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ブログのカテゴリー別一覧、さすがに400件近い記事数になると興味ある記事を探すのがかなり大変になってきますね・・・。悩みどころです。

というわけで、今回は新勧関連で読んで頂きたい一つとして、5月の記事を再掲載します。
是非とも、退部をなくし強いボート部をめざして、そしてつながりと絆が強固な部を作るためのヒントとして参考にしてみてください。







以前、新入部員の大量入部は大量退部に気をつける必要があるという記事を書きました。
そこで、これまで多くの大規模ボート部から小規模ボート部までを悩ませてきたと思われる部員の退部をなくす、あるいは減らすための「退部率激減策」についてまた考えてみたいと思います。

そんな記事を書こうと思ったのは、先日とあるボート部ブログをたまたま見たら「ボートの楽しさを感じる前に退部をしてしまった人がたくさんいて残念に思います」という内容を読んだためです。
「ほかの競技も多いと思うが、ボートもいつもどのチームでも退部騒動を聞くなあ」と常々思い、そしてそれでは進歩はない、こうした現状を変えていくことこそが、ボートにとって重要なことだと考えるのです。

前々回、言った言葉を繰り返します。
「たくさん入れて、1人もやめさせない」を目標に、ぜひ1人も欠けることなくボート部4年間を同期全員で全うしてもらうために全力を尽くしましょう。
そして、「ボート競技は多くの人を得るが、決して多くの人を失ってはならない。」
これが、今後ボート競技が他競技との優位性を作り上げ、そしてさらに言えば社会的にも価値のある競技モデルを作り上げるためにチャレンジしていくにふさわしい目標であり理念とするために。
ボートは多くの人材を必要とし、そして同時に1人1人を大切にする競技であるというモデル作りです。1人が欠けては、ボートは進みません。クルーも組めません。1人を大事にするからこそ、大人数でのチームを結成することが可能なのです。究極のチームスポーツたるゆえんはそこにあると考えます。

ボートにおいて、「優れた知・徳・体を涵養できるスポーツ」「向上心と研究心と謙虚さを培う競技」「スポーツを通じた組織マネジメントの力を養成する競技」などこういった価値を作り出す。そしてもちろん、多くの人を増やせば増やすほど、さまざまな可能性が増し、多くの出会いや関わりを生み出すスポーツ社会を提供することができるようになり、競技の力はそれだけで増していくのです。





入る人がいれば出ていく人もいる。中には、途中入部や途中退部がいます。この途中退部が圧倒的に多いんですね。退部というのは途中退部のことです。
ですから、ボート部の新勧では「大学4年間、高校3年間がんばろう」と、まず途中退部がないように最初からずっと現役を全うする決意をしてもらいます。「とりあえずやってみない?」は、私はNGだと思います。「ラクだからさー」とかはなしです。ボートは絶対ラクじゃありません。最初の心理的なハードルは低めで、多少は決意に軽さも必要ですが、重さも必要です。最初の決心が強いほど、退部率を一気に下げます。(心理的なハードルを高くしておいて、先輩が協力して越えられるよう決意に導くのも、退部率は低くなります)
また、基本的に、入部者は卒部者として大学4年間や高校3年間を全うして認められた形で引退するようにしなくてはいけません。このボート部引退というのは、その後もOBという強力なサポーターとして部に関わり続ける存在になってもらう通過儀式です。ずっとボート部に関わる仕組み作りです。要するに、ボート部に入ったら現役からOBへと関わり方を変えながらもずっとチームの一員としての存在になってもらうわけです。
「えー、ずっとボート部にいなくちゃなんないの?」
と思うかもしれませんが、ずっとボートに関わることで成長し続け、多くを学べ、多くの人とつながりを得られ増やし、メリットや恩恵が続くようにしていけばいいのです。今みたいな言葉を発する人は、いやいや続けている人の台詞だと思いますが(苦笑)

メリットをデメリットが上回れば、人はやめます。
デメリットや辛いことを避ける、さまざまな選択肢の中で他を選択しようとすることで新たなメリットや可能性を求める。これが退部の基本的な心理です。
人間関係や辛いことからの現状逃避か、ボートを続けることがデメリットであると判断するか、他のもっと大きな可能性を求めるか。これが、だいたいのやめる人の心理です。やめることによって、得られるプラスがあるのです。
続けることがプラスであると考えているメンバーとの、食い違いがここで起こります。やめたいと思う人には、ボートで得られるメリットやプラスが見出せなくなっているのです。入る前には色々プラスがあると思って入部したのに、だんだんボート部のことがわかったつもりになってきて、マイナスのほうが大きいと感じてしまうのです。物事を損得で考える傾向のある人や、目先の打算で動くタイプの人はこのようにマイナスの判断をすることが多いと感じています。

やめたい、やめやすいという傾向の人は一定数います。飽きっぽい人もそうですが、特に人間関係を作るのが苦手な人。少数の部ならある程度自分の居場所が確立するのでしっかりボート部活動を全うできますが、部員が増えてくるとその輪の中で関係をうまく作れず馴染めなくなってしまうことがあります。この人間関係をうまく作ることは、チームリーダーや上級生がボートの指導以上に労力を使わなくてはならないところです。
あるいは、やりたいことが色々とあったのに、他の可能性を犠牲にしてボート競技やボート部を選んだ人。こういう人はかなり退部予備軍となります。こちらは、ボートの面白さが分かれば、やりたいことよりボートへの興味や関心が勝るようになります。私なんかはずっとサッカーやゲームに関心があったのですが、ボートが面白くなってからはそちらの興味は薄れていきましたね。





新勧などでは最近、「全員が成長できる」「日本一をめざす」「ゼロからのスタート」といった売り文句が目立ちます。
私も自分の記事では、だいたいこのような謳い文句を推奨していますね。
しかし、それが入ってみたら「本当か?」という疑念にぶつかることもあるわけです。
「成長に差があるな。彼は努力によって成長しているが、自分は頑張っているつもりなのに成長できていないんじゃないか。全員が成長できるなんて嘘ではないか」
「日本一をめざすというから入ってみたが、うちの先輩を見ていると本気で日本一をめざしているようには見えない。こんな理想の低いチームにいるのはどうなのだろうか」
「ゼロからのスタートというから入ったが、結局体格とエルゴのある人が有利で、有利不利が激しいスポーツなのがボートなのでは。それに、現実には経験者を集めているチームには勝てないじゃないか」


こういった点は現実にありがちで、新勧での売り文句との整合性がとれないと思われるでしょう。
私はこう考えています。

まず「全員が成長できる」という点は、少なくともボート部に入ったことで人それぞれ大きな変化があります。そしてボート部に入る人は、他の競技を続けてきた人なら体力的技術的に努力してボート競技における成績が期待でき、これによって自信がついたりボート競技で可能性を高める経験を積んで、成長していく過程を実感することができるでしょう。また、体力的精神的に鍛えてこなかった人は、新たに競技を始めたことで純粋に心と身体が強くなっていくことを成長だと実感できます。私などは高校でほとんど鍛えていませんでしたから、こうした変化を大きな成長だと感じることができましたね。何より、大学での集団生活合宿生活を通じて、自分中心的な考え方が少しずつ他人や仲間のことを考えるように変わっていけたのは大きな変化でした。
それぞれ成長の度合いには個人差がありますが、その変化自体が本人にとって大切なことで、ボート部は大きな変化ができる環境であることは間違いないといっていいでしょう。

「日本一をめざす」という点について。
これは私の考えでは、はっきり言って上級生自身がこのフレーズを出すならば本気で達成を目指してください。覚悟がなければ、もう少し「○○大会のメダル」とか「最終日」とか、現実的な目標のほうが、よいかもしれません。
日本一は、相対的な目標です。この目標が実現できる枠は限られていますので、誰もが達成できるものではありません。チーム全員エルゴ男子6'50クリア、女子7'50クリアなら絶対的な目標として達成できるかもしれませんが、全チーム日本一はまず不可能です。ですから、日本一をめざすには、相対的に卓越しなければなりません。その言葉の意味をよく考えて、つまり同じ日本一をめざすライバルより違うこと、それも艇速で上回るための具体的なプランと実行が必要になるので、これを行動と結果で示すことが求められます。
もちろん、めざすことは誰もができます。しかし口だけにならないよう、ぜひ本気で達成に向かうことで新人に背中を見せてください。先輩が日本一に本気で挑む姿を間近で見た後輩こそが、日本一により近くなるというのは、私のこれまでの経験からも確かなことです。これは世界一に対しても言えるかと思います。私のチームの例ですが、本気で日本一をめざした先輩は惜しくも3位や準優勝でしたが、それを近くで経験した後輩が優勝し日本一となりました。
この日本一を本気でめざした先輩というのは特長があり、決して勝てないことに言い訳をしません。困難だと分かっていながら、自分たちの環境や条件が劣っていると自覚しながら、その環境や条件のせいにせず、環境や条件自体を変えていこうとしたのです。そのように自分たちを高めながら、日本一という頂点に目標を設定し実際にそれを争うレースに挑むことが、後輩にとって環境や心理的な壁を取り払うルートを切り拓くことになり、あとはさらにもう一歩先へ進むだけという最終機会に導く結果になったのです。こんなにまっすぐ、自己実現に邁進できる機会など、ほかの部やサークルのどれだけが提供できるでしょうか。そして、それだけ一つのことにまっすぐになれるチームで、やめようとか考える人はあまり出てきません。だって、楽しくて夢中になれますからね。大学や高校ではほかにも素晴らしい競技や活動が多いと思いますが、ボート部ではこういう、大きな夢と目標を持てる競技として、他ではできないようなことが経験できる活動として、しっかりアピールできるのではないでしょうか。

