fc2ブログ
さて、Rowingユニフォーム特集をお届けしてまいりましたが、最後に紹介するのは皆さんだいたい予想どおりか?全日本・インカレが近いということで、やはり社会人チームのユニフォームも見ていって最終回の締めくくりにしたいと思います。調べられるかな・・・。
おもな社会人チームということでご了承ください。そして基本的には調べられる範囲で色々コメント付け足していく内容ですので、ご了承ください。



Rowingユニフォーム各チーム編
社会人チーム




≪東北、北関東≫
アイリスオーヤマ
まずは宮城県仙台市に本社を置く生活用品の企画・製造・販売の会社、アイリスオーヤマから。コーポレートカラーはアイリスレッド、赤ですね。というわけでロースーは基本赤ですね。
アイリスチームは意外ですが、たぶん毎年か2年ごとくらいで頻繁にロースーを作っているんですよね。長い間、3~4人くらいの少人数チームなのに。S田選手、O元選手、どちらかがロースー作るの好きなのではないでしょうか。
アイリス 2008全日本
初期のロースーはシンプルな全身赤でサイドに白ライン、グレーなどでした。
2003年創部で最初に入ったのはI本選手、そして2005年S田選手加入、2007年にO元選手加入で2007年全日本ではM2X優勝し、アイリスオーヤマM2Xの無敵伝説が始まります。写真は2008年全日本M2X2連覇の時のロースー。上が赤、下が黒でサイドに白だけでなく青も珍しく入れています。


アイリス 2009軽量級
アイリスの選手第1号にして五輪出場4回のI本選手。2009全日本軽量級LW1X優勝。
このロースーもシンプルですね!


アイリス 2010全日本
2010年全日本M2X、4連覇。デザインにもちょっと変化をつけてきましたね。


アイリス 2016全日本
2016年全日本、こちらもシンプルですが、赤白黒のマイナーチェンジは続いていきます。この年は全身赤でサイドのみ白黒ですね。この年で引退されるS田選手と、O元選手とのラストレース。積み重ねた全日本M2Xの優勝9回。


アイリス 2018全日本
2017年からはO元選手と、NTTより移籍されたN村選手とのコンビとなります。
2017年写真がないのでこちらは2018年全日本M2Xです。N村選手とのコンビになって、全身紺に変わりましたね。黒に見えますが紺のようです。そしてアイリスマークもアイリスレッドになる。サイドに白赤白です。


アイリス 2020全日本
2019年はNTTのA川選手、S間選手の重量M2Xに敗れてしまい連覇を7で止められてしまいますが、2020年はまた優勝。これでアイリスとして合計12回目の全日本M2X優勝を果たします。
はじめてお目見えした2020年上半身白のロースー、下が黒、そしてサイドが赤ですね。右胸にアイリスマークです。


アイリス 2020全日本W2X
2020全日本W2X優勝。O石選手と、そしてこの年K谷選手が加わって、アイリスW2X結成となりましたが、過去にアイリスは2回優勝がありますのでチームとしては3回目の優勝となります。お2人ともW2Xが得意ですが、個人としては全日本W2X優勝は2人とも初めてですね。
ロースーは男子と女子は違うバージョンのデザインとなり、基本白と黒ですが、左脇に大きなハートのアイリスマークをもってくるのは女子らしい発想でしょうか。

ほぼ同じ色を使いながらも、少しずつの変化で毎年ロースーも変えてきました。これからもアイリスオーヤマには漕ぎとタイムはもちろんのこと、ロースーのデザインにも注目させていただきます!










日本製鉄
吸収合併を進めて、日本製鉄という会社になりましたが、ボートでの前身は住友金属鹿島の鉄っ子、そして新日鐵住金となり、2019年に現在の日本製鉄となりました。

鉄っ子チーム時代のロースーはさすがに分かりません。鉄っ子は、住友金属のボート部で、おそらく潮来で漕いでおり、90年代から2000年半ばくらいまで軽量級やオッ盾に毎年M8+で出ていたんですよ。当時は大学OBも少しいたかもですが、基本、社会人からボート始める人が多かったような。住金ボート部は、基本完全フルタイム勤務。それで各自トレーニング時間を確保し、おそらく週末乗艇トレーニングなどで軽量級オッ盾に出て、6'10~20くらいの艇速をいつも出していました。すごい。住金のボート部というわけですが、住金のサッカー部は鹿島アントラーズですからね。あちらはJリーグ結成のときにプロチームになりましたね。
調べたら2005年まではオッ盾M8+に出ていましたが、2006年から全日本にM4Xなどで出るようになり、この年から住友金属鉄っ子ではなく、住金鹿島として、大卒ボート選手をとるようになり、今のチームにつながる流れになっていきましたね。しかしほとんどは茨城県出身の戸田の選手、筑波大や茨城大の選手が多かったです。

そして昭和時期のチームの時も分かりませんので、比較的最近の住金鹿島のロースーがこちら。
日本製鉄 住金鹿島 2009全日本M4+
細長い写真ですが、月刊Rowingの切り抜きなのでこうなってしまいます。
2009年全日本M4+優勝。青がチームカラーになるようですね。左胸におそらく住金のロゴ、真ん中に住友金属鹿島の文字、そしてサイドは広い白というロースーですね。仙台大、茨城大、筑波大、日大のOBクルー、COXのS藤さんは今も日本製鉄チームの代表的な形でチームをサポートされていることと思います。


日本製鉄 住金鹿島2010全日本M2-
そして翌2010年、全日本M2-優勝。前年のM4+バウペア、S:S井選手、B:K平選手です。
S井選手は未経験で筑波大に入って、1年冬に、軽量級なのにいきなりエルゴ6'28を出して戸田全体が驚いたという逸材だったんですよね。その後U23代表など、多くの大会で活躍されました。
青と黒、そしてサイドが赤という、少し慶應大っぽい色遣いのロースーになりますね。

その後も住友金属鹿島はこれ以降も軽量級のM4Xで2回優勝するなど強豪社会人チームの一角を占め、2013年に新日鐵住金へと社名変更にともないチーム名も変わります。
そして2015年ですかね、日大のN良選手が千葉の小見川出身とあってか、新日鐵住金に加入し、この年全日本M1X優勝。
日本製鉄 2015全日本M1X
新日鐵住金チームのロースーは、ロゴに合わせてもっと明るい青へと変わっていますね。
そして2017年、日大の後輩、リオ五輪日本代表LM4-だった実力派のS藤K選手も加入して、さらに選手を入れていくなど社会人チームとして強化を進めていきます。一時はN野選手も加入しました。この3選手が住金での初のプロ的な待遇の選手だったのです。

日本製鉄 M2X
代表キャリアも長く、強力コンビの新日鐵住金M2X、N良選手とS藤K選手。
青と黒のロースー、これは日本製鉄に近い色遣いです。

日本製鉄 2019全日本M4X優勝
そして2019年、合併による社名変更がありましたが新チーム日本製鉄として迎えた5月の全日本、M4Xで強豪戸田中を抑え、見事にこの種目初優勝を飾りました。

青いユニフォームの社会人チームとして、そして製鉄マンたちの思いとロマンを背負う現在唯一のボートチームとして、日本製鉄はボートを走らせていきます。












≪戸田≫


NTT東日本
電電東京漕艇部として1948年創部。日本電信電話公社、通称・電電公社は1985年に株式会社として民営化され今のNTTとなります。創部当時のボート部は女子のチームだったそうですよね!
長らく国体ナックルフォアをめざすような社会人チームだった電電公社ボート部、しかし1980年男子ナックルで全日本社会人優勝、1985年NTT東京漕艇部になったあたりから、一気に強豪チームとして強化に乗り出していきます。この1985年社会人選手権でW2Xが2連覇。女子のボート部はそれ以降2020年にT島選手が加入するまで途絶えていきますが、1986年初のシェル種目全日本優勝は、M4+。平均182cm78kgの大型クルー、平均23歳でほぼ大卒1年目~2年目と見られる若いクルーがマツダオート、日大の強豪を破り創部初の全日本優勝を果たしました。まさに「強化を始めて優秀な選手を入れて2年くらい」という絵に描いたようなチーム強化の成功。このときのユニフォーム・・・、写真がないです。

その4年後の1990年、念願の全日本M8+初優勝。メンバーはソウルやのちのバルセロナなど五輪代表選手が7人も乗る超豪華エイトでした。実は現H橋大コーチのN村さんも初優勝エイトのメンバーでした!この写真もない・・。

ということで、1990~1992年の全日本M8+初優勝から3連覇のロースーはなく、次の4連覇のときのロースーです。
NTT 全日本1998
1998年全日本M8+優勝。NTT東京、前身青に、NTTといえばこのイタリアンカラーなんですね。赤白緑が右肩に使われています。NTTのロースーは、こちらも毎年か隔年くらいの頻度で変更される印象です。
1999年は変わらず、2000年はこのイタリアンカラーがサイドのラインとなります。この2000年にはNTT東日本東京とチーム名変更になります。


2000年代はもう少し明るい青に変わってきて、色んなロースーが登場しますね。
実際にイタリア代表を真似たような、上が青で下が白というやや奇抜なデザインも。


NTT 2006全日本M4-
こちらは2006全日本M4-。S:K玉選手、3:Y崎選手、2:M口選手、B:Y田選手ですね。



NTT 2013全日本
2012年にチーム名から東京がなくなり、NTT東日本と現在のチーム名に変更。
2013年全日本、9回目のM8+優勝。このロースーはデザイン自体はオーソドックスですが、胸の中央が白だとまた印象が変わりますね。というより、肩と下が青だというデザインと見るのが良いかも。


その後、NTTも世代交代や1年間のレース自粛などさまざまな苦難を乗り越え、2016年に再び新生NTTとして念願の優勝を果たします。


NTT 2016全日本
2016年、全日本M8+制覇!若い力が爆発しました。ここから現在まで怒涛の5連覇が始まります。
今もおなじみのロースーがここで登場しましたね。これまでの青主体からイメージ一新。白と黒の、いつかはやってみたい上半身白ロースーですが、ふちどりが青、そしてオレンジを大胆に使用。しかしこのロースーで勝ち続けているので、現在も第一ユニフォームと言っていいでしょうか。ちなみに後ろから見ると、青いロースーなんですよね。ミズノ製、胸のロゴとNTT EASTの文字が輝く。



NTT 2020全日本
2020年、ボートの全日本史上初となるM8+の5連覇達成!5回全部同じロースーで勝ちました。


史上最強チーム、NTT東日本を止めるチームはあらわれるのか?毎年クルーのエルゴベストを更新して、今年エルゴ平均は6'10を切るくらいの領域にまで達しているのか?そしてM8+日本ベストタイム更新は?色々と興味が尽きませんね!










