~26 埼玉・戸田1000m) ※下のカッコは出漕申込クルー数
全8種目
M1X(83)、M2X(46)、M4X(12)、M4+(24)、M8+(28)
W1X(44)、W2X(30)、W4X(11)
男子595人女子148人
合計743人

出漕選手743人ということでこれだけでも大きな大会ですが、3年前調べたときは1048人でした。
そうです、今年お花見レガッタはおそらく大会規模が大きくなりすぎたための日程と運営の見直しによって、第1部、第2部と大会日程が分けられる改編がなされたのです。
このうち、3年前の1048人の中にいた高校生215人と中学生10人が減ったので、そこまでの減少ではありません。(とはいえ、1Xや2X、4Xなどに参戦してレベルアップをめざす上位高校生は今年もそれなりにあります!)

参考記事
「お花見レガッタ、近し!①」
「お花見レガッタ、近し!②」





それから次に、今回のお花見レガッタの展望を見てみましょう。

M1X
全83クルー。以前はこちらの男子シングルが第1部、第2部にレベル分けされていて、第1部はほとんど代表経験者と各大学主力やチャレンジャー組との激突といったハイレベルなスカル王決定戦のイメージがありました。今回は1部2部なしで全てのレベルが一緒に争います。予選N組までの14組、午後の準決勝3組に上がれるのは18クルー。準決勝1杯上がり、残るタイム上がり枠は4クルーですから、熾烈な予選1着争いとなるでしょう。タイム狙いのボーダーは3分30秒台前半か、やはり上がるには予選1着狙いが確実です。
今回現役シニア日本代表はいないようですが、○TT、MY生命、T紡織、N大など世代別代表経験者を中心に、上位争いするものと思われます。また、個人的には○POWERのI藤選手、S川リフラクトリーズF見選手、T北大S藤選手など歴戦のスカラーにも注目しています。W大、K應大は若手中心でしょうか、N体大もお花見にはたいへん強く注目しています。


W1X
全44クルー。
ここは最も実力差に開きが出そうですが、若手から日本トップレベルまで出漕があります。まず見どころは代表クラスの対決。Iリスオーヤマにこのほど移籍されたらしいリオ五輪代表O石選手が本命と思われますが、距離は1000m、誰が勝ってもおかしくないレースです。今年のお花見で最も注目の種目かもしれません。O石選手は予選からY進堂N呂選手、T自動車T井選手、C大K井選手らと当たっています。それからMY生命から2016全日本W4X優勝メンバーのU野選手、S藤選手、R木選手3人が出ます。そしてT波大のO原選手とT橋選手のジュニア代表経験者コンビ、R大の昨年U23代表K谷選手などフレッシュな代表経験者選手。さらにC大も確実に上位に来るでしょう。決勝はたいへんなレベルになりそうな予感です。


M2X
全46クルー。クルーボートになると、少し情報がなくなってくるのでアバウトな見どころになるのはご了承ください!
この種目は例年、大学の上位争いに有力高校が時おり絡む状況でしたが、今年は社会人の参戦が目立ちます。男子ではこの種目もかなりハイレベルか。T紡織、T自動車2杯、そして○TT。K視庁も頑張っていただきたいですね。そのほかN大をはじめ「2Xで速い」大学が決勝を沸かせると思いますが、その他大学チームではA学大、S都大東京などの参戦は嬉しいですね!H海道大も久しぶりの活躍が見たいです(略称はH大ですね)。


W2X
全30クルー。昨年までの状況からしますと、W大とC大が抜けていると思われますが、N体大も優勝候補、そこに昨年優勝のT北大はメンバーがおそらく少し替わりどう絡んでくるかという予想です。
しかし、見てください。たいへんバラエティのあふれる出漕クルーです。戸田勢はむしろやや少なめで、地方の遠征で賑わっています。H大が3杯、T北大2杯。関西からK戸大3杯、O阪大2杯、O阪市大2杯。医大もK應医学部、J治医大2杯。そしてT波大附属高、U一女高、さらには九州からT筑高まで。百花繚乱、素晴らしいローイングを見せてください!


M4X
全12クルー。なかなかお目にかかれない、M4X参戦してきた○TTが本命ではないかと思われますが、これに対し部員増のK視庁がどこまで争っていくか。M4Xに力を入れている印象のH政大、N潟大、A学大がさらに絡んでいきます。しかし、その中でまた別の注目は、うわさのK成高か。全国選抜M4X+4位、歴史的な快挙ではないでしょうか。T附、G習院高等科とともにプレ・インハイ東京都予選といった様相。


M4+
全24クルー。N大A、BはNRM三大学レガッタのシートレースなんでしょうか?今年はエイト2杯出しはしないんですね・・・。N大に負けられないのが、フォア種目を久々に組んできそうなT田中央総合病院RC。T田中は負けられないですね、今年のM4+戦線の主役になってほしい気持があります。もちろん、K視庁、S玉県警にも復活して頂いていつまでもM4+強豪の争いを見せてほしいです。
そして、大学勢でも今年のM4+に期するものがある大学は多く、T大医学部とK戸大の3杯出しもすごいですし、S蹊大、S城大をはじめ多くの大学が盛り上げていきそうです。R大とS蹊大は2杯出しです。また、W2Xでもふれましたが、J治医大がM4+にも2杯!一気に部員を増やしたのですね。私の初陣レースでもJ治医大と当たっていた記憶があります!全国の医大で、速いM4+を多く育ててください!


W4X
全11クルー。プレインカレといった感じでしょうか、W4X+有力大学が揃っています。部員の多いN体大が3杯出し、W4X3杯は圧巻ですが、W大を中心に、H政大2杯とこのN体大が鎬を削りそうな予感です。H橋大、T北大、K戸大、K應医学部がどう展開していくか。


M8+
全28クルー。やはり多くの人の注目はこのお花見エイトでしょうか。
今回は実業団の社会人クルーの参戦がなく、学生による激しい争いが予想されます。予選6組。M8+有力大としてはW大とM大の参加がありませんが、それ以外の昨年インカレベスト8の大学はすべて揃っています。まさに今シーズンのインカレを占う春の決戦ですね。

今年もおそらく大本命のN大に対し、各大学がどう戦っていくか。冬場のトレーニングの成果に加え、レースに向けた仕上がりも大きく影響してくるので、トレーニング方針によっては1000mの高速ペースに対応できないクルーも多々あるかと思いますが、おおむねシーズンで活躍する大学は上位に来るでしょう。(大きく挽回するチームも多いです)

H橋大は何と4杯出し、TS戦に向けたクルー編成というところもあるでしょう。今年、優勝を窺うメダル常連に返り咲くか注目です。そしてS台大、C大は打倒N大の最右翼か。K應大も素晴らしい若手がたくさんのようで、優勝争いを期待します。N体大もいつブレイクするかと個人的に注目しています。H政大、T海大、R大はどうか?

そしてやはり国立大です。T大、T北大、そして関西から挑戦のO阪市大、K都大、K戸大。さらにK洋大、T工大、B衛大。今年圧倒的にブレイクする国立大はどこなのでしょうか。Pルテ会も若者に負けじとパワーを見せてください!






こんな感じで展望を見てまいりましたが、もちろん、いちファンの「無責任な土手評」程度に見てください。本音ではまだまだここで挙げられなかったクルーが大活躍し、激しい春の嵐こそを期待するものであります!

どのクルーが、お花見で春の風を巻き起こすのでしょうか?
東京オリンピックへの3年半は始まりました。ハイレベルなスピード決着を、ボート競技の迫力を観てください!!

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