「ゼロからのスタート」について。
私はこのフレーズは今一つ分かりづらいところがありますが(苦笑)、競技のスタートラインとして高校ないし大学からという遅い時期に始めてもじゅうぶん成長し成績も残せるという意味で、今ではポピュラーな新勧文句となりましたね。高校ボートでもこの言葉をよく見かけます。ゼロではないが、スタートラインは同じ。しかし現実にはもっと早くボート歴を始めている人も中にはいる、ということで若干の矛盾がありますが、そもそもボート未経験者とはいえガンガン他のスポーツで鍛えてきた人と、中学高校帰宅部で何か身体を鍛えてみたかった、という新入生とではゼロからとか横一線なんてことはありえないわけで、まあそこはもちろん言葉のたとえであるということですね。世の中、真に公平なことなどありえません。しかし、ある一線において機会均等や枠組みの中の公平は必要不可欠です。
完全に「ゼロからのスタート」と言い切ることはしないで、ほとんどは未経験者、でも中には経験者もいるのでそういう人にも努力次第でじゅうぶん勝てるようになるよ。他の球技よりも、競技歴による差がつきにくいのがボートの特長。経験者は高校でも大学でも全体の3割程度というところなので、新しく始める人が多い競技なんだ。という程度の補足説明は必要だと思います。
また、体格による不公平があるというのは、これは残念ながら事実というところがあります。しかしこれを機会の公平にしていくのが、本来は階級分け、すなわちボート競技における軽量級とオープンの2階級であります。仮に男子で身長165cmの新人がボートを始めるとしたら、オープンではなく軽量級で勝負できるようにしようと私は勧めるでしょう。そして以前も言いましたが、166cmのインカレM1X優勝、158cmでインカレM4-準優勝という男子選手が過去にいます。
記事参照 「エルゴとボート、体格と筋トレの話

もちろん、170cm以上の選手がより有利と言えますが、160cm台の名選手もボートには多く、完全に公平ではないが大きな選手に勝つというのは高いモチベーションになりますので、ぜひそうした大きな挑戦心を抱いて多くの工夫によってチャレンジする毎日を送ってほしいですね。私のように、COXを最初から選択するという道もあるのですから。







というわけで、趣旨から外れそうな形になりましたが、当初の新勧ですすめた謳い文句やキャッチフレーズは嘘や誇大広告にしてしまうのではなく、ボート競技によって得られるメリットと期待感を、入部した後でも期待外れや失望させるのではなくむしろさらにワクワクさせて充実した競技生活を送ってもらうために、実感してもらうことが必要になります。
最初の新勧と入ってみての実態のギャップ、新勧で言っていたこととの違和感などが、見透かされてしまうのは退部者を作る大きな要因です。
新勧、継続、育成。新勧も大事ですが、継続が同等以上に大事なのは、そういうことです。入ってみたが、いまいちだった。自分には合わなかった。他をさがそう。そうならないように、継続し定着してもらうことが組織力強化のために、そして少子化の今後においていっそう求められるのです。
「新勧プロジェクト」だけでなく「継続プロジェクト」をシリーズ記事にしてもいいくらいですね(笑)。いかに定着してもらい、継続してもらい、真のチーム力、真の競技発展のための力になってもらうか。そこを徹底追究することにも、価値があると思います。
企業経営もそうですが、スポーツ組織運営も新規戦力の獲得と同じくその定着率、組織において長期に関わる戦力として人は失ってはいけない財産であり資本なのです。

そして先に述べたように、「ボート部」というスポーツ組織、とりわけ大学ボート部や高校ボート部など学校スポーツ組織にとっては、入部したら卒業後もOBOGという形でずっと関わってもらい、物心両面、さらには人脈や資金脈、情報や知恵や経験などソフトの面でも大きな力として関わってもらうことです。いえ、学校のチームだけでなく、社会人やクラブチームにおいても、離れるOBや途中退部はかなりいると思いますので、現役引退後の関わりは重要な問題です。
ボート競技では、このことは周知の常識にしていかなければいけないかと思います。OBや支援者ほど、組織を支える人の力として大事なものはありません。そして、クラブやチームを支えるファンであり続けます。OBや支援者から多くの資源と愛情をもらい、そして選手や現場のスタッフはOBや支援者に感動と感謝をもたらすという互恵関係を強固にして、人の交流が活発に開かれた組織体として永く続く歴史を創っていくのです。
それが、1人1人を大切にし、みながクルーとして目標を一つに艇を進めていくというボート競技の特性そのものを象徴する営みにもなると私は考えます。

そのためにこそ、目的やモチベーションを見失い、途中で漕ぎをやめたり艇をおりるようなメンバーを極力出してはならないのです。退部者や離脱者は、組織で多く人を増やそうとすればするほど顕在化してくる問題と考えますが、ここをクリアするのは必要なハードルであるとも思います。

ボート競技全体で、継続するメンバーが多い体質を築き上げ、ボート競技に関わっていることに誇りや幸せを感じられるようにしていく。Rowingに関わっていくことに、魅力と充実を感じ続けられるようにする。
Rowingの魅力、プラスやメリットを、どんどん発見し発信していくことが必要ですね!








それでは、現在そして将来のRowingに関わる方たちへ、ボートを続けるための取り組みをいくつか考えていきたいと思います。



1.魅力的なチーム作り
もう、まずはこれに尽きますね。基本的に、ボートに関わるにはチームに所属しなければいけません。ボート競技は資金やボートのインフラ、チームメンバー、スタッフがいないと活動が困難な競技です。既存のチームで活動する以上に個人の競技力向上を強く志向するような日本ボートの第一人者T田選手やごく最近スロベニアに渡ったというN野選手でさえも、スポンサーや海外クラブの存在を必要とします。そして代表チームの活動で強くなるきっかけを得ています。

魅力あるチームは、多くの人を集めます。交流が活発です。S田漕艇倶楽部などはこれにあたるでしょうし、今後高校や大学や社会人においては、魅力のあるなしでチームの発展度合いが二極化していくことも考えられます。私はすべてのチームができるだけ均衡してほしいのですが、スポーツにおける資本主義はボート競技でも例外ではなく、資本優位なチームが人も資金も情報も強く、魅力あるチーム作りにも着手できるようになります。しかし、小規模チームも、しっかりと差別化し独自化によって、戦略を持つことでじゅうぶんに魅力あるチームを作ることができます。

人の心を引き付ける魅力という引力は、当たり前ですがメンバーの心もずっと引き付けたままにしておくことが可能です。人の輪があり、自分自身の心と身体が成長でき、さまざまなチャレンジや目標によって多くの経験や財産が得られる組織は、ずっとここにいたいと願うようになるでしょう。
そういう魅力あるチームを、自らの努力で作り出すのです。ただ漕いで、ボートの練習を手伝って、勝つことだけを考えるのでは、今はよくても継続していくことに限界も出てきます。この3つはボートチームたりうるための基本事項ですが、それだけがボートチームではありません。漕げなくなるときもあるでしょう。サポートがうまくできないときもあるかもしれません。怪我やスランプ、年齢などで勝てない日もやってきます。自分のためにやるボートもありますが、人のためにやるボートもあります。そして、人のためにやるボートは、これは不思議なもので自分の充実と幸福につながります。

チーム価値を高めるために、色んな活動をします。これは広報や営業といってもよく、実に広範囲な活動がありますので、新勧、普及にもつながります。チームグッズや、チーム活動の広報、記録編纂、さまざまなチームや選手との協力した活動、メディア、SNS、出版、HPやサイト、交流イベント、講演などなど。人と接し、人にアピールしたり交流する活動なら何でもいいですね。また、ボートやチームのことを世に知らせる活動全般が価値も高めますし、内部に向けてはチームメンバーとボート談義をしたり仲良く食事するだけでもチームに貢献していることになります。メンバーが、チームが好きになる。お互いの距離を近づける。それが魅力づくりというものでしょう。
そして何より、人間力ですね。競技力も必要かもしれませんが、人間力のほうがこれに優ります。個人としてもチームとしても人間性を高めるための取り組みを数多くしていくこと、これが魅力あるチーム作りに直結します。魅力あるボートチームとは、魅力ある人の集まりなのです。ボートが大好きで、人のために行動ができ、公正なルールを守って競技全体のことも考えられる。新勧活動で心がけてきたことは、日々の競技活動でさらに高めていくことです。
笑顔と自信に満ちたチームにできるよう、チームにいつも風を吹き込んでください。




2.退部させない工夫
タイトルに退部率の激減と入れているということで、そのあたりの工夫を考えてみました。
前々回の記事で、たくさん入部したチームが多いと言いましたが、これまで30人入った、40人入ったという話をいつも聞いていましたが、3年後に120人とか150人になったという話を聞いたことがありません。せいぜい多くて90~100人前後です。下手すると40人くらい入っても1年で半分くらいやめるとか、1年後2年後に入部した数とあまり変わらない、40、50人くらいの全体規模になっているチームも聞きます。それだけやめてしまっているわけですね。これは悲しいことですし、こうならないためには意識改革も必要ではないかと。

「ボートで厳しい練習や合宿生活を続けると、必ず離脱者やついていけない部員が出る」。こんな風潮が、私が現役の頃からまことしやかに言われていました。しかし、退部問題はそんなに単純なことではありませんし、必要な人数だけ残ってくれればいいというような駒のような扱いは決してやってはいけません。(こんなボート部は今時ないでしょうが・・・)企業経営もそうです。もうそんな時代は終わらせましょう。なかば使い捨てのようにただ厳しいだけのノルマや練習、規則でしごくような体育会やブラックな企業は、いまの時代必要とされませんし、下手をすればそんな組織は問題になって、SNSで糾弾される世の中です。内部で通用してきたことが悪弊として社会の日の目に曝されて裁きを受け、会社が存続しえないなどの死活問題に発展することも起こります。

新人40人入れられるような新勧力のある大所帯チームは、ぜひとも3年後に150人超えをめざしていただき、エイト10杯の大艦隊編成チームを実現してください!これは自分で言ってて少し言い過ぎではありますが(苦笑)、大所帯でのチーム運営の未来図を詳細に描きつつ、緻密なプランで1人1人の無限の可能性を引き出してほしいと思います。