明治安田生命
1963年、明治生命ボート部が創部。NTTと同じく女子部からのスタートでした。社内レガッタも1964年から継続しており社内でのボート振興、理解について積極的にアピールを続けてきました。明生のHPは資料豊富なのでユニフォーム資料をいくつか使わせて頂きます。
明生 1960年創部間もない頃
1960年頃、ボート部ができるかどうかの草創期。本格的な部員の方ではないかもしれませんが、明生ブレードはすでに存在していますね。


明生 1986年女子
1986年、全日本社会人に出漕する明生W2-は日本代表としてアジア大会をめざす。よって、これは日本代表ユニフォームですね。


明生 1992年国体
これ以前はタンクトップと短パンやローパンのユニフォームでしたが、こちらは1992年国体W4+。
そろそろロースーの登場か、という時代になってきます。



明生 1994
出ました!最強のお2人。M谷さんと、I畔さんです。
女子のみが長かった明生ボート部、男子部員もこれまでにたくさんいらっしゃったと思いますが代表レベルのトップ選手としての第1号はおそらくI畔さんで、2番目に入ったのはI畔さんより3つ下ですかね、M谷さんの早稲田出身のお2人が明生に入り、本格的に男子の強化がスタートします。当時はまだ男子部員2人だけでした。大学時代からすごい選手だったので、当時バリバリの代表選手です。写真は1994年全日本軽量級。24歳のM谷さんと27歳のI畔さん、2位以下を15秒ぶっちぎっての優勝。
このロースーが私のイメージで明生、という印象なのですが、ブレードの矢印のようなマークをサイドに無数に並べてラインを作り、全身もブレードと同じセルリアンブルー(わずかに緑が入った濃い空色)で染めています。いわば、ブレードをロースーにデザインしたようなユニフォームですね。
そして少しずつ部員を増やし、M2-、M2X、M4+、M4-と毎年全日本を制していきます。


明生 2000全日本
そして明生のベストレースの1つ、2000年全日本M4+。スタートからハイペースで飛び出す明生、順風に乗ってSR40、1'31-3'03とエイトに近いラップを刻んでいくと、6'14という信じられないレコードタイムで優勝します。いまだに破られそうもないM4+日本ベストタイムですが、これを破るクルーが出たとき歴史を動かせるかもしれません。M4-6'02相当、M8+で5'34といったあたりでしょうか。このときS:M谷さん、3:K原さん、2:I畔さん、B:K保(T彦)さん、C:M本さんのクルーで、I畔さんがストサイにチェンジしています。
明治生命は当時LA(ライフアカウント)という商品を出しておりその販促PRのためのロースーだったみたいで、これまでの色が白と緑に変更となりガラッとロースーのイメージが変わりました。LAロースーです。


そして2001年、いよいよ9人の選手が揃い、明生はついにM8+挑戦をスタート。
2001年は2位、2002年は3位とあと一歩に泣きますが、ついに2003年創部以来の悲願、全日本M8+優勝を成し遂げます。
明生 2003全日本
男子強化の最大の功労者でありチームを長年引っ張ったI畔さんは選手としてはもうクルーにはいませんでしたが、同じく長い間リーダーとして活躍したM谷さんが監督兼選手として2番から支え、多くは若手のメンバー。しかし若手中心のクルーが優勝したときに連覇の歴史が始まるといっても過言ではありません。
翌2004年、明治生命は安田生命と合併により明治安田生命へと社名を変えますが、勢いは止まらず全日本M8+4連覇を達成するのです。このロースーは4連覇すべてを達成したロースーで、2000年の時とは少しだけデザインが変わっています。サイドに例のブレードのマークが加わり、以前の明生ロースーらしい印象に戻ったというところですね。



明生 2009全日本W8+
女子は変わらず強豪であり続け、2000~2002年にW4X+3連覇、そしてW8+も混成ながら4回の優勝を記録。
写真は2009年全日本W8+優勝。
赤いふちどりがつくだけでロースーはほぼ従来のままです。



明生 2014全日本
2014年、6回目の全日本M8+優勝。もうLAのロースーではなくなり、カラーもエンジっぽい色になりました。これもかなりのイメチェンですね。しかし今後もサイドにブレードのマークを刻むことは受け継がれていくのでしょう。
そしてしばらくこのエンジのロースーがいくつか作られますが・・・。



明生 2020M8+
2019年に原点回帰か、かつてのセルリアンブルーに近い、明生のコーポレートカラーの緑を使った上半身白ロースーへ。
そしてすでにかつてM8+優勝を果たしたメンバーはほぼおらず世代交代、新たな明生チームが歴史を作り、頂点をめざす戦いが始まります。写真は2020全日本M8+。



明生 2020W4X
女子は2016、2019と全日本W4X優勝を果たしており、現在宿命のライバルといえるのは関電、デンソー、そして大学勢といったところ。代表経験豊富なクルーが世界をめざし今日もW4Xを駆ってワクワクするようなスピードに乗せていきます。










警視庁
警視庁ボートクラブは創部1971年、社会人からボートを始めた選手がほとんどの中で創部2年目で国体出場を果たし、1998年の全日本をM4+で初優勝のときもほぼ全員未経験者だったはずで、驚異の未経験者集団と呼ばれました。
しかし近年では多くの部員が大学ボート経験者で固めており、実力ある選手が揃っています。オッ盾M8+では常にFinal Bを占め、何とか社会人トップチームばかりのFinal Aで戦い、また全日本タイトルをもう一度掴むべく日々ハードな勤務と練習に励んでいらっしゃるようです。

1998年当時のロースー写真があれば良かったのですが、さすがに警視庁、ネットに残る写真はほとんどなし。
たしか全身紺で、サイドに黄色と赤のラインで警視庁ブレードの色だったと記憶しております。
警視庁 2019全日本M2X
警視庁も今やだいぶスタイリッシュですよ。2010年代はこの白をベースに、青と赤のグラデーションのロースーが多く見られました。動画サイトを片っ端から探してようやくいくつか見つけたという感じです。2019軽量級M2Xですね。
R大の後輩もけっこうたくさんいて、監督を2人輩出しています。O熊君やY井君、Y川君に写真や資料を借りたいところです。


警視庁 オッ盾2017
オッ盾の常連、警視庁。早くコロナがおさまってオッ盾復活してほしい。2018年オッ盾Final B、6番にY井君漕いでいます!


警視庁 2018軽量級LM4X決勝
2018軽量級。黒地に肩掛け半分からサイドにかけて白、そして青というロースーもありました。左胸にMPDの文字です。(Metropolitan Police Departmentの略)
近年はM4XやM2Xで全日本をねらうチーム。今年はM4+出漕も!東京都の名門社会人クラブであるだけに、NTT、明生、そして警視庁の三つ巴の時代を再び見てみたいです。










戸田中
戸田中央総合病院RC、略して戸田中。初めて聞く人は戸田中学校かと思いがちですが、ボートの戸田中はピカチュウと同じアクセントになります。Red Angelsを自称、やはり赤十字のイメージで赤いチームということですね。浦和レッドダイヤモンズが赤い悪魔に対して、戸田中央総合病院RCは赤い天使ということでしょう。
2002年創部、初期のチームはクラブチームということで色んな団体の選手も加入してレースに出たりしていたチームだったと思いますが、次第に戸田中央総合病院のグループ職員中心の社会人チームの性格が強まっていきます。しかし、クラブ創設期から中心メンバーだった医科歯科大OBのN川さん、水産大(現・海洋大)OBのN上さん、そして現H橋大HCのN村さんの存在がこのクラブの背骨を作ってきたのではないでしょうか。その後W大のK倉選手が加わって五輪代表選手となり、C大のT立選手も代表で活躍し現在監督をされています。
戸田中 K倉選手 2007全日本
2007年全日本W1X優勝、K倉選手。当時日本ベストとなる7'48の驚きのタイムで戸田中として初優勝。このロースーはたいへんシンプルですね。北京代表ロースーにも似ています。


戸田中 2009軽量級
2009年、全日本軽量級LM4-優勝。S:M塚選手、3:N村選手、2:T立選手、B:Y田選手。デンマークっぽいロースーです。


戸田中 2010全日本
2010年全日本M4-優勝!男子として初の全日本優勝となりました。
S:T立選手、3:N村選手、2:M塚選手、B:Y田選手の最強4人。日本のデンマークなしフォアが戸田を蹂躙、戸田の地元のチームが日本一になった!当時46歳のN村さんの全日本最年長優勝も話題になりました。
戸田中にとってM4-は特別な種目になっているでしょうか。しかし、戸田中には以前から優秀なCOXが何人も集うんですよね。是非M4+、M8+もたくさん出漕してほしいですね!
(写真が月刊Rowing見開きなので合成してつなげています)



戸田中 2018社会人
そして戸田中ロースーの現在。2013年か2014年頃にレギュラーユニフォームを制定して、以来第1ユニフォームと第2ユニフォームを使い分けています。こちらが第1ユニです。サイドはブレードと同じ赤十字になっており、「Toda Chuo General Hospital」の文字。右胸にエンブレム、左胸にはピンクリボンのマークがありますね。



戸田中 2021関ブロ
第2ユニフォームはこのチェック柄のロースー。肩掛けからサイドは黒になっています。これでアウェーでも戦えます!



戸田中ユニフォーム
戸田中RCサイトでは、ご覧のようにユニフォームの図案が掲載、ピンクリボンの意味も書いてあります。
戸田中のボート活動が、多くの啓発キャンペーンに役立ったり、戸田中央医科(TMG)グループだけでなく戸田市のPR、ボート競技のPRにつながって、さまざまな社会活動に貢献できれば本当に素晴らしいことです。
ボートを漕いで、何か人々にメッセージを伝える。とても意味のある活動です。ロースーはその使者たちのための正装なのです。












≪北信越・東海≫
陽進堂、北陸電気工業
どちらも富山県富山市に本社がある地元企業。陽進堂は医療品・医薬品の製造販売、北陸電気工業は電子部品の製造販売。
富山国際大の出身選手がボートを続けていますが、全日本W8+に富山国際大や他大の混成で出場して決勝メダルで活躍し毎年話題となっていますね。
陽進堂 2016全日本
陽進堂は2016全日本W8+に初出場で2位の快挙。2017全日本W8+3位、2019全日本W8+3位。
陽進堂の選手1人と、富山国際大現役、そしてその年によって日体大、龍谷大など色んなメンバーで出場しているもようです。ほぼ全員ダブルエントリー。ピンクを基調に、下がグラデーションで黒になります。


北陸電気工業 2018全日本
北陸電気工業は2018全日本W8+3位、2020全日本W8+6位。陽進堂と同じような形での混成W8+。メインはW1Xで出ます。
手前の青いロースーですね。










関電
関西電力ボート部は、1974年に女子部の関西電力小浜が発足、そして1987年に男子部の関西電力美浜が発足。
それぞれ強豪として国体や社会人選手権で活躍し代表選手も輩出、2000年代には決勝常連になっていくと、2004年に関電美浜がM4+で全日本初優勝、そして創部が先だった関電小浜はW4Xにこだわり続け2017年にようやく悲願のW4Xでの全日本初優勝。どちらも初優勝後は常勝チームとして何度も優勝を重ねるトップチームに。
2019年、男女統合してついに「関西電力」というひとつのチームとなります。
関電小浜 2007軽量級LW2X優勝
2007年全日本軽量級LW2X優勝のロースーは黒。胸に赤、ピンク、白の3層のV字。前年、2006軽量級LW1X優勝の時は色違いの紺のロースーでした。今から見ると関電のイメージとはやや印象が異なる?


関電小浜 2015 全日本W4X2位
オレンジロースー、オレンジブレードの関電小浜。こちらは2011~2015年くらいまでこのロースーだったでしょうか。イメージ的にはこちらがしっくり来る感じがします。


関電小浜 2018全日本
そして2017全日本で悲願のW4X初優勝。翌年、T田C愛選手を加えてさらに2連覇を果たします。紺色と黄色、オレンジの組み合わせが虹みたいな色に見えます。左胸には関電マークとOBAMAの文字。


関電 2020全日本W4X
2020年、全日本W4X3回目の優勝。T田選手を筆頭に、T野選手、K村選手、N田選手の新世代・関電女子。
2019年に男女統合チームとなったので、ようやく男子と同じロースーになりました。KEPCOの関電は女子のオレンジと男子の紺が合わさったチームカラーですね!この色が関電という感じがしますので、ようやくひとつのチームカラーを作り上げました。





関電 2012全日本新人M1Xワンツーフィニッシュ
男子の関電美浜。以前から青い色を使用してきた印象でしたが、こちらは2012年全日本新人M1Xでワンツーフィニッシュ。右は青いロースーですが、左はオレンジで女子の関電小浜に近い色ですね。けっこう毎年に近いくらいロースー作っているようです。



関電美浜 2015全日本
全日本では2004年に全日本初優勝して以来、毎年に近いくらい優勝を続けていますが、2012年~2015年は全日本M4+4連覇を果たしました。この2015年全日本、M4+だけでなくM4-も優勝、紺白紺のこのロースーで強いイメージをさらに浸透させましたね。



関電 2020全日本M4+
2020年全日本、男女統一ユニフォームでM4+とM1Xで男子2種目優勝!オレンジユニフォームに変わっても、関電は女子も男子も強い!