というわけで、120人超えという現在最大の大所帯チームを実現しているD大のT田監督に少し話を伺ってみました。D大では、昨年41人入部があった中で、退部者はたった4、5人に抑えたということで退部率1割程度という驚異の数字。ボート部の現実を知っているOBの方々からは、これがかなりすごい数字であることはおわかりいただけるのではないでしょうか。10人中1人やめるのと、40人中4人やめるのとではまたちょっと意味が違います。大人数はやはり離脱者多くなりますから。

監督によりますと、退部者を減らすための取り組みとして、D大では「ブラザー・シスター制度」というのがあるそうです。
新入部員1人1人に、上回生が兄、姉として付くようにし、私生活から競技の悩みを相談できるようにするというものだそうです。兄、姉は後輩の面倒は何でも見るということで、こうした疑似的な兄弟関係が、新人のボートの指導だけでなく生活指導や引いては大切な人間関係となり居場所としても精神的なホームになっていく効果があるということです。
部員が発案し、OBが京都の花街に倣って助言したということで、素晴らしい取り組みですね。

ネットでも調べましたら、こういった記事が出ていましたのでご参考に。

舞妓さんは街全体で育てる、京都花街の人材育成

ブラザー・シスター制度とは

私のチームでも、かつて大量退部があった翌年に「トレーナー制」という名前の制度を設け、上記のブラザー・シスター制度に近い、新入生1人に先輩の担当1人が付いて色々教えたり相談に乗るという決まりを作ったりした時期もありました。似たようなことをすでに実践しているチームもあると思いますが、このように同期との関係だけでなく先輩が親身に関わる体制を作ることが、私自身の経験からも退部者激減には有効であると感じていますね。せっかく合宿生活なのですから、最大限そのメリットを生かすことです。

また、私自身コーチとして関わっていたときは、部員減が底をついたのち、自分の担当する男子に関してはほぼ一人も退部者を出さないような取り組みをしていました。その内容は前々回に書いたとおりのものですが、新人クルー担当にはボートに詳しい上級生を必ずつけ、自分の練習を犠牲にしてでも一生懸命1年の練習を見てあげるというのがありました。意識が高い上級生は、部内トップの上級生だけでの練習を優先させがちですが、そういう上級生こそその高いボート意識は後輩やチームに役立てるべきです。これにより、ボートが好きな意識が高い後輩が増えるので、同期に対してもその後の未来の後輩に対しても、抜群の相乗効果があるのです。

そのほかには、とにかく地道に毎回話をしてコミュニケーションを絶やさないことにあります。ボートに興味がわく、ボート競技やボート部のことを色々と知る、目標がはっきりする、親しく話せる関係をつくる。特には、相手の話を聞いてあげることですね。何でも些細なことを聞いてくれる存在がいるという環境を、人は簡単には捨てないようになります。こうしたことで、悩みに答える引き出しを増やしていけば、ボートに対するモチベーションを高めてあげることができるのです。




3.ボートチームは家族
野球やサッカーもメジャースポーツとはいえ、やめる人は多いですよね。メジャー競技とボート競技の差別化策としては、ボートはたくさん入部させるのにやめる人が少なく、結束が強い。まるで家族のようだ、チームの強い結束を感じる、となるようにするべきです。

私にとって印象的なキーワードがあります。2016年、FISA(国際ボート連盟)が五輪種目削減の危機に際し発表したマット・スミス事務局長の声明文における言葉です。
「世界で一つのロウイング・ファミリーが今、為すべきことは、“自国の利益”は横に置いておいて、ロウイングのグローバルな将来のために最善の決断を下すことである。私たちの決断は、IOC の決断に対する私たちの回答となるわけであるが、それは 2017年2月の FISA 臨時総会で私たちの NF 代表者によって為される。確固とした、魅力的かつ持続可能なオリンピック・プログラムを、私たちは 2 月の臨時総会で確立しなければならない。それは、私たち全員が愛好するロウイングの健全な将来を確約する以外の何物でもない。」
参考資料「IOC “Olympic Agenda 2020”に沿ったオリンピック・ロウイングのプログラムと FISA のアプローチ」

結果として翌年の臨時総会において、東京五輪ではLM4-がW4-に変更という形に決着したわけですが、この「ロウイング・ファミリー」という言葉ですね。これだ!というとても強い印象を受ける言葉です。FISA自身がファミリーと表現しているように、Rowing界はファミリーではないかと。ボート競技では合宿生活が多いという理由もありますが、生活も同じ、食事も同じ、練習も同じ、目標も悩みも課題も同じ、ということでRowingには家族のような絆が得られるというか育むことのできる最大のメリットがあります。

こんなに、家族のようにチームとして人と深く関われる競技がほかにあるでしょうか。
先の「ブラザー・シスター制度」とも関連しますが、ボート部の家族のようなつながりは、多くの人がボートに価値を置いていることの大きな要素ではないでしょうか。
それだけではありません。ほかのチームも、ボートに関わっているということで家族のように親しみを覚えることができ、共通の認識や言葉を持ち、さらには国が違ってもボートをやっているといえばすぐに仲良くなれるという話もよく聞きます。世界のボートが、みな大きな家族なのです。
家族の絆を作るために、色々となすべきこと、果たすべき役割や責任もあります。あなたは家族の一員だ、とメンバーを認める気持ちがまず大切ですよね。

でも家族ってまた、利害や利益を越えたつながりでもあります。損得勘定で動くものじゃない、そこにはやはり愛情や無償のつながりがあると思うのです。「ボートは金にならない」とか「ボートはマイナーで利益がないから嫌だ」とあからさまに言う人は、金になる競技を選んでほしい。金とは違う大きな生きがいと喜びをボートには感じるのです。それは、人です。
だから私は人を増やし、人を離れさせないことがボートのめざす道だと思うわけです。そして、人とともに自らもお互いに成長していく。

「家族のような、一生の仲間ができる」
これを、大きな新勧売り文句にしていただけたらと思います。新入生にはすぐにはピンとこないかもしれませんが、それがRowingの競技アイデンティティーの大きな一つだと。だって、私がいうように、一度ボートチームに入ったら、現役引退しても一生OBとして関わってもらうんですからね(笑)。OBは兄であり姉であり、そして現役チームの親ですよ。若い人の力になり支えになり、ときに相談の相手としてアドバイスを送り、精一杯輝き今までよりも大きくなるための、自立のための、サポートに徹するのです。
ですから、現役からもOBをしっかり知ってもらい、絆を作ってほしいものだと思います。OBは現役のピンチには助け、優勝したりイベントやお祝いには駆けつける。遠方からでも見守ってあげる。そんなつながりはとても素晴らしいものではないでしょうか。

Rowingファミリー実現のため、日本ボートはその強い絆を築くにあたってさまざまな工夫と試みが必要でしょう。
しかし、そんな家族のようなつながり、本当に貴重だと思いませんか?ボートの話題で、ボートに関わることで、お互いの距離が近く親しく、そして共通の目標も持つことができる。生きがいを与えられる。そんな競技をめざしていきましょう。そうなれば、退部とか離脱とか、そんな問題は一気に吹っ飛びますよ!

ちなみに、「ボートは家族」ということを調べていましたら(ロウイングファミリーの言葉が載ったFISAの記事を探していたら)、このような本当の家族がチームを組んでいる記事もありました。家族でエイト!?
世界トップのスピード追求をする国際競技の話題もいいですが、こんな記事もたくさんあると色々刺激になりますね。

World Rowing 2017年3月記事 The family team, the rowing team








素晴らしき、ボートのつながりを!
魅力的なチーム作りと離脱者をなくすためには、多くの苦労もありますが、実現可能な未来でもあります。人が離れていかないよう、強い引力でチームメンバーを、家族をつなぎとめるのです。
いつまでも関わり続けてもらう、ワクワクした空間を作り続けていきましょう!

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個人ブログを開始して、5年が経ちました。
ここまで来ると、よく続いてきたなあ・・・という感慨も少しずつ出てきます。

過去5年間のこれまでの記事もすべて掲載したインデックスをまたカテゴリー別にしてまとめました。
今年は暮れではなく早めに更新させていただきました。年末はほとんど休みがなさそうなので早めに・・・という感じです。
400を超える記事数になってきたので、かなり過去記事が増えてまいりましたが、さまざまなRowing情報、ブログ記事をカテゴリー別に分けることで、得たい情報を探すためにご活用ください。

当ブログはボートに関する色々な情報や話題を提供しようと努めております。私個人の関心や興味に即して、個人ブログですから楽しんで書きたいのですが、ボート界での需要というか「こんな情報発信があればいいな」という内容を載せることも意識はしています。そして基本スタンスとしてボートの魅力をさまざまな表現でお伝えしつつ、全国の日本ボートを応援したいポジティブな考えでおります。

この機会にまた、ボートについて知ったり考えたりすることへ少しでも役立てることができれば幸いです。私の考えや発信した情報自体が大事なのではなくて、皆さん自身が読んでくださったときに考えたこと感じたことこそが大切だと思っています。
なお、世界のRowing情報やオリンピック関連の記事、インカレ情報その他、以前のコーチブログの記事も役立ちそうなものはこれまでと同様に載せておきます。こちらもいくつか整理し直しています。







カテゴリー別のインデックス2018



2020東京オリンピックに向けて
日本ボートによる世界への挑戦の歴史と、日本ボートへの提言


2014年以前の記事
「東京オリンピック!」
「東京オリンピック!2」
「JAPANエイト、バルセロナの挑戦」
「アトランタ、風と共に去りぬ」
「シドニー!風の歌を聴け 前篇」
「シドニー!風の歌を聴け 後篇」
「世界選手権2000 舞台裏」
「シドニー以降、ロンドンまで。そして東京へ!」
「日本ボートのゆくえ」

2015年記事
「日本ボートのゆくえ②」
「ユニバーシアードU23日本代表、LM4-&LW2X金メダル!」
「ユニバーシアードU23日本代表、LM2X銅メダル!」
「U23世界選手権、日本は決勝3クルー」

2016年記事
「日本ボートのゆくえ 2016」
「日本ボートの巨星」
「日本代表PVがほしい!」
「Japan Rowingの情報を発信し、日本全体で共有する」
「オリンピックの軽量級種目問題」
「東京五輪へ向けて。軽量級の種目改正問題と、重量級のチャレンジについて」
「東京五輪にふさわしい会場とは」
「日本ボート協会は、本当にボートに本気なのか?」
「日本のボートが強くなってほしいという思い」
「日本ボートが勝つには」

2017年記事
「日本ボートのゆくえ 2017」
「ボート競技、五輪種目変更!① 日本ボートも戦略修正の必要あり」
「ボート競技、五輪種目変更!② 女子にとって大きなチャンス」
「2017ワールドカップ第2戦、ポズナンから始まる序章!」  世界のRowing情報もあり
「JAPANコックス選考!」
「2017ワールドカップ第3戦、ルツェルンでの戦い」 世界のRowing情報もあり
「2017U23世界選手権、ボートシーズン真っ盛り」

2018年記事
「日本ボートのゆくえ 2018」
「2018日本代表の最終選考はじまる」
「怒濤の3月①~日本代表最終選考」
「2018世界シーズンに向けて」
「2018ワールドカップ第3戦、ルツェルンでの戦い」
「ルツェルンの流星たち」
「負け続けて悔しくないの!?」
「U23世界選手権と、全日本選手権の日程変更案」
「日本ボートの情報発信」
「世界ジュニア選手権、躍動する若い星たち」
「アジア版オリンピック、アジア大会2018」
「速報、2018世界選手権」
「荒ぶるヘッドレース!ヘッドオブアラを攻略せよ」
「ヘッドレースから世界へ」






世界のRowing情報

2014年以前の記事
「最強デンマーク列伝」
「デンマークコーチ、インタビュー!」
「脅威!NZL、オールブラックス」
「金メダリストたちの戦い」
「シドニー!特別篇~海外Rowingへのいざない」
「シドニー!特別篇~海外Rowingへのいざない②」
「2014世界選手権レビュー①~オープン種目・前編」
「2014世界選手権レビュー②~オープン種目・後編」
「2014世界選手権レビュー③~軽量級種目・前編」
「2014世界選手権レビュー④~軽量級種目・後編」

2015年記事
「ヘンリーレガッタ観戦記」
「2015世界選手権レビュー①~オープン種目・前編」(M1X、M2X、M2-、M4-)
「2015世界選手権レビュー②~オープン種目・後編」(M8+、W2X、W8+、W1X)
「2015世界選手権レビュー③~軽量級種目・前編」(LM2X)
「2015世界選手権レビュー④~軽量級種目・後編」(LM4-、LW2X)
「2015世界選手権レビュー⑤~総括」
「伝説のフランスLM4-」

2016年記事
「イギリスM8+クルーの出身大学について」

2017年記事
世界のコックスシリーズ
「コックス技術論⑳~世界のコックス」 ブライアン・プライス(加)&メアリー・ホイップル(米)
「世界のコックス Part2」 フェラン・ヒル(英)&ケイトリン・スナイダー(米)
「世界のコックス Part3」 マルティン・ザウアー(独)&カレブ・シェパード(NZ)

「世界最高のローイングクラブ、Leander Club」
「キウイペアのエルゴキング、引退!」
「2017HRR、ヘンリーロイヤルレガッタ開幕!」
「華麗なる、東欧Rowing①」
「華麗なる、東欧Rowing②」
「華麗なる、東欧Rowing③」

世界選手権、詳報と考察
「2017世界選手権プレビュー~前編」
「2017世界選手権プレビュー~後編」
「2017世界選手権、戦いの真っ只中」
「2017世界選手権レビュー~前編」 (M1X、M2X、M4X、M2+、M2-、M4-、M8+)
「2017世界選手権レビュー~中編」(W1X、W2X、W4X、W2-、W4-、W8+)
「2017世界選手権レビュー~後編」 (LM1X、LM2X、LM4X、LW1X、LW2X、LW4X)

「史上最強の軽量級漕手、引退!」

2018年記事
「怒濤の3月④~The Boat Race 2018」
「オーストラリア、豪の者たち」
「ワールドカップ第2戦はじまる」






2016リオ五輪特集、日本の挑戦と世界Rowingの現在

2016年記事
「日本代表、LM2XとLW2Xがリオ五輪出場枠獲得!プラス、今後の展望」
「オリンピック最終予選!日本代表LM4-、勝負の行方は?」
「LM4-最終予選、1日目予選レースは2着」
「LM4-最終予選、日本は僅差で決勝へ」
「オリンピック最終予選、その他の種目についての見どころ」
「LM4-最終予選敗退、日本ボートの現実」
リオオリンピック直前特集シリーズ
「リオオリンピック直前特集①~各種目展望(M1X、W1X、M2X、W2X)」
「リオオリンピック直前特集②~M2-、W2-、M4-」
「リオオリンピック直前特集③~M4X、W4X」
「リオオリンピック直前特集④~M8+、W8+」
「リオオリンピック直前特集⑤~LM2X、LW2X、LM4-」

「リオオリンピックはじまる」
「リオオリンピック、勝負どころ」
「リオオリンピックが終わり、そしてまた次へ」






2016インカレ特集、2016全日本特集
2016年記事
~全国のボートチーム紹介シリーズ~
「2016インカレ特集~各チーム紹介」
「2016全日本特集~各チーム紹介」






2017インカレ特集、2017全日本特集
2017年記事
「2017インカレ特集~各種目展望」
~全国のボートチーム紹介シリーズ~
「2017インカレ特集~各チーム紹介」
「2017全日本特集~各チーム紹介」






2018インカレ特集、2018全日本特集
2018年記事
「2018インカレ特集~各種目展望①M1X、M2X、M2-、M2+」
「2018インカレ特集~各種目展望②M4X、M4-、M4+、M8+」
「2018インカレ特集~各種目展望③W1X、W2X、W2-、W4+、W4X+」
「2018インカレ特集~各チーム紹介」
「2018全日本特集~各種目展望①W1X、W2X、W2-、W4X、W8+」
「2018全日本特集~各種目展望②M1X、M2X、M2-、M2+」
「2018全日本特集~各種目展望③M4X、M4-」
「2018全日本特集~各種目展望④M4+、M8+」
「2018全日本が終わって」  ※「2018年度大会振り返り」のカテゴリーにも掲載しています






インカレの考察

2014年以前の記事
※インカレ・全日本の考察では種目ごとに参考タイムを載せていますが、2014年現在、記事を書いた当時より優勝基準タイムが上がってきています。2014年インデックスに載せたインカレ講義シリーズは、2015年更新したインカレ記事があるので省きました。
「インカレ」
「インカレへの戦略」
「インカレ、未経験旋風!」 2014インカレのレポート
「インカレ、運営の課題」 2014インカレの運営を考える

2015年記事
「インカレ、未経験旋風!パート2」 2015インカレのレポート
「インカレ、運営の課題 パート2」 2015インカレの運営を考える
「統計と記録から考えるインカレ~前編」
「統計と記録から考えるインカレ~後編」 (インカレ全種目別の解説つき)
「統計と記録から考えるインカレ~番外編」

2016年記事
「2016インカレ動画 ライブ・見逃し」
「インカレ、未経験旋風!パート3」 2016インカレのレポート
「2016インカレレビュー決勝編①~M1X、M2X、M2-、M2+」 2016インカレの種目別レポート
「2016インカレレビュー決勝編②~M4X、M4-、M4+、M8+」 2016インカレの種目別レポート
「2016インカレレビュー決勝編③~W1X、W2X、W2-、W4X+」 2016インカレの種目別レポート
「2016インカレレビュー順位決定編~男女12種目」 2016インカレの種目別レポート

2017年記事
「2017インカレ講義~歴史に学び、インカレ12種目&オッ盾を研究する」
「インカレ、経験者旋風!」

2018年記事
「2018インカレ講義~歴史に学び、インカレ12種目&オッ盾を研究する」
「インカレに吹く風、2018インカレ振り返り」
「2018インカレレビュー決勝編①~M1X、M2X、M2-、M2+」
「2018インカレレビュー決勝編②~M4X、M4-、M4+、M8+」
「2018インカレレビュー決勝編③~W1X、W2X、W2-、W4+、W4X+」
「2018インカレレビュー順位決定編①~男子8種目」
「2018インカレレビュー順位決定編②~女子5種目」






全日本選手権の考察

2011年の記事
「全日本講義…はじめに」
「全日本講義…M1×」
「全日本講義…M2×」
「全日本講義…M2-」
「全日本講義…M2+」
「全日本講義…M4×」
「全日本講義…M4-」
「全日本講義…M4+」
「全日本講義…M8+」
「全日本講義…W1×」
「全日本講義…W2×」
「全日本講義…W2-」
「全日本講義…W4×+」
「全日本講義…W8+」
「全日本講義…終わりに」






大学・社会人、ブレードカラーの一覧表

「全国のブレードカラー一覧」

※こちらは一覧表未完成のため呼びかけの記事です。情報ください!→「ブレード・創部年度が分からなかった大学について、教えてください」






高校ブレードカラーの一覧表
「高校ブレードカラー一覧」






高校ボートの記事
2017~2018年記事
~全国の高校ボート部紹介シリーズ~
「高校ボート部特集①~北海道・東北編」
「高校ボート部特集②~関東編」
「高校ボート部特集③~北信越・東海編」
「高校ボート部特集④~近畿編」
「高校ボート部特集⑤~中国編」
「高校ボート部特集⑥~四国編」
「高校ボート部特集⑦~九州編」

「怒濤の3月②~2018全国高校選抜ボート」






日本ボートの普及(新勧の観点もふまえて)