中電
創部は1949年、男子部が発足し、翌1950年に女子部もできました。男女揃ってボート部を持った社会人チームはおそらく中電が最初ではないでしょうか。モットーはローアウト精神ですが、活動については文武両道、仕事とボートの両立を基本としています。
平成までは輝かしい歴史を作ってきたのは女子部で、朝日レガッタ、中日本レガッタ、全日本社会人、全日本女子、国体の五冠を5回も達成してきたとのことです。
中電 1987
1987年、全日本女子選手権のW4+優勝。これだけだと分かりにくいですね。おそらく白Tシャツの上に黒っぽいタンクトップと短パンというスタイルではないかと思われます。



そして1990年代には男子も今と同じく完全に全日本決勝や優勝をうかがう強豪となっています。1996年全日本M8+準優勝の時などは、上が白で下は青いロースーだった記憶があります。


中電 2005
中電は女子の全日本優勝は全日本女子の実績を除けば1997年全日本W4+が最初でしたが、男子は2003年のM4-とM4Xの2種目優勝のときが初めての全日本優勝です。
2005年、世界選手権は当時の主力4人が代表に。H選手、Y崎選手、O川選手、H谷選手。



中電 2006全日本新人W1Xけっこう頻繁にロースーデザインをしていたかもしれません。
2006全日本新人W1X優勝のK原選手。紺をベースに、赤いふちどり、サイドが白に「ALONG THE NEW WAY」の文字。2003~2007年までの中電のキャッチフレーズ、コーポレートスローガンだったそうです。



中電 2007軽量級
2007年全日本軽量級LM4-優勝。NTT、トヨタ紡織、香港の強敵を破りました。
S:T井選手、3:Y崎選手、2:Y本選手、B:H選手。このロースーで黒ロースーの中電のイメージになっていきます。



中電 2013全日本
2010年代はずっとこの黒ロースーが中電のイメージとなりますね。中電チームも10年ほど慣れ親しんだのではないでしょうか。肩掛けが赤、サイドにオレンジ。赤とオレンジは中電ロゴマークに使われてきた、電力エネルギーのイメージですね。



中電 2021社会人選手権
そして現在。2020年4月に中電は分社化したことにともない、ロゴマークも一新したことでボート部の伝統のブレードも変わりました。社会人チームは合併や社名変更、ロゴ変更などでどうしてもブレードも変更せざるを得ないときが多かったりしますよね。
ご覧のブレード、そしてロースーも変更し全身赤にグレーのロースーで2021年も戦うみたいですね。

変わるロースーと激変する社会、企業を取り巻く環境と時代の変化。
しかしそこに流れる先人の思い、スピリット、いまボートを漕ぎ続ける若者たちのRowing愛は変わりません。










トヨタ自動車
ボートのトヨタ自動車は名門です。しかし、今ひとつ情報発信がないのであまり調べられず。資料が色々あればよいのですが・・・。
1951年創部、80年代以降代表選手も数多く輩出。特に軽量級に強く、1993~1997年には全日本軽量級LM8+で5連覇。全日本でも1995年にM8+優勝、ほか多くの実績を残しています。
2000年に入ったあたりから、不況にともなう実業団スポーツの廃部危機の流れの中でトヨタ自動車も何度もそうした噂話を聞きましたが、M4Xなどを軸に毎年強豪の地位を保ってきました。
そして現在は、女子のトップチームというイメージでトヨタ自動車のボート部は続いています。男子はトヨタRCのチーム名に変わっていますかね。
トヨタ自動車 F本選手2016全日本
トヨタにとっては、ロンドン五輪LW2XのF本選手の移籍が大きかったですよね。ここから女子部が大きくなっていきます。
このロースーはトヨタ自動車伝統のレギュラーユニフォーム。トヨタのコーポレートカラーである赤と白を使用し、下は黒で引き締まったイメージ。サイドに黒の3本線ですね。このロースーは、1995年全日本M8+優勝のときも同じで、20年以上使用していたということになりますね。とにかくトヨタは長年このロースーのイメージです。

トヨタ自動車 2019全日本LW2X
しかし、近年ほかのデザインも製作。2018年全日本W2X優勝、2019年全日本LW2X準優勝のお2人。
右の脇に白黒のブロック柄、そしてサイドには虎の毛皮のような黒い柄を入れています。


トヨタ自動車 2019全日本W2X
そして最強のコンビが加入しトヨタ自動車は女子チームとして日本一といえる戦力に。
2019全日本W2X優勝。説明不要、Y川選手とS原選手です。このロースーは翌2020年全日本W1Xのときも同じでしたね。










デンソー
愛知の最強女子チームといえば、デンソーも負けていられません。
1990年同好会として発足、翌1991年に男子部女子部ともボート部として創部。1998年からは女子部オンリーとなります。
社名が日本電装だった時代には全日本W4+決勝の常連、そして現在のデンソーはW4X決勝の常連ですね。
全日本優勝は2003年のW2-。2007年にW2X優勝し、そして創部20周年目となる2010年節目の年に、ようやく悲願の全日本W4X+優勝。
デンソー 2010全日本W4X+初優勝
2010年全日本W4X+初優勝。S:S廣選手、3:S原選手、2:H選手、B:K原田選手、C:K村選手。全員高卒~社会人でデンソーに入社した選手ばかり。そしてCOXは北大の現役選手を起用していました。
デンソーのコーポレートカラー、赤(デンソーレッド)を使用したロースー。そして艇も赤と白に。このロースー、現在も変わらずレギュラーユニフォームですね!


デンソー 2013全日本
2013全日本。水を切り裂いて進む赤シャチ、デンソークォド。スピード感あふれていますね!


デンソー 2019全日本
2019全日本W4X、惜しくも準優勝。
現在のチームです。高校からの実績のある選手はあまりおらず、国立大出身や他競技選手を一から育てるチーム強化方針。陣容は再び整ってきて、頂点をめざす戦いが毎年続いています。伝統の赤装束、白と黒のV字のデンソーロースー、同じトヨタグループの本家トヨタ自動車とはまた違った赤きクォドの乗り手たち、デンソーレッドの誇りを胸に。










トヨタ紡織
前身の高島屋日発工業ボート部は1995年創部。2003年タカニチに社名変更し、そして2004年にアラコ、豊田紡織と合併し、現トヨタ紡織となります。
ですので、全日本初優勝は高島屋日発工業のチーム名のときの2002年M4-優勝ですね。トヨタ紡織チームとしては2005年全日本M4+が初優勝になります。
トヨタ紡織 2005全日本初優勝、M4+
2005年全日本M4+でトヨタ紡織に変わったチーム名としては初優勝。すでにTBのロゴもあり、現在のロースーとイメージが同じですね。トヨタ自動車、デンソー、トヨタ紡織と、愛知県の3つのトップチームはいずれもトヨタグループで赤いチームカラーとなっています。



トヨタ紡織 2018全日本
2007年に全日本M4-優勝し、2008年以降はM8+挑戦をスタート。M8+挑戦を続けるので全日本タイトル自体からはやや遠ざかりますが、M8+トップチームの一角を常に占め、決勝か順位を常に争います。写真は2018年全日本M8+3位。
このロースーはけっこう攻めたデザインですね~。



トヨタ紡織 2021代表選考3月
そして今シーズン、2021年にはトヨタ紡織の誇るエース2人、Y尾選手とI田選手のM2-が6'40の日本ベストを叩き出しましたね。両者ともスカルで代表になっていますが、お2人はスイープの方が絶対可能性があると思うんですよね。I田選手は日大時代にM4-6'01を戸田で出してますし。漕いでいる姿では分かりにくいですが、赤と黒とグレーを使った色彩豊富なデザインの2021ロースーになっています。












≪関西≫
東レ滋賀
瀬田の名門社会人、東レ滋賀。創部は1949年、終戦後の従業員の体力向上、士気の高揚を目的として滋賀工場に琵琶湖の水に関係のあるスポーツとして端艇部が作られました。
創部2年目には朝日レガッタでフィックス初優勝を果たし、社内の端艇部の知名度は大きく上がったとのこと。

東レ滋賀 1967全日本M4+初優勝
1967年(昭和42年)、全日本をM4+で初優勝!名ストロークのA達さんや、2番にはのちに日本代表ヘッドコーチになるF川さんが漕いでいました。この後、東レはなんと全日本M4+7連覇を達成し不動の社会人トップチームへと成長していきます。

東レ滋賀 1972全日本M8+初優勝
そして1972年には最強フォア2杯を合わせた急造のM8+も組んで、全日本M8+初優勝も果たします。ストロークA達さん、7番F川さんのストロークペアでした。


東レ滋賀 1984
1984年全日本軽量級M8+優勝。
お寄せ頂いた情報によると、日本で最初のロースーを作ったのは当時東レのM1X選手だった堀内俊介さんで、東レがロースーを着用したという話なんですよね。この写真はロースーでしょうか、タンクトップとローパンで分かれているでしょうか。
いずれにしても、東レは日本ボートの時代を作ってきた古参でありながら先進性も持った未来志向のチームなんですよね。


そして、1990年代はロースーのまだまだ試行錯誤で東レも毎年のように色んなデザインで攻めていたようでしたが、1998年にはこちらのロースーが登場しますね。
東レ滋賀 1998
東レ滋賀、琵琶湖のブルーに燃える闘志、紺と白赤白のロースー。ブレードのデザインをそのままユニフォームに当てはめた、東レのイメージそのままのロースーです。そう、今に続くレギュラーユニフォームですね。


東レ滋賀 2002全日本M8+
2002全日本M8+優勝。長年東レを支えたM辺選手が18歳東レ全日本デビュー戦でストロークを漕ぎM8+優勝したのも話題となりました。M本選手もいます。現在まで全日本M8+9回優勝の日本を代表する名門チームの東レ。



東レ滋賀 2020
そして現在。写真は2020年、唐橋をバックにチーム集合写真撮影か。左胸にJAPAN、左脚の滋賀の文字がSHIGAに変わっているのが変更点なだけですかね。25年近く続く伝統のロースー、これからも琵琶湖のブルーと赤き闘志を全国のボートファンに見せていきたい。日本のボートをリードしながら。










瀬田漕艇クラブ
先ほどの東レ滋賀出身のF川さんが1977年設立したローイングクラブ。2001年には法人化しNPO法人瀬田漕艇倶楽部となっています。
瀬田ローはボートクラブとしてのボート競技の価値発信や地域貢献、ボートを漕いで楽しむというその存在にこそ大きな価値があると私などは感じていますが、競技力向上を追求する選手も在籍しますので、やはり色んなロースーが作られていますね。

瀬田RC 2003全日本W2X2位
2002年全日本W2X準優勝のロースー。ジュニア代表にもなった実力派の2人、K瀬選手とT川選手のダブル。T川選手は当時高校生での快挙、この後W大に進んで活躍されますね。
当時、女子はこの水色に近い青と、ふちどりとサイドが黄色、白のラインというロースーがメインだったようです。


瀬田RC 2006軽量級LM2X(内田、青地)2位
2006軽量級LM2X準優勝。U田選手とA地選手のダブル。この青が瀬田ローのロースーでは多いですね。そして肩掛けからサイドに広く開いた白と、脚には赤いラインが斜めに2本。瀬田ローのブレードを少し思わせるデザイン。このロースーが現在までレギュラーユニフォームになっていくようですね。


瀬田ロー 2015オッ盾5位
そして2015年オッ盾5位入賞!このエイト、高校生1人、大学生2人、社会人6人(40代2人、50代1人)という瀬田ローらしい幅広い年齢層のエイト。NTT、東レ滋賀、中電、明生に次ぐ5位というのは快挙です!S名さんやY地さん(お父さん)など素晴らしいメンバー。


瀬田ロー 2017
老若男女がボートを通じて交流し、みながRowingを愛するクラブチーム、瀬田漕艇倶楽部。
こんなRowingクラブが全国にたくさんほしいものですね!