2014年記事
「ボート競技、大学や高校における普及への道」
「普及・強化はボート界全体の命題」
「国立大と私立大の復活」
「続・国立大と私立大の復活」

2015年記事
「ボート普及における他競技との比較①」
「ボート普及における他競技との比較②」






新人勧誘、新人指導・育成について

2014年記事
「新勧必勝法①」
「新勧必勝法②」
「新勧必勝法③」
「ボート未経験者を育てる」
「強くなりたいボート初心者へ①」
「強くなりたいボート初心者へ②」
「体力を、エルゴにつなげる!」

2015年記事
「新人レクチャー」
「新人教育について」
「楽しく!厳しく!指導する」
新勧プロジェクトシリーズ
「新勧プロジェクト①~新勧とマネジメントのスタートは秋から」
「新勧プロジェクト②~チーム設計のシミュレーション」
「新勧プロジェクト③~新勧はチームにとって最重要の事業」
「新勧プロジェクト④~新勧の意義」
「新勧プロジェクト⑤~新勧戦略」
「新勧プロジェクト⑥~理想のチーム作り」
「新勧プロジェクト⑦~新勧の流れ」
「新勧プロジェクト⑧~入部を決める要因」
「新勧プロジェクト⑨~コミュニケーション力アップ!」
「新勧プロジェクト⑩~PV研究」

2016年記事
「新勧から広げる協力体制」
「新勧を元気にする一言シリーズ①」
「新勧を元気にする一言シリーズ②」
「新勧を元気にする一言シリーズ③」
「新勧を元気にする一言シリーズ④」
「新勧を元気にする一言シリーズ⑤」
「新勧を元気にする一言シリーズ⑥」
「新勧を元気にする一言シリーズ⑦」
「新人レクチャー~選手もマネージャーも勝つための育成」(2016年版)
「新人教育について」(2016年版)
「楽しく!厳しく!指導する」(2016年版)
「新入部員がたくさん入ったら」

2017年記事
「新勧の季節」
「新勧プロジェクトと強化プロジェクトを両立する」

2018年記事
「新勧への準備、本格化!」
「新入部員がたくさん入ったら 2018」
「Rowingの魅力発信。退部率の激減に挑む!」






大学ボート部のマネジメント

2014年以前の記事
「マネージャー論① もしドラ・パート1」
「マネージャー論② もしドラ・パート2」
「マネージャー論③ マネジメントについて」
「マネージャー論④ マネージャーの仕事」
「マネージャー論⑤ スタッフ」
「G・T・T~ガクレン・タイム・トライアル」
「How to ビデオ撮り①」
「How to ビデオ撮り②」
「ホームページやSNSでの広報・PR活動」
「チームカラーとブレードカラー、ボート部の歴史」

2015年記事
「Rowing経済学」
「NRM三大学レガッタ、間近!~対校戦の意義」
「年間戦略のはじまり」
「リーダーシップと人間性」
「冬をこえて、逆境をこえる」
「Rowing組織の運営モデル①~前編」
「Rowing組織の運営モデル②~後編」

2016年記事
「チームカラーとブレードカラー、ボート部の歴史」(2016年版)

2018年記事
「大学ボート、新たな輝き」
「冬をこえて、逆境をこえる2018」






エルゴ記録について(マシンローイング大会に向けた情報)

2015年記事
「めざせ、エルゴベスト!」
「めざせ、エルゴベスト!2」
「めざせ、エルゴベスト!3」

2016年記事
「2016マシンローイング大会 運営編」
「2016マシンローイング大会 記録編①」
「2016マシンローイング大会 記録編②」
「エルゴやボートに関する貴重な資料」
「エルゴとボート、体格と筋トレの話」
「エルゴの季節」
「エルゴ7分の壁、8分の壁~前編」
「エルゴ7分の壁、8分の壁~後編」
「瀬田からの風、大会運営の極意を学ぶ」

2018年記事
「エルゴ記録、世界標準をめざす」






強化のヒント

2015年記事
「タイムは絶対の指標だが、数字を信用しすぎてはいけない」
「勝負はコンスタント」
「選手選考について」

2016年記事
「シーズン序盤戦、大事な3点について」

2017年記事
「クルー編成論~人を活かす磁場をつくるための、人事とポジション考察」一部修正した2018年記事です
「ボート競技におけるタイムの考察①~タイムマネジメント」
「ボート競技におけるタイムの考察②~タイムの世界基準、日本基準」






Rowing技術

2014年以前の記事
「フォーム考察」
「フォーム考察(2)」
「シートの役割」
「コックス論」
コックス技術論シリーズ
「コックス技術論①~コックスの存在意義」
「コックス技術論②~コックスとしての心構え」
「コックス技術論③~コックスの基本」
「コックス技術論④~舵」
「コックス技術論⑤~目のパフォーマンス」
「コックス技術論⑥~艇を感じる(揺れをコントロールする)」
「コックス技術論⑦~艇を感じる(スピードをコントロールする)」
「コックス技術論⑧~情報」
「コックス技術論⑨~安全管理」
「コックス技術論⑩~艇の操作」
「コックス技術論⑪~クルーマネジメント(PDCAサイクル、練習効率アップ)」
「コックス技術論⑫~クルーマネジメント(テクニカル・コーディネーター)」
「コックス技術論⑬~リギング」
「コックス技術論⑭~声」
「コックス技術論⑮~コール」
「コックス技術論⑯~コックス・メンタル」
「コックス技術論⑰~レース、戦術」
「コックス技術論⑱~パワー・オーケストラ」
「コックス技術論⑲~リーダーシップと人間性」
「コックス技術論⑳~世界のコックス」

2015年記事
「Rowing技術①~フォームの極意・キャッチポジション」
「Rowing技術②~クルーボートで艇を動かす」
「野球選手とRowing選手にみる回転フォーム」

2016年記事
漕手技術論シリーズ
「漕手技術についての予告編」
「漕手技術論①~漕手の存在意義」
「漕手技術論②~漕手としての心構え」
「漕手技術論③~漕手の基本」
「漕手技術論④~艇を動かす原理」
「漕手技術論⑤~技術の基本を考える」
「漕手技術論⑥~座り方・前編」
「漕手技術論⑦~座り方・後編」
「漕手技術論⑧~グリップ・前編」
「漕手技術論⑨~グリップ・後編」
「漕手技術論⑩~ローイング・マッスル」
「漕手技術論⑪~感覚論」
「漕手技術論⑫~体重論」
「漕手技術論⑬~体重と重心、リカバリーとキャッチの技術」
「漕手技術論⑭~体重と重心、ドライブとフィニッシュの技術」
「漕手技術論⑮~スピードの追求」
「漕手技術論⑯~ボート競技の上手い下手とは」
「漕手技術論⑰~悪い癖への対処法」
「漕手技術論⑱~知っておくと便利なボート知識、技術のコツ」






2014年度大会(インカレ以外)についての振り返り
2014年記事
「お花見レガッタ、近し!①」(各大会規模の情報)
「お花見レガッタ、近し!②」(お花見の展望や予想)
「ボートシーズン、本番!」
「軽量級~よりよい競争へ」
「全日本選手権が終わって」
「全日本選手権、情報発信と共有について」
「全日本新人の優勝」






2015年度大会(インカレ以外)についての振り返り
2015年記事
「熱戦!2015NRMレポート」
「2015軽量級~暑い夏へ」
「2015全日本選手権が終わって」
「2015全日本新人が終わって」






2016年度大会(インカレ以外)についての振り返り
2016年記事
「お花見レガッタ、2016シーズンの序章」
「ボートを通じた成長と出会い、2016NRM三大学レガッタ!」
「2016全日本が終わって」






2017年度大会(インカレ以外)についての展望と振り返り
2017年記事
「2017お花見レガッタ、近し!」
「2017朝日レガッタ特集~各種目展望」
「2017軽量級特集~各種目展望」
「2017東日本選手権特集~各種目展望」
「2017全日本が終わって」






2018年度大会(インカレ以外)についての展望と振り返り
2018年記事
「怒濤の3月③~2018お花見レガッタ」
「2018朝日レガッタ特集~各種目展望」
「対校戦シリーズ、続々と。春のレガッタ詳報①」
「対校戦シリーズ、続々と。春のレガッタ詳報②」
「2018軽量級&ジャパンカップ特集~各種目展望」
「2018東日本選手権特集~各種目展望」
「2018全日本が終わって」
「2018全日本新人選手権はじまる」  優勝クルーの一覧表つき
「来年の2019全日本に向けて」






モチベーションアップ記事!

※現役、OBへ。ボートを続けることの目的や意味を考え、ボートと向き合う。セルフモチベートをする
2015年記事
「ボート競技の誇り、自らの誇り」
「あなたの行動が、世界を変える」
「全員がボートに全力なチーム」
「プロフェッショナル・マネージャー」
「みんなのために」
「素晴らしいOBになる」

2018年記事
「熱い思いのあふれた文章や言葉が、Rowingを動かし発展させる」






大会ギャラリー、写真でボートを語る

2014年以前の記事
「日立明ギャラリー」(ギャラリーシリーズの元ネタ・2010年のNRM)
「2014インカレギャラリー」
「2014全日本ギャラリー」
「2014全日本新人ギャラリー」
「番外編・2014東日本新人ギャラリー」

2015年記事
「2015インカレギャラリー」
「2015全日本ギャラリー」
「2015全日本新人ギャラリー」
「番外編・2015東日本新人ギャラリー」






ボート選手紹介記事
2015年記事
「アスリートインタビュー!~FILE-01」 R大・H木選手
「アスリートインタビュー!~FILE-02」 R大・N田選手
「アスリートインタビュー!~FILE-03」 R大・A藤選手
「アスリートインタビュー!~FILE-04」 R大・K又選手
「アスリートインタビュー!~FILE-05」 R大・Y田選手
「アスリートインタビュー!~FILE-06」 R大・Y山選手
「アスリートインタビュー!~FILE-07」 R大・T橋選手
「アスリートインタビュー!~FILE-08」 R大・S原選手
「アスリートインタビュー!~FILE-09 SPECIAL EDITION」 R大・S藤コーチ
2017年記事
「アスリートインタビュー!~FILE-10」  〇TT東日本・S々野選手

2018年記事
「監督インタビュー!~FILE-01」
「2018NOVEMBER、RISING STARS!!~前編」
「2018NOVEMBER、RISING STARS!!~後編」






Rowingブログ・サイトの紹介、Rowing情報の紹介、Rowing動画の紹介

2014年以前の記事
「情熱のスポーツ」
「ボートの知識を身につける①」
「ボートの知識を身につける②」
「ボートの知識を身につける③」

2015年記事
「ボート選手やボートコーチにおすすめの情報」

2016年記事
「ボートコーチやボート選手におすすめの情報 その2」
「緊急告知!第60回NRM三大学レガッタ プロモーション」
「緊急告知 Part2!大学ボート部プロモーション」

2017年記事
「おすすめのRowing動画、参考動画」






エルゴやトレーニングでおすすめの音楽

2014年記事
「エルゴで聴きたい曲とは?」
「エルゴでおすすめの曲シリーズ①」
「エルゴでおすすめの曲シリーズ②」
「エルゴでおすすめの曲シリーズ③」
「エルゴでおすすめの曲シリーズ④」
「エルゴでおすすめの曲シリーズ⑤」
「エルゴでおすすめの曲シリーズ⑥」
「エルゴでおすすめの曲シリーズ⑦」

2015年記事
「2015年版 エルゴで聴きたい曲とは?」
「エルゴでおすすめの曲シリーズ⑧」
「エルゴでおすすめの曲シリーズ⑨」
「エルゴでおすすめの曲シリーズ⑩」

2017年記事
「エルゴでおすすめの曲シリーズ⑪ 2017版」






その他の記事

2014年記事
「続・はじめに」
「戦略的思考のすすめ①」
「戦略的思考のすすめ②」
「1万回アクセス突破記念?」

2015年記事
「集団と個人についての問題を考える」

2016年記事
「地震について」
「新・ブログについて」
「コーチの志」

2017年記事
「10万回アクセス突破記念!」

2018年記事
「20万回アクセス突破記念!









以上です。重複分や完全に再掲載の記事については除いています。
加筆修正した記事は掲載しています。
前ブログの記事も今までどおりいくつか入れております。だいぶ長くなりましたね。

現ブログではこれまで5年間で記事数は約430件ほどとなります。年間約90件弱のペースです。
2018年は昨年と同様、レース展望やレース回顧とくにインカレと全日本の大会に関する記事をたくさん書いたと思います。また、東京五輪も近づいてきて、日本代表関連もかなり多くなりました。代表にはなぜか厳しく書いてしまうのですが、そのぶん期待の大きさだと思い、世界トップをめざすためにできるだけ世界目線を持てるようにしていければと思います。私などまだまだ甘いと思いますが・・・。
技術関連の考察や純粋なボートそのものの情報は少なかったかもしれませんね。まあ、けっこう忙しい中でじっくり腰を据えて考察する記事を書くのは難しかったり、今年もあまり戸田に行けなかったのでネット情報を収集してまとめる記事に頼りました。
しかしこのブログは相変わらずいつまで続くかは分かりませんので、気楽に読んで頂けたらありがたく思います。

ブログ自体は、色んなボートの話題にふれていますので、ご自身の興味や関心に即してお読みください。
ボート写真を見るのが好きな人は大会ギャラリー、写真でボートを語るカテゴリー、PVが好きな人は「新勧プロジェクト⑩~PV研究」、音楽が好きならエルゴやトレーニングでおすすめの音楽カテゴリーなど、色々ご用意しています。


しかし、例えば大学ボート部のマネジメントカテゴリーについては、単純にマネージャー向けではなく、ボート部のリーダーから下級生に至るまでボート部に関わる人すべてに考えてほしい内容だったりします。
同じように、多くの記事でさまざまな人が読んでも何かのヒントになるように書いているつもりです。Rowing技術カテゴリーの「コックス技術論」は漕手にも、そして「漕手技術論」などはCOXにも理解していただき、楽しめる内容も意識しています。
世界Rowingが好きな方は世界選手権シリーズ、日本全国のボート事情を知りたい方は2018インカレ特集、2018全日本特集高校ボート部特集シリーズなどがおすすめです。

個々の選手やボートマンに関心があるなら、ボート選手紹介記事やインカレレビューシリーズなどもおすすめです。





いつも当ブログをお読みいただきありがとうございます。
今後とも、ボートの魅力について少しずつお伝えしていきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
この記事は11月上旬に書こうとしましたが、全日本新人の記事を優先したため掲載が遅くなりました。


今年も昨年に続き10月末の開催となった全日本選手権。しかし、来年からは大幅に変わります。昨今の世界戦、つまり国際大会への代表スケジュールの見直しにともない、全日本選手権が秋から春へ、5月開催になるということです。(2019年5月23~26日)

これには、先日(10月)発表があり代表をめざす選手やチームから一部物議を醸しましたが、代表選考スケジュールが変わったことによります。以前から代表のギザビエNSDから全日本の日程について変更の要望があったとも伝えられていました。
選考ステップは、1カ月後の11月24日のヘッドオブARAへ参加し、そして12月1日2000mエルゴの記録提出。ここで上位として選ばれた選手が1月の代表合宿参加資格を得ることができます。この全日本後から約1カ月の間に重要な第一関門が設けられているのは、何とまあ性急なスケジュールでの選考ですね。さらになぜかこの発表が1週間前だったので、一部の選手が抗議の声を上げていたのは皆さんご承知かもしれません。しかしこれでおそらくふるいにかけ、そして代表合宿選出でこの合宿で見極められ最終選考の参加資格を得、3月に最終選考レースが行われます。
(この冬期ナショナルチーム合宿に参加できなくても3月の最終選考には出られると思いますが、合宿を経た選手の方が代表コーチや強化委員会へのアピール度は大きいと思われます)


そして2019年から全日本軽量級がなくなり、全日本ジュニアボート選手権もなくなります。5月の全日本の中で軽量級種目が設けられるということです。(7月発表時点では、LM2XとLW2Xの2種目?)
私の予想では、この全日本の種目としての軽量級はたぶん盛り上がらないでしょう。各クルー優勝のタイトルとレベルの高いレース、そしてチームワークを求めているのであって、M8+や4人乗りをめざすチームが、主力も多い軽量級選手をわざわざ小艇に分けて軽量級種目の優勝を狙うでしょうか。また、M2Xなどでは実質軽量級のクルーが決勝を戦っています。例えば、同じ軽量級クルーであるIリスがM2X、S日鐵S金がLM2Xと出漕が分かれてしまったら、さすがに興ざめですし優勝といっても何か価値と興味が半減してしまいそうです。日本国内だと、さすがに種目増えすぎですよね。M8+とLM8+や、M4XとLM4Xの併設なども、レベルが著しく偏ってしまいそう。かといって、W2-やM2+は出漕が少ないから種目をなくそうみたいなのも私としては反対です。
とはいえ、もう少し大学生や高校生に全日本に出てきてほしいのもあるでしょう。

どうですかね、男子オープン8種目、女子オープン5種目はそのままに、全日本選手権の軽量級は4種目程度をプラスし、LM1X、LM2X、LW1X、LW2Xの男子2種目女子2種目のみとし、どちらかといえば軽量級種目は高校生や大学Bクラス向けのレベル設定とし、若手の登龍門やB級レース的な扱いにするのは。スカル種目のみで、スイープはオープンのみにしかないということにすれば、世界選手権やオリンピック種目との整合性もとれると思うんですよね。そして、参加選手数も増える。ただ、小艇は増えるとレース数もかなり増えますから、エントリーが多すぎないように、エルゴ資格の参加基準は必要かもしれませんね。

(7月の発表段階で意見公募がありましたが、この記事は全日本選手権が代表選考と関わる話として現在のタイミングで書かせていただきました)




とりあえず、そのような形で全日本選手権が変わり、日程としてはもう6カ月後に迫っているわけです。うーん、早いですね。
まあ、私としては最近の記事で伝えたように秋の開催を希望していますが、とりあえず来年としては5月、また各チーム新しいシーズンでの目標設定に大きな影響がありそうです。新種目の発表は早めにしてほしいと、日ボにはお願いしたいですね。


また、日ボに言いたいのは、現状の日本のチームの需要や現状もじゅうぶん掴んでいないといけません。世界大会の動きに合わせるのは必要なことですが、国内チームのレベルアップや意向のサポートをするのも重要な仕事です。全日本が5月下旬の開催であれば、対校戦が終わったばかりの大学チームはそのまま対校エイトを出しやすい状況にあります。例年は軽量級があったために解体しすぐに軽量級クルーを組み直していたのが、4月の対校戦クルーを若干再編するだけでほぼそのまま当てることもできます。1カ月程度で、全日本への仕上げの期間もちょうどいいでしょう。また、社会人チームは主力が代表選考を行う間、春の主要レガッタ、お花見・中日本・朝日などが全日本前哨戦となり、例年以上に最初の実戦となるこのステップレースが重要となります。年明けからもう全日本への戦いは始まっているということで、社会人クルーのモチベーションも高くなるでしょう。問題は、全日本が終わった後、国体もない社会人チームなどはどうすればいいのかまた考えないといけませんが・・・。(国体をめざさない社会人選手は少ないと思いますが)

こうした各チームの意向をつかみ、全日本選手権の運営や参加クルー確保に動いてほしいですね。そして、例えば5月の全日本に向けた年間トレーニング案や、毎年あまり全日本に出ていない地方のチームへの参加要請だとか強化のためのサポートもして、もっと全日本選手権がレベルアップするための施策を考えるべきでしょう。
海外クルーの招待も全日本を盛り上げるための方法の一つで、観客動員、テレビやメディアを巻き込みネット中継も充実、詳しい競技の解説や魅力アピールといった広報面の充実、収益や利益の確保、地域へのアピールと普及。S田RCのマシンローイング近畿のようなアイデア溢れる運営をして、強いクルーや選手にもスポットを当て、面白く人の集まる大会に、日本一の大会にしていかないといけないのではないでしょうか。パラローイングとの併催は、その一つだったと思います。
本来なら、インカレよりも盛り上がらないといけない大会です。内輪だけの国内大会のイメージを取り払い、もっと開かれ一般にも大いにアピールする、ボート競技といえば全日本、というような大会にしていきましょう。
(そうは言っても、全日本出漕の75%前後を占める大学生クルーの中で、シーズン最大の目標を全日本に設定するチームは一握りだと思われます。大学生はやはりインカレを目標にするのです。大学生チームが本気で全日本にチャレンジできる大会にしていかないと、全日本の盛り上がりはやや落ちてしまうと私は考えています。まずは大学、高校の参加数アップですね!)