プリントパック
京都府向日市に所在する印刷通販事業の会社。東北大のN原選手が入社を機にボート部創部。
個人活動という感じもありますので、過去にいくつも存在した、選手が活動をしている間だけの企業や学校等の期間限定のボート部の可能性もありますが、現在の有力社会人チームとしてふれさせていただきます。

プリントパック N原選手
たぶん、このロースーのみかと思われます。
水色というかグレーというか、たぶんサックスブルーですね、その薄い青を基本に、下は黒。サイドに黄色紺黄色で紫をうまく使った色彩。企業の色とかではなくて、個人でお好きなデザインにしたのかなと推察しております。
N原選手は瀬田ローでの活動にもなっているようですので、瀬田RCのロースーも使用されているようです。












≪中国・四国・九州≫
品川リフラクトリーズ
前身の品川白煉瓦(しながわ・しろれんが)、2008年に全日本軽量級LM4X優勝した際には創部50周年だったそうですので、創部は1958年でしょうか。このときが全日本級大会初優勝。2004年インカレM4+優勝した岡山大のF井選手もメンバーでした。しかし何といってもこの初優勝のとき41歳だった品川リフラクトリーズの大黒柱、T内さんの存在ですね。41歳で軽量級優勝、これもすごいことですね。
品川リフラクトリーズ 2008
残念ながら月刊Rowingの記事中写真ですので白黒です。たぶんブレードと同じく赤白のロースーだと思います。
この翌年の2009年、社名が品川リフラクトリーズに変更となりチーム名も変わります。


品川リフラクトリーズ 2016
こちらは2016全日本でしょうか、近年でも全日本M2X決勝4位が2回と、トップレベルでの活躍を継続しています。
白を基調に、赤と紺をダイナミックに使ったデザインですね。


品川リフラクトリーズ 2021
T内選手も健在。2021年今年の全日本社会人、50歳以上の部でM1X優勝。
品川リフラクトリーズ、いくつになってもボートへの情熱はおとろえることを知りません。耐火物、高炉のように燃えさかって強固な煉瓦となるように。










ダイキ
こちらもT田選手という傑出したボート第一人者のためのボート部。
ダイキ メイン O東さん
ダイキ・T田選手といえばこのロースーしかありませんね。O東さん撮影の写真を使わせて頂きました。
蛍光ライトグリーンに、胸の黄色地に蛍光ライトグリーンでDAIKIの文字。そして胸のその下からサイドに点線のようにピンクを使用という、目がチカチカする謎の色合いのロースーです。オレンジで右胸MINERVA、左胸EHIME、左脚DAIKIとそれぞれ文字を入れています。
会社のDCMダイキさんはロゴが青だったので、特にロースーとの関連はなさそうです。T田選手だから許されるイエロー、グリーン、ピンクのショッキング3カラーロースーですね!もちろん強い・速いのイメージしかありませんね。
このレギュラーロースーしかないかと思いきや・・・。


ダイキ ピンク JOC
実は色違いロースーが。胸から上がピンクのバージョンです。下に着ているのは愛媛選抜のレガシャツ(長袖)でしょうかね。
こちらはJOCホームページより転載させていただきました。


ダイキ オレンジ
さらに、全身オレンジのロースーもありました。
これは愛媛選抜っぽいロースーで、こちらはインパクト的には前2つよりも普通ですね。
今年の全日本、ダイキのエントリーがないのは残念ですが、これからもさまざまなコラボなどでレースに出てほしいですし、まだまだ漕ぐ姿を見せてほしいですね。










今治造船
創部は2005年、これからますます飛躍する今治造船チームは、ロースーへの意識高いですよ~。ブログでユニフォームについて熱く語っていらっしゃるくらいですから・・・。
今治造船ボート部ブログ

今治造船 青
各年代でそれぞれデザインしてきたということで、かなり頻繁に更新して製作するチームになります。
こちらは愛媛の青い海のイメージですかね。


今治造船 2015
濃い青を採用、広い海原へ航海する造船会社のロマンを込めたデザインか。


今治造船 2019
そしてその深い青を使いつつも白と若草色でさわやかに。めっちゃフレッシュな清涼感のあるロースーですね。


今治造船 2021
そしてついに2021最新ユニは、プロの印刷会社に依頼してデザインしてもらったそうです。
今治造船さんのブログによりますと、コンセプトカラーは紺藍と黄金。
紺藍は伝統と洞察力、黄金はジャパンとトッププレイヤー。褐色は勝ちの色だそうで、脚の潮流の模様は地元の来島を意識し、力強さと大海原をゆく船を連想。右上へとがったカーブは船首のイメージ。今治造船の漢字を用いて、赤いISマークのロゴを使用。
ちょっと和のテイストになりましたね。藍染めの和装といった感じもしますが、この新ユニでラフコンもものともせず突っ走る今治造船クルー、これからの活躍にますます期待ですね!










チョープロ
さあ、最後は九州・長崎県の社会人チーム、2016年創部の若いチームとなるチョープロです。LPガスの販売をおこなっているそうです。
はじまりは2014年地元長崎県開催の国体で、チョープロの社員も活躍したとのこと。これをきっかけに県のスポーツ協会の理事長を務める社長が現場の熱意に応える形で2016年4月にボート部を発足させたそうです。監督コーチと2名の部員からスタートし、現在は7名の部員が仕事とボートの両立に頑張っています。
チョープロ 2018全日本M2-初優勝
地元長崎出身の大卒選手を迎え入れ、見事わずか創部3年目で全日本M2-優勝!O野選手(長崎明誠高出身~仙台大)とN島選手(大村城南高出身~仙台大)の仙台大出身コンビでした。
水色はチョープロのイメージカラーのようで、基本的には水色や青のロースーになるようですね。


チョープロ 2021社会人
2021年全日本社会人ではM4+BとW1XBで優勝。今年のロースーですね。水色と、ガスエネルギーをイメージするオレンジを使用しています。2XUのロゴがあります。地元長崎以外でも部員は増えているようです。
社会人ボート選手はボートにほぼ専念できるセミプロのトップチームだけでなく、仕事もボートもしっかりと高いレベルで追求するチーム、そしてボート交流を主体にRowingをエンジョイとして楽しむチーム、さまざまなチームが今後たくさん増えることを願っています!















以上、10回にわたる連載でお届けしたRowingユニフォーム特集、いかがだったでしょうか?
大学も社会人も、他にも色んなチームがありますが、今回載せることができなかったチームの皆様申し訳ありません。

そして各団体には、写真を色々と使わせて頂きありがとうございました。ボートを漕ぐ写真も、意外とユニフォームのデザイン自体に注目して見ることは少ないのではと思います。同じボートの写真でも、ユニフォーム、艇など道具、漕ぎの技術、風景その他など、注目ポイントによって全く違って見えてくるのではないでしょうか。

そして、ロースーから見えてくる個性、チームの思いや歴史。ひとつひとつ、デザインした人がいて、何かのイメージがそこにあって、それを製作するメーカーの方々がいて。原材料から縫製加工してひとつのユニフォームができあがるところにも多くのストーリーがあると思います。
時代と人を反映し、チームの思いとなりファンの目や心を楽しませるRowingユニフォーム。
鍛えられたボート選手の身体と心を包み、今日も艇を走らせる色とりどりの衣装を身につけてコースを躍動します。

そんなお披露目の晴れの舞台、Rowing衣装と心技体の祭典でもある最高峰の全日本選手権、今年もまもなくはじまります!










スポンサーサイト



Rowingユニフォーム各チーム編
中国、四国、九州




≪中国≫


鳥取大
鳥取大 赤ロースー
鳥取大のスクールカラーは濃い青だそうですが、ブレードは赤なので基本、ロースーも赤が多いみたいですね。
一番新しいロースーは全身赤、そしてサイドが黒ラインにグレー、左胸に鳥取大のTマークです。








島根大
島根大 ロースー
島根大はこんなロースーですね。スクールカラーは藍青だそうで、その色を使っていますね。そしてブレードの赤と白もワンポイントで使用。





松江高専
松江高専 2020インカレM1X
松江高専のスクールカラーは特に定められていないかもしれません。ブレードの青、白、赤をそれぞれ使用してユニフォームをデザインしているかと思いますが、近年はご覧の全身赤いロースーになりますね。
写真は昨年2020インカレM1X3位のO野田選手です。今年も出漕するでしょう!








岡山大
岡山大ブルーがスクールカラー。
岡山大 2017インカレM4+3位
男子は上半身白、そしてV字状に脇から胴が水色、下が青というデザイン。現在のレギュラーユニフォームですね。
写真は2017年インカレM4+3位銅メダル。


岡山大 女子
女子は全身岡山大ブルーでサイドが黄色、左側にOKAYAMA UNIV.の文字。こちらはブレードカラーをそのままロースーデザインにした感じです。
岡山大はこのように男子女子のレギュラーユニフォームを決めており、2010年くらいも同じでしたので12年以上は変わらない伝統ユニフォームの領域に来ていますね。いや、もっとかな?と思い調べてみると・・・。


岡山大 2004インカレM4+優勝
2004年、岡山大インカレM4+優勝の写真!これは白黒ではありますが今と同じロースーですね。
というわけで、インカレ優勝ロースーをずっと続けていることは確実となり、おそらく20年近く続くレギュラーユニフォームになるのです。ちなみにこのM4+メンバーどの方も強かったですが、一番右の3番K野選手は189cm93kg、社会人C電でも活躍されました。








広島大
広島大学のスクールカラーはどうやら緑ですね。ボート部は紺白紺なので違う色ですね。
広島大 2019インカレM4+
明るい青と、サイドが白黒白のシンプルデザイン。ですので、広大ボート部は青のイメージですよね。
資料を見ると、どうやらこのロースーも岡山大のように2000年代からこのロースーになっているようで、2007年は使っていましたのでもう15年か20年になるかもしれません。


広島大 2019インカレM2X
この後ろ姿がいいんですよね、ボート選手は。


それから、資料見させてもらっていましたら、広島大は東京五輪よりも前の1960年(昭和35年)に女子漕手の入部があり、朝日レガッタほか多くのナックルレースに出ていた時期があったそうです。これはびっくり。
広島大 1966関西選手権女子
当時の写真です。おそらく紺のTシャツ、紺か黒の短パンというユニフォームかと思います。「がんばっていきまっしょい」のナックルフォア5人みたいです。それよりも10年以上前の話ですね。
この当時女子のレースどれくらいあったのでしょうか、おそらく高校、実業団も一緒のナックル主体、そろそろ女子1Xも出てくるかなという時代かと思います。
広島大ではその後女子部が途絶え、2001年に復活し現在はまた少なくなっているようですが他の大学と同様に女子部は継続しているかと思います。








山口大
山口大 2015写真
山口大のスクールカラーはピーコックグリーン(孔雀の羽根のような青緑)と若葉色だそうで、ボート部の紺とオレンジとは違います。
山口大といえば、最近はこのオレンジロースーに紺、背中に戦国大名の毛利家の家紋、「長門三つ星(一文字三つ星)」と山口大学が刻まれています。


山口大 2015インカレM4+
前から見るとこんな感じ。2015年インカレM4+、優勝した日大と準決勝であたり、1850mまで出ていながらラストスパート争いに敗れ0.6秒で決勝を逃したときの山口大対校M4+。ストロークのY尾選手(現トヨタ紡織)、かっこいいですね!


山口大 2015国艇前
こちらはそのM4+ですが、この紺ベースのロースーはもっと以前の2010年頃からはあったみたいで、このロースーと赤いハチマキが長年、山口大のトレードマークだったと思います。
近年部員減少があったようですが、また復活の兆しもあり、M4+やM2-、W4Xなどで活躍する山口大を見せてほしいです。










≪四国≫



愛媛大
スクールカラーは濃い緑。そしてロゴマークに使われる愛媛みかんのようなオレンジというか黄色もシンボルカラーのような色になりますね。
愛媛大 2018
2018年頃のロースー。


愛媛大 2019
そして2019年、今の新しいロースーお披露目。白が多くなり、愛媛みかん色、ふちどりとサイドにスクールカラーの濃い緑を使用、愛媛のイメージを体現したロースーです。








松山大
松山大学 2011インカレM1X
松山大、スクールカラーは分かりませんでしたがロゴに使われる青でしょうか。
その色を使ったロースーがこちら、2011年インカレM1X優勝のT頭選手が着ています。おそらくこれは青とサイドに白2本ラインのシンプルなデザイン。左胸には松山大のマークですね。
近年はまたロースーデザインを変えているのではないかと思います。








香川大
オリーブを産出する香川のイメージとしてグリーンがスクールカラー。オリーブ色というにはもっと明るい黄緑のような緑です。
香川大 W1X
香川大のロースー。その緑を使い、黒主体でオレンジと白を使用。
今年は久しぶりにインカレに出漕、活躍を期待しています。










≪九州≫



九大
九州大のスクールカラーはワインカラーと呼ばれる赤紫色だそうですが、ブレードはうぐいす色といったようなライトグリーン。
かつてはブレードの色である緑が使われていたようなのですが、2016年頃に今のレギュラーユニフォームとなりました。
九大 2016
2016年全日本新人、長沼でのレースで九大M4+が仙台大(6'45)、トヨタ(6'48)に次いで3位銅メダル!九大のタイム6'51は全日本新人として素晴らしいタイムでした。
このロースーはその九大ワインカラーの赤ですかね、そして白を基調に、下は黒。サイドにKYUSHUの字。これが現在もメインで使われていますね。


九大 2018
九大ボート部も実は大学公認の体育会系サークルであり、体育会という枠ではないようなのですが、創部70年を迎え実質体育会の部ですね。というか、100年を超える歴史を持つ硬式野球部をはじめ、サッカー、アメフト、バスケなどすべて九大では体育会系サークルと呼ぶらしく、きちんとこれらをまとめる学生組織も存在しているため他の大学の体育会と同じなのです。
歴史ある九大ボート部も、全日本2位、朝日レガッタ優勝、インカレ3位など多くの実績があり今後も九大の名を全国にとどろかせてほしいですね!