ボート競技は、まだまだアピール不足!とても魅力的な選手やボートマンがたくさんいます。ぜひ、こうした存在を、世に広くアピールしていくべきですね。そして、もっと物語性や競技自体の奥深さも知ってもらうべきだと思います。
それは、実はこれからますます競争が激しくなる大学、高校、企業、クラブにおける生き残りをかけた広報アピール合戦での目的にもお互い大きなプラスとなるのです。ボート競技の認知度が上がり注目が高まれば、競技の社会的経済的価値も高まるのですから。
まずは、もっと動画や写真なども有効に使うところからですね。


全日本選手権のレベルアップ、参加者数アップ、そしてイメージアップと認知度アップ。
より大きく人気のある大会になって頂きたいと思っています。


2018インカレ特集の記事では、出漕クルーや出漕人数をはじめ、各大学の部員数にもふれるなどチーム規模に注目して紹介をさせて頂きましたね。
「2018インカレ特集~各チーム紹介」

出漕申込人数のランキングはこんな感じでした。

2018インカレ、オッ盾の出漕人数ランキング(エントリー段階)
1位 D大
インカレ男女ほぼフルエントリー、OX盾M8+(2) (14クルー、58人)
2位 K應大
W1X、W2-、W4+、男子フルエントリー、OX盾M8+(2) (13クルー、56人
3位 T大
インカレ男子M2X以外ほぼフルエントリー、OX盾M8+(3) (10クルー、55人)
4位 H橋大
インカレ男女ほぼフルエントリー(W4X+を除く)、OX盾M8+ (13クルー、49人)
4位 S台大
インカレ男女ほぼフルエントリー(W4+を除く)、OX盾M8+ (13クルー、49人)
4位 W大
男子M1XとM4X以外エントリー、女子フルエントリー、OX盾M8+(12クルー、49人)
7位 K戸大
W4+、W4X+、M8+、OX盾M8+(3) (6クルー、46人)
7位 O阪大
男子M4+以外ほぼフルエントリー、女子W1XとW2-以外エントリー(11クルー、46人)
9位 M大
インカレ唯一の男女フルエントリー(13クルー、45人)
9位 R大
インカレM8+以外男女ほぼフルエントリー、OX盾M8+(13クルー、45人)
11位 K都大
男子M4-以外ほぼフルエントリー、女子W1X、W2X、W4X+、OX盾M8+(11クルー、43人)
12位 N古屋大
男子M2XとM2+以外エントリー、女子W2-、W4X+、OX盾M8+(9クルー、41人)
13位 T北大
男子M2+とM4X以外エントリー、女子W1X、W2X、W4X+、OX盾M8+(10クルー、40人)


この13大学が、インカレオッ盾で男女40名以上をエントリーさせています。昨年は40名以上は9大学でした。4チームも40名超えが増えたということです。これはつまり、40名以上の選手(漕手+COX)がいる大学です。

インカレ全種目出漕、私がいたチームでの言い方だとインカレ男女フルエントリーした大学はM大のみ。その前は5チームいましたが、W4+が増えた関係で、従来の12種目よりフルエントリーが難しくなりました。そのぶん、色んな種目からインカレ上位をとるために選択する幅が広がり、大所帯の大学のインカレ戦略がより多様化した2018年だったと言えます。

人数上位のベスト3、D大、K應大、T大はいずれも男子1年の入部が多かったためにOX盾M8+に2、3杯出したことで出漕人数を稼ぐことができました。1年生の入部者数が上位に行くカギとなりますが、そのぶん1年生をしっかり指導できる体制も備えていなくてはいけませんので大変です。
S台大、W大、M大は経験者ばかりでのほぼ男女フルエントリーを実現しており、どの種目も上位に行ける選手層を持っています。W大は中には未経験者もいますが、現在8割以上はセレクションや内部進学の経験者になります。経験者のみで40~50名以上の選手数を抱えるチームも珍しくなくなってきたということで、大学でボートを続ける経験者の数は年々増加している印象を受けます。
また、3割ほどが経験者というのがR大、全体は未経験ばかりだが経験者の一般入部が4~5人くらいはいるというのがH橋大、T大、K都大、N古屋大、T北大といったあたりでしょうか。経験者が安定して入るわけではないので、未経験者の一般新入生を大勢入れる新勧力、スカウト力が生命線となります。
D大を筆頭としてO阪大やK戸大はさらに経験者が少なそうなので、前述の大学をしのぐ新勧の力を持っていると言えます。いま新勧で日本一はD大だと思いますが、こうした関西の大学に新勧という面で学ぶところはたいへん大きく、そしてさらに新勧力を全国で高めていかなければボート競技の未来を明るくすることはできないでしょう。


これ以降はC大(11クルー38人)、N大(9クルー31人)、H政大(9クルー30人)が30人台。C大はこれから女子を、H政大はこれから男子をさらに増やして、W大、S台大、M大の規模に並んでいきそうな予感がします。
さらにN体大(10クルー29人)、T国際大(10クルー29人)、R谷大(8クルー29人)、O阪府大(8クルー29人)と続きます。N体大は大所帯の印象を持って久しく、また40人規模をめざしていくのか。T国際大、R谷大、そして今年は6クルー19人ですが、このあたりのセレクション私大も規模を大きくしたい方針をとりそうな気配を感じます。O阪府大は、O阪大やO阪市大などのように、大きなチームとして目立ってきており、さらに社会人で続ける選手が増えて存在感を増していますね。

さらにT工大(5クルー28人)、K西学院大(5クルー27人)、K西大(6クルー26人)、B衛大(4クルー25人)、G習院大(6クルー22人)、T経大(7クルー20人)まで20人超えチームとして挙げておきましょう。いずれも大規模チームに発展していくのが楽しみな、ワクワクする大学ばかりですね。
以上、今年のインカレ・オッ盾に男女含めて20人以上出漕したのは70大学中26大学でした。
インカレに出漕する大学が前年から4チーム減りましたが、20人以上出漕した大学は4チーム増えました。インカレ挑戦する大学が微減している中で、インカレに出てくることで活性化している大学はむしろ増えてきた、というのが現在の大学ボート界の現状と言えそうです。
もっと裾野を増やし、全国の大学チーム数を増やしていく必要があります。いっそう、チーム間交流や情報の交流を増やし、全国のボート熱を高め巻き込む活動が必要になるでしょう。

そして、ここに載っていない多くの大学チームの中でもっと多くの種目を出したい、強く大きくしたいというチームは、ぜひとも大所帯をめざし、またすでに部員が大勢いるチームは選手数の多い構成にして高いレベルをめざしていったら大学ボートがますます面白くなるなと思います。



それから、昨年は部員数も調べていましたのでここで昨年の記事の一部を掲載します。
K應大
K應義塾高・K應志木高の付属経験者、経験者、一般未経験がひとつのK應カラーにまとまり大規模ボート部を形成しています。数えさせていただきましたが、2017年8月現在部員が4年19人、3年23人、2年21人、1年23人の合計86人。合宿所(艇庫)キャパにもよるが、私大ボート部としては各学年20人前後が私も個人的に理想の人数だと思っています。さらに施設が大きいところは、30人前後いけるかもしれず、このあたりの100名規模が全国に10チームあると大学ボート人口はたいへん多くなると思います。

・・・中略・・・
これらの大学の出漕人数の多さはそのまま部員規模をほぼ表しているが、私大に関しては経験者も多く在籍部員のほとんどがインカレのレースに出漕している反面、国立大やセレクションのほとんどない私大はマネージャー比率も多くなり、大会に出ない部員の割合も増える傾向がある。といっても、セレクション私大もマネージャーの数は多かったりする。
例えば、NRMで見てみます。
N大は選手が1学年あたり8~9人くらいで4学年38人(ほぼ全て男子)、マネージャー約15人の部員50~60人。
M大は選手が1学年あたり10~11人くらいで4学年44人(男子31人女子13人)、マネージャー約25人の部員70人以上。
R大は選手が1学年あたり9~15人くらいで4学年46人(男子32人女子14人)、マネージャー25人の部員71人。1年を含めほとんどの選手がインカレに出ていることがお分かりいただけるのではないでしょうか。
※部員数はNRM三大学レガッタパンフレットより確認。
マネージャーがほとんどおらず、ほとんど部員総出でインカレに出ている大学もあり、それに対し半分ほどしか大会に出ない大学もあり、地方の大学だとコストの面や院試など学業の関係でインカレに出るのは一部の部員というチームももちろんある。

70~80名の部員規模というと多い印象を受けるかもしれませんが、1学年何とか16~20名を頑張って4年間継続することです。やむを得ない途中退部もほぼ確実に出ますので、目標は必ず20名以上に設定するのがおすすめです。



ここで重要なのは、地方大学や国立大によくある部員構成は、勉学がたいへん等さまざまな理由があると思いますが、マネージャーの比率が高くなりがちだという点。
私の意見としては、ボート部はとにかくまず選手を集めることです。マネージャーはチーム運営上絶対に必要なのですが、選手10人に対し、3~5人が適正。逆に、選手10人に対し1人か2人だと少なすぎて、食事、トレーニング補佐、経理、事務や総務、渉外などさまざまなマネージャー業においてかなり負担が集中してしまうでしょう。そういうわけで、私大においては一学年につき男子10人、女子5人、マネージャー5人が黄金比率かなと勝手に思っていまして、さらにプラスαが必要になってくるのがこれからの大学ボートではないかと考えています。なぜこうなるかと言えば、インカレ男子フルエントリーが30人(2~4年全員出漕)、インカレ女子フルエントリーが2018年から15人(2~4年全員出漕)となっておりぎりぎり全員がインカレに出られる人数だからです。怪我や病気などがありうるためぎりぎりはよくないので、プラスαほしいのです。
さらには各学年40名ずつ、150名クラスの超大所帯チームが全国にいくつかあってもいい。これは、他競技でもこのような例があるためです。
※この規模になれば、それこそ艇庫などキャパシティ(収容能力、最大限度)と相談しないといけませんが

そういうわけで、マネージャーが集まりやすい大学や選手をすぐ降りてマネ転向が目立つ大学は、とにかく選手を確保する目標を立てるべきだと考えるわけです。
また、逆に選手ばかりになってサポート体制や情報発信力が弱いセレクション私大などは、もう少し一般勧誘をしてマネジメント体制を強化することも重要でしょう。



たくさん選手を入れる際には、退部させないチーム運営が必要です。これはさんざん過去の記事でも話題にしてきましたが、大事なのはとにかく1人1人を大事にすることです。ただ、ほかにも色々コツがあります。私の考えと経験則ですが、最初の入部時点で、「ボート競技は本当にハード。だからこそ成長できて、ほかにできない経験がたくさんあり、高い目標にチャレンジできる」、こういった一定の覚悟をさせて、中途半端な気持やその場のノリだけで入部させないことが肝心だと考えています。その上で、ボートの知識や魅力をじゅうぶん感じられるように1年目の新人期をハードに乗り越えていってもらいます。

ちなみに男女問わず相当過酷なエルゴトレーニングを課すようになったR大では、ある程度体格のある新人が入ってくれていることもあるのですが、1年目の冬から男子では6分40秒前後を記録するような選手も増えており、こうなると2年目3年目に6分20秒台も期待できますので比較的上位を狙える体力が身についていきます。そしてここが重要ですが、体格の細い選手も早い段階で7分切り、6分50秒も切っていきますので、大学ボートの中で全員で高いレベルをめざす機運も生まれ、ボート競技自体に意欲的に向上心を高めていく、そんなスパイラルがめざせるかもしれません。そうなればいいと思いますが(私はコーチではありませんが)、競技に前向きであればモチベーションは高められ、退部云々の話は出て来なくなりいずれボートにかける競技生活が自己実現の舞台になっていくのです。
ボートで向上したいなら、さまざまな工夫も生まれていきますし、創造的な取り組みを主体的におこなうことができたらまさに大学生活で必要な知・徳・体を得ていくことができるでしょう。
他の大学でも、もっと大所帯で強豪チームではエルゴその他さらに出していると思いますが、さまざまな取り組みを行って、やはり良いチームでは退部も少なくアイデアあふれる競技生活を送っていることでしょう。ハードな練習でしっかりと結果と成果を残した上で。




多くの種目で上位をめざす大所帯チーム。
得意種目で常に存在感が光る中規模チーム。
これだけは負けない一点の小艇でいつも強い小規模ながら精鋭チーム。

いずれをめざすのかは、今この手にかかっています。どんな目標を掲げて、どんな計画と準備を行うか。


ちなみに、高校ボートではやはり顧問先生や外部コーチ・OBコーチの充実にもよると思いますが、中には1学年20~30名規模の大所帯チームもあると聞きます。さまざまな工夫をされてのことだと思いますが、基本はボートクラブの運営、色々な共通点があるかと思いますのでこういったところも学んでいきたいですね。
多くは、大人のサポートが充実しているであろう部分と、中には高校でもマネージャーが大活躍しているチームもあると聞きます。

日本代表はいずれか。うーん、私は日本ボートは世界の中でも比較的競技人口は多い方だと聞きますので、大所帯で多くの種目で活躍できるチームになってほしいなー、と思いますね!

まずは、最初は人を集めるところから。人を増やした上で、今度はお金や物と、情報を集めていけばいいのです。



(人をたくさん集める際には、艇や艇庫の活動キャパ、部費など資金の計算と、物品設備などもよく考えてください。
新勧の具体的な方法は、2日前に更新した前記事も参考にしてみてください)
「新勧プロジェクト 2019」



さて、2019年の新入部員数ランキングと、インカレ出漕人数ランキングはどの大学になるでしょうか?


全国多くのチームで新体制をスタートしたこの時期、春に向けて最も大事な事業が新人を集めることです。
戦力もチーム力も、クラブの力の源になるのはすべて人という代えのきかない資源があってこそです。

そしてボート競技は、仲間とライバルあっての競技。仲間がいるからクルーが組めて、ライバルがいるからレースができるのです。
1人で成り立つスポーツではありません。

そのためにしっかりと新勧を研究し、その意義とノウハウについて学びましょう。
当ブログでは、私個人の経験と考えからさまざまな記事を書いてきましたが、ぜひ参考になる部分はお使いください。実は最も結果が求められる活動になります。私の記事以外にも、実に多くのノウハウがあると思いますので、人を集める研究を進めていってほしいと思います。

そして、よきライバル競技であるアメフト、ラクロスと並び、ボートがカレッジスポーツで最も人を集める競技をめざし、全国の大学生の心技体を高める活動に貢献してほしいですね!




今の時期に来季構想を盤石にして目標を定めしっかりと計画し準備を進め、充実の春を迎えたいもの。
多くのフレッシュな人材を得て、新たな仲間を迎えることで個人としてもチームとしても大きく成長したいですよね。
特に、現状小規模でもエイトやクォドを組みたい!多くのクルーを出して部を大きくしたい!というチームは、この目標と計画によって多くが決まってきます。

冬来りなば、春遠からじ。

ちなみにこの有名な言葉は、イギリスの高名なロマン派詩人、シェリー(1792-1822)の『西風の賦』("Ode to the West Wind", 1819年)からの一節"If Winter comes, can Spring be far behind?"の訳によります。このシェリーはオックスフォード大学に学びルツェルンに渡ったこともあるといいますから何だかRowingとの縁も感じますね。





新たな仲間、部員を獲得するためにガンガン勧誘して(新勧)、ガンガン歓迎し(新歓)、人という一生の財産とボート部を大きくするための戦力を得ていきましょう!

当ブログでは全国の大学、高校、中学、クラブでのボート部勧誘活動を応援しております!
素晴らしいボートの世界にいざない、また自分自身がボート部の営業マンとしてスカウトマンとして、または自分自身の人間力やチーム組織力を高める1年で最も重要な機会として、この期間が勝負となります。

また、今年のインカレ全日本でもあったように、1年経てば新人は早くも部の主力として活躍する選手やマネージャーになっています。H橋大にはインカレM8+準優勝した未経験の2年男子漕手がいます。R大にも2年目でインカレ準優勝や全日本新人優勝とか決勝という選手が以前からたくさんいます。他のチームも同様で、2年目でインカレ優勝や全日本優勝までいます。
そのほか全国で多くの新2年がめざましく成長し輝かしい結果を残しています。高校生なんていきなり2年の夏に全国で優勝や準優勝したりともっとすごいです。3年目、4年目になるとトップ選手にまで到達するのです。

実際にそういう人材がいますので、新入生には必ず素晴らしい人が多くいます。欲しい人材をしっかりと見つけ狙ったら口説き落とすスカウト眼も重要です。そのためには競技の魅力とチーム力や環境だけでなく、自らの人間性と魅力もアピールし、新入生とよい人間関係を築いてください。
最終的に入るかどうかは相手の意志や条件によりますが、そうした人をより多く集めてよい関係を1人1人と築くのは勧誘側の力です。これが新勧力だと思います。


毎回過去記事に頼っていますが(笑)、新勧関連の記事もヒントにしていただきながら、全国で多くのボート仲間を増やしながらボートマンたちが大きく成長していただくことを願っています。

特に2015年の連載記事新勧プロジェクトシリーズ(全10回)がおすすめです。




新人勧誘、新人指導・育成についての記事

2014年記事
「新勧必勝法①」
「新勧必勝法②」
「新勧必勝法③」
「ボート未経験者を育てる」
「強くなりたいボート初心者へ①」
「強くなりたいボート初心者へ②」
「体力を、エルゴにつなげる!」

2015年記事
「新人レクチャー」
「新人教育について」
「楽しく!厳しく!指導する」
新勧プロジェクトシリーズ
「新勧プロジェクト①~新勧とマネジメントのスタートは秋から」
「新勧プロジェクト②~チーム設計のシミュレーション」
「新勧プロジェクト③~新勧はチームにとって最重要の事業」
「新勧プロジェクト④~新勧の意義」
「新勧プロジェクト⑤~新勧戦略」
「新勧プロジェクト⑥~理想のチーム作り」
「新勧プロジェクト⑦~新勧の流れ」
「新勧プロジェクト⑧~入部を決める要因」
「新勧プロジェクト⑨~コミュニケーション力アップ!」
「新勧プロジェクト⑩~PV研究」

2016年記事
「新勧から広げる協力体制」
「新勧を元気にする一言シリーズ①」
「新勧を元気にする一言シリーズ②」
「新勧を元気にする一言シリーズ③」
「新勧を元気にする一言シリーズ④」
「新勧を元気にする一言シリーズ⑤」
「新勧を元気にする一言シリーズ⑥」
「新勧を元気にする一言シリーズ⑦」
「新人レクチャー~選手もマネージャーも勝つための育成」(2016年版)
「新人教育について」(2016年版)
「楽しく!厳しく!指導する」(2016年版)
「新入部員がたくさん入ったら」

2017年記事
「新勧の季節」
「新勧プロジェクトと強化プロジェクトを両立する」

2018年記事
「新勧への準備、本格化!」
「新入部員がたくさん入ったら 2018」
「Rowingの魅力発信。退部率の激減に挑む!」