福岡女子大
福岡女子大2021
日本に2つしかない公立の女子大、福女ボート部は創部2018年。創部半年で朝日レガッタW4X+3位という奇跡を起こしミラクル福女として話題になりましたね。
スクールカラーは分からなかったのですが、その創部当初の第1号ロースーをずっと継続しています。山吹色のようなイエローと、白、そして紺という組み合わせで左脚にピンクのワンポイント。
写真は2021年九州朝日レガッタW4X+優勝。しかし情報によりますと福女は一緒に活動する九大よりもコロナの活動制限が厳しいらしく、練習がままならず今年のインカレは残念ながら出場しないそうです。漕手も入部が少なくなったようですが、また来年以降取り戻し、現在活動する唯一の女子大ボート部としてインカレに多くのクルーを出してほしいですね!そしてもちろん、共立女子大などはじめ他の女子大ボート部の復活も願っています。








熊本大
熊本大 2019全日本新人
熊本大のスクールカラーは紺に近い紫紺と、黄色に近いウコン色です。ウコンはあの二日酔いにきくショウガ科の根茎で、英語でターメリックといいカレーのスパイスにもなります。山吹色のような鮮やかな黄色。
しかしもちろん、熊大ブレードは青と赤ですので、伝統的に水色に近い青いロースーを作ってきたようで、現在の全身青、サイドに黒でKUMAMOTO UNIV.そして左脚に燃える火の国熊本ファイヤーがメラメラしているデザインのレギュラーロースー。2016年頃からずっと継続しているようですね。写真は2019全日本新人M4+。
熊本大はコロナの活動制限が厳しく、やはり今年のインカレを断念。とても残念です・・・。








鹿屋体大
鹿屋体大 2019全日本LW2X優勝
鹿屋体育大のスクールカラーはブルー。写真は2019年全日本LW2X優勝。
ブルーといっても紺に近いと言えなくもない青みたいですので、ロースーには紺が使われていますね。上半身白、ふちどりと下が紺、そしてサイドにピンクを使ってこれは女子用という感じですが、左胸に赤くNIFS。National Institute of Fitness and Sports in Kanoyaです。右胸にはLong Rangeのロゴ。


鹿屋体大 別ユニ
それからこちらのユニフォームも併用。全身紺に、赤と白を変化つけてデザインしていますね。
そして以前には男子用も含めて、色んなデザインのロースーを作っていたようです。







以上、全国の大学チームのロースー紹介、そしてユニフォームにまつわる話やエピソード、歴史などをお伝えしてまいりました。
さて、次回は?








Rowingユニフォーム各チーム編
中部、関西



≪北信越≫


新潟大
スク-ルカラーは緑。ブレードと同じ色ですので、ユニフォームも緑が使われることが多いです。しかし、サブカラーも制定しているようで、黒なんですよね。
新潟大 2019PV
ですので、近年はこのロースーが多く、おそらくレギュラーユニフォームですね。
全身黒、サイドが白い線で境目を示して緑を使う。このようなデザインによって、同じブレードに見える東北大、筑波大ほかと差別化ができますね。ユニフォームの色は、ブレードと艇とは違う色のほうがカラーコーディネートが映えて見やすくなりますよね、一般的には。しかし、同系色ですべて揃えるコーディネートのチームもあり、そのへんがチームの方針や表現にもなると思います。


新潟大 慶應と合同練習2018Twitterより
2018年11月、戸田の秋合宿で慶應大と合同練習や並べをしたときの写真だそうです。
正面から見るとこんな感じで、左胸に新潟大のエンブレム、左脚に「新潟」と文字がありますね。








富山国際大
富山国際大 2020インカレM2X優勝クルー
富山国際大といえば、このロースーなんですよ。写真は2020インカレ優勝M2X、速かったですよね~!
「チューリップロースー」です。富山と言えばチューリップ。球根出荷量が日本一、県の花もチューリップです。サイドに4枚ずつのチューリップがかわいいですね。そして胸から上は白、胸から下がV字にカットされてエメラルドグリーン、ふちどりが赤というデザイン。胸の中央にブレードにも描かれている大学シンボルマークのTマークです。
このロースー、私が現役の頃からずっとこれだと記憶しています。富山国際大は1990年開校でまだ歴史が30年ほどで、シンボルマークのTが制定されたのは2000年代だと思いますので真ん中には何もなかったかもしれません。開校2年目の1991年に世界ジュニア代表の西田選手が入るので創設したのがはじまりという平成のボート部、早くから経験者中心になって90年代はM4+の強豪という印象でした。私が2年の1996全日本新人M4+のときもこのロースーだったし、4年で諏訪湖レガッタ遠征したとき富山国際も来ていてトップCOXのフィリッピ自艇M4+を持ってきて圧勝していましたね。私は下諏訪艇庫のスタンCOX宝くじ号の借艇で3位でした・・・。もちろんこのロースーでした。

ですので、おそらく富山国際第1号のロースーそのままという、日大や日体のようにずっと使っている、25年以上の伝統レギュラーユニになるかと思います。もしかしたら創部まもなく数年はプロトタイプのロースーがあったかもしれませんが。
そして当時はブレードは白地の先端に赤と青のラインというデザインだったと思いますが、2000年半ば頃から白地に青いTマークに変更となっています。
富山国際大のスクールカラーというのは特にまだ制定されていないようですが、何となくHPなどでは明るい水色がかった青が使われますね。あるいはTマークの青。


富山国際大 2014軽量級優勝
そして、女子部を創設したのはおそらく2004年頃。その頃のロースーはさすがにわかりませんが、写真は創設10年あまりにして初めて全日本級大会で優勝した富山国際W2Xです。この写真は軽量級、そしてS尾選手、N呂選手のこのW2Xは破竹の勢いでインカレ、全日本も優勝しW2X三冠を成し遂げるのです。この2014シーズンで富山国際大は女子もトップクラスの印象を与えたときのロースーはこちらですね。左胸とサイドにはTOYAMA KOKUSAIの文字、全身ワインレッドで少しずつ変化をつけた、このロースーはエイティズさんぽいですかね。そして左脚に、さらにかわいいピンクのチューリップのイラストがポイントですね!
他にも女子は赤いロースーが中心で、たぶん女子は赤いロースーをメインに使用していると思います。


富山国際大 M4X青ロースー
先ほど女子の着ていたロースーの色違いバージョン、青とピンクですね。やはり左脚にピンクのチューリップ。


富山国際大 赤ロースー
そして赤いロースーもあります。女子が着ることが多いようですが男子も着ています。シンプルで、デンマークっぽいロースーです。








金沢大
金沢大 2019M4+
金沢大はブレードが赤なので、チームカラーも赤と設定しているのか、以前のロースーはこんな赤を基調としたデザインが多かったと思います。胸に金沢大学の漢字。サイドは白と青。


しかし金沢大のスクールカラーは赤だと思っていましたら、実は茄子紺(なすこん)という暗い紫なんだそうです。
金沢大 2020インカレW2X
そのへんを意識したのでしょうか、2019年後半に新デザインが登場し今までのイメージが一変、暗い紫というか青を使用しました。
赤いブレードのチームが青と黒のロースーだと一橋ほか赤一色のチームとは差別化になるかと思います。
しかしこのユニフォームは斬新というか攻めたデザインという感じで、ミズノ製でサイドには青。全身黒で、左胸に金沢大のアカンサスの校章を配し、右胸にミズノロゴ。そして胸の真ん中、縦に走る青と白の模様は、滝をイメージしているのでしょうかね。おそらく何かを意図してデザインしていると思います。
金沢大の青を使ったイメージチェンジ、そしてレギュラーユニフォームとして今後も使い続けるか。今年のインカレも他の国立大同様に自粛で練習ができない厳しい状況だったと思いますが、昨年以上の躍進を期待しています。










≪東海≫


岐阜協立大
スクールカラーはワインレッドというのでしょうかね、エンジというよりは葡萄色という感じの色で、ブレードにも使われています。
岐阜協立大は、岐阜経済大時代に2000年創部になるみたいですね。
2006年全日本M2X優勝のロースーがこちらです。
岐阜経 2006年全日本M2X優勝
初期の岐阜経はこのロースーがメインだったでしょうか。創部6年目での全日本優勝の快挙でした。

岐阜協立大 2019中部学生M8+
そして岐阜協立大に大学名が変わって、こちらのロースーになります。
スクールカラーが基調のユニフォームですね。葡萄色と、ベルトのような白いV字がポイントですかね。下半身が黒だと引き締まります。そしてももの裾には新しく大学の色として追加された若草色を使用。胸に3つ星のロゴマーク、岐阜協立大学の文字。

岐阜協立大 2018インカレM4X
2019年、全日本M4X。この年の3月に校名が変わって初めてとなる全日本級大会でした。








名古屋大
スクールカラーは濃緑、ブレードはライトグリーンというイメージで若草色という感じの色を使用していますよね。
これまでも緑を基本カラーとするユニフォームを作ってきていると思いますが、最近では2014年インカレW2-優勝のこのロースーをけっこうメインに使用してきた印象があります。
名古屋大 2014年インカレW2-優勝
こちらですね。インカレ優勝はやっぱりかっこいい!
上半身は濃緑で、下にグラデーションで明るくなりブレードの色に似ていきます。サイドは黒で、NAGOYA UNIVERSITYの文字、そして両腰のグレーの模様がワンポイントですね。



名古屋大 2018インカレM2-6位
調べてみると、このロースーは2013年頃に作った感じでしょうか。その後現在まで、レギュラーユニフォームとなっているようです。やっぱり優勝した時のロースーはその後もずっと使いたくなりますよね。それ以前は2012年頃に水色のロースーもありましたね。
写真は2018年インカレM2-6位。


名古屋大 2020年インカレM4+
2020年インカレM4+。対校の誇りを胸に、漕ぎ出す5人。栄光のユニフォームをその身に纏って。








名古屋工業大
名工大のスクールカラーはネイビーブルーとする、と規則集に明記されていますね。
ブレードは白なので、基本、青と白を使ったロースーが主になるようですが、どちらかというと水色を使用しているので、白と水色が名工大のチームカラーという感じがします。
名工大 澤津選手2007艇跡
名工大は2000年代、大学からボートを始めながらも優秀なスカラーを数多く輩出、特にS津選手は2004年インカレM1X、2006年インカレM1Xと2回の優勝を果たしました。この2000年代から名工大のロースーは、水色、黄色、白の組み合わせで数年に一度マイナーチェンジするというデザインが多かったようです。


名工大 2019オッ盾?
その伝統は今も受け継がれ、水色、白、黄色は常にベースとなってユニフォームに使われてきていますね。胸にはN.I.T(Nagoya Institute of Technology)の文字。背中に校章があります。


名工大 2020練習?
名大との対校戦ではM8+をめざしつつも、インカレにはM4+、そしてオッ盾にも出漕したいというチーム方針は90年代から踏襲しています。その中で、時にK田選手やS津選手のようなスーパーな選手も出し、フォアとエイトで名大としのぎを削ってほしいですね!








南山大
スクールカラーは南山ブルーと呼ばれる紺に近い濃い青、そしてライトブルーとイエローです。
南山大 2019M2X
とはいえ、チームカラーの南山ブルーを基調として、紺系統のロースーが多いようです。
2018年頃のロースーでしょうか。変化のある面白いデザインですね。サイドはちょっとTレ滋賀みたいな感じですが、右胸の白の太いライン3本がオリジナリティを出していますね。


南山大 2000インカレW2X
ライトブルーを使用した明るいロースー。左胸に校章、全身青と、サイドは白黒白ですね。2020年インカレW2Xです。










≪瀬田・関西≫
さて、このあと関西のチームへと進んでいくわけですが、やはりまたもペースダウン、ひとつの大学にかける時間がたくさんになりすぎているので、もう一度サクサクと進んでいければと思います。
西日本のチームの皆さんには申し訳ないのですが(?)、1チーム画像2、3枚くらいまでのハイペースでコンパクトにご紹介させていただきたいと思います。関西チーム(近畿)だけで15チーム以上とかたくさんありますので・・・。



京大
京大といえば濃青、オックスフォード大を模したダークブルーですよね。
京都大 2006全日本M2+
2006年、全日本M2+優勝のこのロースー。濃青に、肩掛けからサイドに赤が大きく使われているロースー。胸には京都大学の漢字があり、このロースーはインカレM8+準優勝をはじめ、かなり長く使われていたイメージがあります。


京都大 2019東大戦
最近は、このロースーの基本デザインを踏襲した濃青と赤のロースー。ミズノ製、左胸にKURCですね。
こちらは背中が全部赤くなっています。


京都大 2020インカレM2-優勝
記憶に新しい2020年インカレM2-優勝のロースーは、このところ5年くらい使っていると思われるレギュラーロースー。上の濃青・赤ロースーと併用している感じですね。左胸には京大エンブレム、そしてその下、左半身にKYOTO UNIVERSITY ROWINGの文字。全身濃青、サイドに細い白ライン2本のみと、かなりシンプルなデザインです。


京都大、オックスフォードロースー2019
しかし、本家のオックスフォード大もこんなロースーでたいへんシンプルなのにカッコ良すぎるということで、シンプルが一番、ザ・トラディショナルを貫けばいいと思います。ちなみにオックスフォードも毎年か数年おきにロースー変えているみたいで、スポンサーの問題なのか胸の文字やロゴはいつも変わっています。写真は2019年頃作成でしょうか、ミズノのロゴが。








京大医学部
京大医学部のブレードカラーは全学と違って赤なので、チームカラーも赤や黒を使用していますね。
京大医学部 2020
最近使用しているメインロースーはこちらになるでしょうか。
京大医学部は2012~2014年西医体3連覇、そして2019年にも総合優勝を果たす、医学部屈指の実力派チームで、昨年に続き今年もインカレ出漕予定です。








同志社大
同志社は、知・徳・体、三位一体の徽章があらわすように、スクールカラーは紫(ロイヤル・パープル)と白です。
しかし、ブレードカラーにもあるように、紺と水色もロースーにはよく使われますね。けっこう、色んなデザインに積極的にチャレンジしている印象を受けますね。
同志社大 2017S間選手
2017年、インカレM1X優勝S間選手の時の紫ロースー。サイドが白で広く開いているのと、上半身の左右のラインがゴールドだったのがポイントですね。


同志社 黒ロースー
それから、2019年インカレM4+優勝の年の黒ロースー。これはかなりシックなロースーでしたが、実は胴体にうっすらと同志社の徽章、「ムツウ」がたくさん浮かび上がっているんですね。


同志社 白ロースー
そして、2020年作成でしょうか、胸から上が白、そして黒のグラデ、紫や青も使用している凝ったデザイン。
色んなデザインを毎年製作しているWILD ROVER、今年はどんなデザインが飛び出すか?








立命館大
立命館大 2021関西選手権W4+
立命館大は、もう数年前からこちらのリッツ・ファイヤーロースー(勝手に名付けています)がレギュラーユニフォームですね。2018年作成でしょうかね。立命館のスクールカラーはエンジで、早稲田よりも赤に近い色ですが、2000年代は黒と白、赤を使ったロースーをよく見ましたが、今の立命館は全身エンジを基調としていますね。写真は2021関西選手権より。


立命館大 2021関西選手権M4-
同じく2021関西選手権、男子はこちらを着用することが多いみたいです。同じくファイヤーといってもよいのですが、左胸に立命館の校章をあしらい、下には紫っぽいグラデがかかります。左脚の「+R」というのは、立命館でキラリと光る学生やチームを表す用語みたいです。








龍谷大
龍谷大は、スクールカラーが紫紺から2012年に赤(龍谷レッド)に変わっていますので、紫のロースーから赤いロースーへと変貌を遂げています。
龍谷大 藤紫
2000年代の藤紫ロースー。このロースーは格好良くて好きだったんですけどね・・・。


龍谷大 2005年全日本新人M4+優勝
胸の中央には、龍谷大の校章。仏教大学なので、仏教に由来する三宝章と菊くずしを合わせた校章です。
龍谷大学、380余年の歴史がそこに。


龍谷大 レッド2020インカレ
そしてこれは今のロースーですね。龍谷レッドで新たに出発し、10年経ちました。
2020年インカレM4+。だいたい、赤と白を組み合わせたデザインを、ほぼ毎年に近いくらい作っているようになっていますね。








滋賀大
前チーム名の滋賀大学経済学部、通称・滋賀経のときはブレードの緑がチームカラーの印象でした。
滋賀大経済学部 2005年軽量級3位
2005年、滋賀経はM2-で軽量級3位とインカレ準優勝に輝きます。緑のロースーにサイドが黄緑に見えます。
しかし、2017年にデータサイエンス学部が新設されたのを機に、日本最大規模の国立大経済学部だった滋賀経はチーム名を滋賀大に変更。それと前後して、滋賀大のスクールカラーである琵琶湖をモチーフとしたブルー(藍色)を意識したユニフォームに変更、2017年のロースーは現在までレギュラーユニフォームとなっているようです。

滋賀大 2018年対校M4+
滋賀大となって再スタートした2017年のロースーですね。藍色というよりはまさに琵琶湖のブルーという感じでしょうかね。琵琶湖のブルーに燃える闘志、かつて東レ滋賀の紹介でも聞いたことのあるフレーズです。しかし、サイドにはしっかりと滋賀大経済学部の緑を使用しています。
彦根藩士と近江商人の士魂商才、心は熱く、頭脳はクールに。








滋賀教
こちらは同じ滋賀大ですが、前身となる学校が異なるため、経済学部が琵琶湖の東・彦根キャンパスに対し、教育学部は琵琶湖の南・大津キャンパスにあります。
滋賀大教育学部は水色ブレード。そのため、以前から水色を使いながら、青系統のロースーが多いようですね。
滋賀教 2019
2019年関西選手権M2-。


滋賀教 2018
2018年加古川レガッタW4X+クルー、正式名・関西学生秋季選手権は関西の大イベントのレースですが、楽しそうですね~。しかしもちろん、レースはガチです。滋賀教は教員養成というところもあってか、女子部員と女子スタッフも伝統的に多い印象です。
といっても、今は女子が過半数となるボート部も珍しくありませんね。多くは半々に近いでしょう。







阪大
大阪大 2018年インカレM4X
大阪大のスクールカラーはスカイブルー。その大空のような青は、ブレードカラーとそしてロースーにも使われています。こちらも現在も使われているようですが・・・。


大阪大 2020年西日本M8+
この2019年ロースーが現在のレギュラーユニフォームという位置づけみたいです。
スカイブルーより濃い青を採用、そして慶應大の白いロースーと同じく、2XU(ツータイムズユー)で作ったロースーのようですね。濃い青が基調で、肩周りが黒、下も黒。胸の真ん中に白い銀杏の葉がデザインされ、これは阪大の学章ですが銀杏の葉は大阪府の象徴でもあるそうです。よく見ると青い部分にいくつもの銀杏が描かれています。東大とはまた違ったシンボルマークのいちょうです。
そういえば、阪大は紅葉美しい銀杏の季節、秋の大会で全日本級メダルをとることが多いように思います。2011年全日本新人M4+銀、2015全日本新人M4+銅、2017全日本M2+銅。黄金に輝く銀杏の葉のように、阪大ブレードも乱舞しメダルに輝くか。








大阪市大
大阪市立大のスクールカラー、ファーストカラーとしている第一の色は大阪市大エンジ、別名アガットと呼ばれエンジの色ですね。しかしボート部ではエンジというよりは紅、より赤い色を使用している印象です。この紅とは旧・大阪商科大のときに商大の色と呼ばれた伝統の色です。そしてセカンドカラーが大阪市大ブルー(サファイアの青)、サブカラーがグレー。
大阪市大 2019年関西選手権W4X+2位
その市大の紅とサファイアを用いたこのロースーが女子部のレギュラーユニフォームでしょうか。


大阪市大 2019全日本M8+
そして男子はこちらの紅と黒のロースーがレギュラーロースーという感じです。左胸から右脚へと流線を描くゴールドのラインが特徴ですね。そしてこのゴールドは左脚にも返しがあります。








大阪府大
大阪府立大のスクールカラーは実はマリンブルーだそうですね。しかし、こちらもエンジがチームカラーという印象です。いや、エンジではなく、阪急電車のマルーン色が由来なんだそうですね。栗のマロンが語源で、小豆色、チョコレート色とも言われるそうです。
大阪府大 2019全日本M4+
やっぱり2019年全日本3位、インカレ4位のM4+のイメージですかね!
上マルーン、下が黒、サイドに白で2本線というロースー、ミネルバ製。ほかに全身マルーン、ミズノ製のロースーもあります。大阪府大は毎年作っているようですね。


大阪府大 2021
今年のロースーはこちらですかね。








大工大
大阪工業大のスクールカラーは大阪工大ブルーの紺青(こんじょう)色。しかしブレードは緑であるため、チームカラーも緑としてロースーにも反映されていますね。
大阪工大 2018インカレM4+8位
2018年インカレM4+8位の写真。おなじみ「工」の字ブレード。このときのロースーは、☆のマークが斬新でしたね。サイドに黄緑のライン、左脚にO.I.T(Osaka Institute of Technology)です。


大阪工大 2021西日本M8+2位 twitter
最新となる2020年ロースーですかね。緑から下にグラデーションで黒へと変わる。左胸に金色の工大の字。右胸にはミズノのロゴ。こうやって全国調べてみると、ロースーをミズノで作っているチームは多いんですね。
写真は2021西日本選手権M8+準優勝です。








関大
関西大学のスクールカラーは、大正13(1924)年1月に「本学ノスクールカラーヲブリュートナス 以上決議ス」とされたそうで、現在は「紫紺」として定着しています。ボート部の創部は1923年なので、スクールカラーの制定にはボート部とも関わりがあるのでしょうか。OB会も紫紺会といい、同じ紫紺の明治とはサッカー部などで明関定期戦というのがあり、紫紺対決で盛り上がるそうです。
関西大 1984年朝日レガッタ準優勝
写真は1984年、朝日レガッタM8+準優勝。タンクトップは紺のふちどり、短パンも紺。左胸に関西大の文字ですね。
90kgの超軽量艇で初のカーボン8+艇の「千里Ⅲ世」を購入し、名門復活を遂げたと資料にあります。このときの主将は東レに進み、日本代表M8+としてアジア大会銀メダルなど活躍されました。


関西大 2013中日本3位
2013年中日本レガッタM8+3位。このロースーは長くレギュラーユニフォームだったようです。


関西大 2020年インカレW4X
そして現在。関大はこのロースーをレギュラーユニフォームとして、新しい時代を迎えています。ビシッと全部員が正装、ユニフォームを統一し、関大チーム、チームKAISERSを形成しています。写真は2020年インカレW4X、あるボート関係者の方から写真いただきました!ありがとうございます!
ちなみに左胸にはそのKAISERSのロゴマークが。KAISERSとは関大アメフト部のチーム名で、関大もアメフトや体育会でコラボという感じでしょうか。古代ローマ軍のとさかのついた兜、カッシウスを装着したカイザーであります。


関西大 2020西日本優勝
2020年西日本ではM8+が5'52を出して優勝!紫紺のロースー、白がアクセントとなり以前のロースーと同じく白い弧を描きます。この白い弓のような弧のデザインは何か意味があるかもしれません。チームKAISERS、チームイメージも定着して一気に快進撃するのはこれからです。








近大
近畿大のスクールカラーはブルーです。2017年に体育会クラブの統一ロゴと新ユニフォームの統一をめざしているそうですが、ボート部でもその影響があったでしょうか。スポーツウェアメーカーのアンダーアーマーと提携し、近大学生3万人の大きなイメージにより、愛称をBIG BLUEに制定。
近大 以前のロースー
以前のロースーです。


近大 新ロースー
こちらに変更。左が前面でKINDAI BIG BLUEの文字。そして背中にKINDAI UNIV.と梅のマークです。近大ブルーが基調の、海のような色のロースーですね。








神戸大
神戸大はブレードの水色からブルー系統のイメージですが、スクールカラーはブリックカラーという赤みのある茶色、レンガ色なんだそうですね。
神戸大 2020西日本W4+
そのスクールカラーのレンガ色、ブリックレッドを基調として、従来のチームカラーの水色をワンポイントにしたロースー。神戸大は水色だけでなくオレンジもよく使われている感じですね。写真は2020西日本W4+優勝。
左胸には68、69と書かれており、神戸大はよく69期とか70期とか、第何期生かの数字をよく使っているようです。


神戸大 2019関西選手権M8+
2019年関西選手権M8+優勝の写真。青とオレンジ、白で神戸大のイメージが出ていますね。神戸大もたいへん強いチームです。
よく見ると、左胸の神戸大の学章のプリントが剥がれてきてしまっているようすも見てとれます。転写シートで圧着させているようなプリントはどうしても洗濯を繰り返すとひび割れしたり、剥がれてしまいます。これはロースーやTシャツあるあるで、せっかくのお気に入りの服や格好いいユニフォームでも耐久性が悪いとなれば大変残念なことです。色落ちもあります。お気に入りはいつまでも着たいんですよ。
まず、熱で貼るようなプリントで製作しないほうがいいですね。そして色落ちしにくい生地、デザインで依頼すること。ロースーは1日2回以上洗濯するのもざらなので、値段が少し上がってもできるだけ耐久性があり長持ちするところがよいと思います。すぐダルダルにならないような伸縮性のキープ、着心地などもデザインと同じく重要です。








関学大
関西学院大のスクールカラーは銀と紺青色だそうです(もしくは白と紫紺)。
関学 2021西日本
女子は紺地にサイドがライトイエローという月光のような色遣いのロースー。そして胸の中央に三日月の関学ボート部エンブレムですね。これ以外にもうひとつ、紺と紫を使った新しいロースーがあるみたいです。


関学 2018
男子のロースーはこちらです。紺とサイドが広く白、そしてライトイエローが肩掛けと左脚のみ月のように輝く。
胸にはオールを交差したエンブレム。このデザインはさかのぼってみると2013年くらいからすでに使用しており、確かに格好いいので10年近く継続され、関学レギュラーユニフォームとして定着しているようですね。










中部関西、たいへん多くのチームがひしめく中、どのチームも独自のアイデンティティ、チームカラーがはっきりとあらわれています!
まだまだ続きます。




Rowingユニフォーム各チーム編
戸田・後編





東経大
東経のスクールカラーは黄色と青。
黄色については、こちらもボート部が起源であり、前身の大倉商業時代、1923年日本漕艇協会に加盟する際に選んだのが黄色でした。ブレードはイエローの東経大です。黄色はすべての色の元であり、はじまりの色。あらゆることに先んずる精神を象徴しているとのことです。そして青は大倉商業学校当時の校章に使われた生地の色ということで海の色、気品と知性も表しています。
東経 2020年インカレM4+
こちらは2020年インカレM4+8位の写真。東経大は創立120周年を迎え、創部117年目の端艇部も最終日5クルーと久しぶりに多数のクルーが最終日進出しました。


東経大 2019全日本新人M4+3位
こちらは2019年全日本新人M4+3位のときのロースー。毎年新しくユニフォームを作っているチームですね。


東経大 2019全日本新人W2X5位
同じく2019年全日本新人、W2X5位。東経は紺のロースーで胸に葵の葉の校章、since1904の創部年。サイドに黄色のラインというデザインがイメージ的にはメインユニフォームという印象があるでしょうか。似たデザインのロースーがいくつかあります。
OB会の葵水会(きすいかい)という名にあるとおり、前身の大倉商業が赤坂葵町にあったことに由来して「葵(あおい)」は東経のシンボルマークとなっています。


東経大 2011全日本W2-優勝
2011年全日本W2-優勝のときのロースー。上のロースーと印象は変わりませんよね。この年はインカレW2-も優勝し二冠達成。


東経大 2009年全日本W2X優勝
こういう全身黄色ベースのロースーもありました。2009年全日本W2X優勝のときのロースーです。真ん中に東経大の葵の校章、上は黄色、下にオレンジのグラデーションがかかっていきます。サイドは紫のライン。アンダーアーマーのインナーがなかなかオシャレですね。ロースーは、インナーと組み合わせるとファッション性がかなりアップします。もはやスポーツファッションです。
しかし東経チームはこのような黄色が基調というロースーの年は多くはないですね。だいたい紺か、もっと以前は紫もよく使われていたと記憶しています。青はスクールカラーですが、紺や紫はチームカラーといった色だと思います。








中央大
大学ボートの強豪、中央大はスクールカラーが中央大学ブルー(藍色)とレッド(赤)の2色が定められています。そして白門艇友会と呼ばれるように白もよく使われ、「C」のシンボルマークとともにユニフォームに使われてきました。
あの紺色は紺ではなくて藍色だったんですね。そして大学駅伝など中央大の他部のユニフォームは白と赤のイメージですが、ボートではブレードカラーと同じく藍色と白の組み合わせがほとんどです。
ちなみに白門というのは1928年の学生歌に登場したのが始まりとされ、その後実際の正門にも白い門が使われるようになっていったようです。東大の赤門、早稲田の稲門、日大の桜門にヒントを得たとのことです。
中央大 1999年インカレM8+優勝
1999年、インカレM8+3連覇のときのロースー。全身藍色の中央ブルー、サイドに白の3本ライン、左胸にCマーク。シンプルをきわめたロースーですが、単調な感じはしませんよね。基本、中央はこのイメージでサイドの装飾が変わるだけという感じです。
M口現監督をはじめ、強力なメンバーばかりでした。
1996年の全日本M8+優勝の時の白黒のロースーも良かったのですが、中央はやっぱりこの藍色をメインに使わないといけない伝統になったのでしょうか。


中央大 2002年インカレM8+優勝
2002年インカレM8+優勝。このとき実に9人中8人が社会人トップ選手としてその後もボートを続けましたね。
当時用意されていた表彰台に立つのはT井主将(C電)とS田選手(Iリスオーヤマ)、左側はY田選手(T田中)、COX・O戸選手(T田中)、K玉選手(○TT)、N野選手(C電)。右側はT田選手、I井選手(現・○TT監督)、I田選手(○TT)。
ロースーはサイドの白が広く、脚に斜めの3本線というところで、基本デザインは毎年マイナーチェンジをしていく感じです。中央も毎年ロースーを新しく作っています。



中央大 2016年インカレM4-
そして最近にいきますと、2016年インカレM4-優勝クルーです。
前年度、まさかのインカレM8+敗復落ちから立て直しをはかり、この2016年シーズンは若手を鍛え直して対校をM4-とM4Xに分けて2種目優勝を遂げ中央復活元年となります。このM4-は強力で、こちらも社会人で続けている選手ばかり。
左からS:MY浦選手(現○TT)、3:O田選手(現Tレ)、2:K保選手(現MY生命)、B:K津選手(T紡織)というメンバーで、当時1、2年生ばかりでしたがこのクルーが元になって2019年インカレM8+優勝へとつながっていきます。
ロースーは、こちらも原点を意識したデザインか、胸はブレードのように白く開いた形になっています。


中央大 2019年インカレM8+&W4X
そして、2019年インカレM8+優勝&インカレW4X+準優勝。
男子も女子も、このロースーは2017年に作ったようですね。どちらも全身藍色の中央ブルーの伝統を守りつつ、男子はサイドに白を使い、女子は上半身に白を使う。そうです、たぶん今の中央は男子ロースーと女子ロースーを別々に作っていますね。2016年に復活を遂げ、強い中央チームを再び作るにあたり、ロースーもレギュラーユニフォームをいくつかだけに限定しつつ、正装のブレザーも新調したと思われ、男子と女子をしっかり分けつつもチームとしてお互い高め合うという中央のスタイルが見てとれます。
これ以外にも、いくつかロースーを作っていますね。








法政大
法政大のロースーは、私の中ではたしか1996~2005年頃まで10年くらいの長い間レギュラーユニフォームが決まっていた黒いロースー、このイメージなんですよね。
ここに、1996年全日本新人M8+優勝、1997年インカレM8+準優勝、2000年インカレM8+3位、2004年インカレM4-優勝、2005年軽量級M8+優勝などさまざまな戦績が詰まっています。
法政大 2005軽量級M8+優勝
絶対きれいなカラー写真があるはずと思って探しましたが見つからず。2005年全日本軽量級M8+優勝の写真、月刊Rowingには白黒でした。2005年なのに白黒ってまじか・・・。


法政大 1996ロースーデザイン
なので、必殺の手描き!しちゃいました。
たぶんこんな感じです。右胸はHOSEIなのかMINERVAなのか定かではありませんが・・・。背中に白い文字で「HOSEI UNOVERSITY」が入っています。かっこいいですよね。体の正面が紺、白いライン1本を境に背中から見ると全部黒なんですよ。そして襟と腕のふちどりにさりげなくオレンジが入っているので、法政のブレードと合わせてスタイリッシュなデザインで現役当時からかっこいいなと思っていましたね。黒とオレンジ、紺とオレンジの両方とも相性がいい。白いTシャツや長袖シャツとも合う。
これがレギュラーユニフォームで続くのかなと思いましたが、たぶん2006年頃からロースーを変えて毎年デザインするようになっていきます。

法政大 2006新歓ページ
と思ったら、手描きをしたあとで奇跡的に発見!これが2005年全日本軽量級M8+優勝の写真みたいですね。



法政大 2010年全日本W8+優勝
2010年と2012年に全日本W8+優勝し、法政女子が総合力の強さを見せます。
そのときのロースーは、オレンジが基調ですが黒いふちどり、そして胸の下から短いグラデーションで黒く染まります。
たぶんこのロースーは女子用で、男子は着ていないですね。



法政大 2017年ロースー?
最近ではこんな感じのオレンジファイヤーロースーだったり・・・。



法政大 2018年ロースー?
紺色ベースでサイドラインがオレンジ青オレンジのブレードっぽいロースーなどがあります。色々ありますね。



しかし、法政大は体育会全体で法政ORANGEというひとつの統一されたチームブランドづくりをめざし、2019年頃からそうした一体感を作るためユニフォームも含めての価値観共有、相互成長の組織体を作ります。
法政大 法政ORANGE
アメフト、ラグビー、バスケ、ラクロスなど体育会各部の連携の中にボート部ももちろん入っています。
それで法政大ボート部のロースーが今のスタイルになったんですね。
オレンジと紺(法政ブルー)というスクールカラーのユニフォーム。ボート部では紺ベース、オレンジベースの2種類がレギュラーユニフォームとなって、この3年、そして今後も法政のイメージを発信していくのだと思います。スポーツブランドのアンダーアーマーとスポンサー提携もしているみたいですね。ボート部、I垣選手がオールを持っていて格好いい!

法政大 2019年 全日本M4+優勝
法政ORANGE、その2019年に見事な全日本M4+優勝!紺のロースーがオレンジとともにきらめいた!


法政大 2019東日本W4X2着
そして色違いのオレンジが基調となる逆バージョンのロースー。


今は、大学スポーツもイメージ発信、ブランディングをはかりつつ、ひとつのスタイルは価値観と生き方と組織作りに影響を与え、そして多くのファンの注目を集めていきます。







やばい、後編いきなり最初の3チームだけで疲れてしまいました。
ブログのシリーズものを書いていくと、最初はテンポ良くちょうどいい分量で書いていくのですが、中盤くらいからノッてきて詳しく調べてしまい長く書くという深みにはまります。ひとつの大学に下手すれば2時間以上かけてしまっています。明治と法政、さすがに詳しすぎない?というツッコミが聞こえてきそうなので、申し訳ありませんが次からまたテンポ良くいきたいです。今の法政の使用画像9枚が最高記録ということで、以降はペースを抑えていきます!(笑)








日体大
このチームは大丈夫でしょう、長くレギュラーユニフォーム決まってますから。
戸田を代表する強豪チームのひとつ、日体です。
日体大 2006年インカレM4-優勝
このユニフォームですね。日体ブルーと白のチームカラー、そして赤がすべて斜めに入った力強いデザイン。右胸にはシンボルマークの桜の花弁です。
こちらは2006年インカレM4-優勝。ちなみに日体大のインカレM4-優勝回数は3回です。
インカレM4-優勝は採用された1994~2020年まで、日大8回、明治4回、早稲田・日体・立教が3回、慶應・中央が2回、法政・仙台が1回です。
日体大はM4+も強くてインカレ優勝4回、M2-は3回。そして私はスカルのイメージが強いのですがスカルのインカレ優勝はM4Xは4回、M2Xも4回、M1Xも4回ですね。ということで、完全にスカルスイープともにオールラウンダーです。


日体大 1998年インカレM2X決勝
この写真は1998年インカレM2X決勝。奥から日大、一橋、手前が日体大。立教もいますが写っていません(苦笑)。
ということで、確か私が大学に入った1995年から日体大は同じロースーを一貫していると記憶しますので、この日体のチームも日大に次いで第1号ロースー採用を20年以上続けてきたのです。


日体大 2017年全日本新人M4+優勝
ご覧のように、2017年全日本新人M4+優勝ですが、今も変わらず日体大のロースーは同じ。



日体大 2021Twitter
と思いきや、近年ロースーデザインが変わりました。
20年以上継続したレギュラーユニフォームに愛着もあったのではと思いますが、青の面積が大きくなり、サイドの黒ラインにNSSU Rowingの文字。このロースーで2018年インカレM2X優勝ほか、新しい時代を作り始めている日体大です。
そのときそのときで、M4X、M2-、M2X、M4-、M4+など得意種目を柔軟に選んで優勝を争う日体大。女子については、平成元年からのインカレ初期は敵無しでインカレW1X5連覇、W2X3連覇もありました。
得意種目を決めると、エキスパートの選手が固定され連覇を果たしていく。ユニフォームも、レギュラーを決めるとそれをしばらく続けるといったような、時代に乗ったチーム作りが日体大の強さの秘訣かもしれませんね。








東京医科歯科大
東京医科歯科大 2016東医体
医科歯科大は、紺か黒をベースに、ブレードカラーである白と赤を用いるデザインがほとんどですね。
スクールカラーは青と金なんだそうですね。どちらも医療人としての崇高な志を意味するなど、医療に関わる人としての精神性や知性、輝きなどの意味が込められているそうです。上のロースーは、2016年東医体M2X優勝。その青(紺)を基調として、左胸に歯形の赤白ブレードがありますが、サイドの脚も実はブレードのデザインになっています。
2015年にはY橋選手が同じロースーでインカレM1X決勝4位に輝いています。


東京医科歯科大 2020PV
こちらのロースーは最新のようで、2019年デザインですかね。隔年か数年に一度新しく作るみたいですね。
とてもシンプルで、いかにもスタンダードなロースーです。


東京医科歯科大 2019PV
背中に医科歯科の文字。2005年全日本M4X決勝4位のようなM4Xの躍進も、再び見てみたいです。
常に優秀なスカラーを育てる医科歯科大、少ない学生数ですがまた部員を増やしM4XやW4Xの挑戦を。
医大として最高のインカレ優勝回数を誇る医科歯科大。(インカレM1X優勝2回、インカレM2X優勝1回)他には1975年の岩手医科大のみです。(医学部を含めると1998年北大医学部M2-優勝があり。)
歯学部の選手としてはアトランタ五輪代表のO日向選手(新潟大)がいたりと、医学部歯学部ボートマンには無限の可能性があります。東京五輪やモントリオール五輪などオリンピック代表を輩出した医科歯科大の存在感を、ユニフォームとブレードとともに示してほしいと思います!








東海大
東海大 2016インカレM4+2位
こちらも強豪、東海大。写真は2016年インカレM4+準優勝の写真です。インカレメダルは多く、2013インカレM4+4位、2014もインカレM4+準優勝。長らくM4+の強豪であり続け、M2X、M2-、M4-、M4Xも隙がありません。
1990年頃まではインカレM2X優勝4回、インカレM4+優勝2回を誇り、その後も常に対校M4+中心にインカレ決勝の常連です。
その東海、ブレードの水色も使いながら基本的にはスクールカラーの青を用いたロースーが多いですね。

東海大 2018インカレ
このロースーは1番目の逆バージョンという感じですね。両方を使い分けているかもしれません。2018年インカレです。
昨年のインカレ出漕はM1Xのみとやや寂しかったですが、神奈川キャンパスのために練習環境も厳しいかもしれません。今年はM4XとM1Xにエントリーしているようですので、M4Xの4人乗りで存在感を示し、またM4+などスイープでも強いところを見せてください。








学習院大
学習院大 Y堀選手
学習院大のスクールカラーは、濃紺の学習院ブルー。
写真は2005~2008くらいのロースーでしょうか。Tシャツも同じ色なので一体化して見えますが、全身濃紺で、サイドに白2本、左胸に学習院大学と記されたたいへんシンプルロースー。
2007年インカレW1X準優勝、2008年インカレW1X3位という、未経験者ながら学習院に当時31年ぶりとなるインカレメダルをもたらした女子のレジェンドY堀選手です。現在もコーチで、スポーツ推薦が一切ない学習院を何度もインカレ決勝や最終日に導いています。


学習院大 N藤選手
ここ10年ほどは濃紺ロースーから明るい青のロースーへとシフトしていますね。
写真はN藤選手、学習院の誇るナンバーワンバウサイドとしてM4+やM2+で活躍され、エルゴは6'28だったと思います。現ヘッドコーチをされており男子を指導、今年の学習院M4+はやりますよ!


学習院大 T谷選手
最近は2つのロースーを使い分けているでしょうか。こちらはやはり青が基調、肩掛けからサイドまで広い白、サイドの脚に黒地に白でGAKUSHUINの文字。


学習院大 集合写真
そしてメインのロースーはこの水色と紺のグラデーションロースーでしょうか。サイドにはGAKUSHUIN UNIVERSITYの文字ですね。
1924年全日本選手権、初めてのM1X全日本チャンピオンは学習院大ですからね!
学習院大ボート部132年の歴史で全日本選手権は5回優勝ですね(1回は混成)、長い歴史の中で捲土重来を期して学習院大が復活をめざす。








成城大
成城のスクールカラーは3色のブルーであり、ディープブルー(紺)、ストロングブルー(青)、ブライトブルー(明るい青)ですが、成城ボート部はブレードカラーにもあるように黄色もチームカラーとして使用していますね。
成城大 2017
そのディープブルーと白だけを使ったロースーですね。左胸にエンブレム。
このロースーが現在のレギュラーユニフォームという感じがありそうです。


成城大 2018
こちらは紺と黄色と白。こっちのほうが黄色があるぶん、成城大という感じがします。
デザイン的には中央大などに近いですが、黄色がワンポイントで入るため成城と分かるんですね。








成蹊大
成蹊大のスクールカラーは紺青(こんじょう)色という紺に近い色。この紺に、金色の文字で成蹊と書かれている大学の旗は、一見成城大と見間違えてしまいそうですが、体育会では長年「黒赤黒」が愛用されています。成蹊のチームカラーですね。
成蹊大 2020インカレM4X
スクールカラーの青を使った成蹊ロースー、2020インカレM4Xより。しかし、東工大か学習院のような印象で、成蹊ボート部のイメージにするには毎年使わないと浸透しにくいかも?


成蹊大 2018インカレM4+
やっぱり、黒赤黒の組み合わせが成蹊のイメージですね。こちらは2018インカレM4+、近年ではこの胸の高さに白を使ったグラデーションのロースーがM4+クルーに多いでしょうか。黒いロースー、黒いレゾリュートの4+艇「桃李」で成蹊対校のプライドを示す。


成蹊大 2021三大戦
そして右から2番目の選手と一番左の選手、こちらがおそらく2021年最新ロースーですね。黒赤黒に、肩掛けは白、そして要所にゴールドを入れ、成蹊カラーを豊富に使用。








早大理工
早稲田理工は早稲田の全学とは別組織のサークル(!)なので、早稲田とはロースーデザイン自体は独自で作っているようです。一時期、同じロースーを使っていた気もしますが、基本別ですね。
ワセダのエンジは、早稲田全学がえび茶っぽいのに対して、早大理工はワインレッドのような印象があります。これは私個人の印象ですが。
早大理工 2021お花見M1XF田選手
早大理工のM1Xエース、F田選手。早稲田全学とロースー似てますが、微妙に違いがありますよね。


早大理工 2021M4+
こんな感じです。早稲田全学はふちどりが黒ですがこちらは白。しかし同じ早稲田なので、エンジの魂は同じように熱い。


色々と早大理工さんのTwitterを探していたら、お宝画像を発見しましたので、早大理工さんTwitterより掲載させていただきます。
早大理工 1987世界選手権
これです。何と1987年世界選手権の日本代表エイトのカラー写真!これ日本代表ロースーですよね!ミズノ製ですよ。しかし翌年ソウル五輪はタンクトップ&ローパンに戻っていました。
早大理工M8+はこの年、世界選手権派遣選考会で見事優勝し、日本代表M8+単独クルーとして世界選手権デンマーク(コペンハーゲン)に挑戦したのです!出場したのは軽量級でした。ちなみにこのとき日本代表として派遣されたのはLM8+の早大理工の他、M1X坂田選手(インテック)と、M2-S平田選手、B三好選手(マツダオート東京M2-)でした。


早大理工 1987年日本代表エイト
早大理工エイトは勇戦はしたものの、コペンハーゲンのバグスバード湖では出漕9か国のうち9位と敗れ去ってしまいます。
この早大理工LM8+は推定6'05前後の実力だったようですが、優勝したイタリアなどは5'34のベストタイムを出しており世界のレベルはすでにはるか先という感じでした。
しかし、ベストレースをするには地力だけでなく、海外経験も絶対的に必要ですね。写真のように日本は鍛えられたクルーでしたが、まだ日本で大きく普及していなかったエルゴ、そして初海外で全くリズム作れなかったそうです。


そのような、苦くも輝かしい歴史をもつ早大理工はボートサークルといっても完全に並の体育会よりはるかに体育会なので、インカレや早慶戦での活躍をこれからも期待し、再び代表に選ばれる日を迎えるべくチームの発展を願っています。
早大理工の日本代表輩出は、この1987年世界選手権エイト全員と、1976年モントリオール五輪M8+に1人という実績です。








青山学院大
青学 2020インカレ艇庫
青学のスクールカラーは濃緑(ダークグリーン)、青緑(ターコイズブルー)。
基本的にはブレードカラーの緑十字と同じく、ダークグリーンが基調のユニフォームとなっています。このロースー、微妙に上下セパレートにも見えますがワンピース一体型で、上半身だけファスナーが付いて胸を開けることができ着脱しやすいですね。右胸にMINERVA、左胸に青学の校章。そしてサイドに三本線です。以前はアディダスで作っていたようでもあります。
この青学ロースーが、おそらくS田監督が就任してから作ってレギュラーユニフォームになっていると思われます。


青学 2019東日本夏季M2X
こんな感じで、上半身は編目のように柄が入っているのが青学らしいオシャレポイントではないでしょうか。


青学 陸上部長距離
強豪・青学陸上部のユニフォームもほとんど同じ感じですよね。体育会の中で大学のイメージをある程度統一したり連携して協力する動きは、どの大学にも見られます。写真は原監督で有名になった、長距離の駅伝チームです。箱根駅伝過去7年で5回優勝、2015~2018年は4連覇の偉業を達成しましたね。





全国のロースー紹介、次回へたぶん続きます。











Rowingユニフォーム各チーム編
戸田・前編




≪戸田≫


東大
チームカラーはケンブリッジ大を模した淡青、ライトブルー。
ロースーには、ライトブルーというか水色が基調で、白と黒の組み合わせが例年のスタンダードです。
2021年の東商戦で初披露のロースーは、珍しく上が白主体。そして濃い青で弧を描きTHE UNIVERSTY of TOKYOの文字。右胸には近年入れている銀杏(いちょう)の葉の東大マークです。
東大 2021東商戦M8+


東大 ライトブルー
こんな感じの、水色が基調となったロースーが多いイメージですね。
毎年に近いくらいロースーを作っているようなので、デザイン自体はけっこう色んなバージョンが毎年登場しますね。










一橋大
チームカラーは一橋レッド。赤いブレード、赤いロースー、赤い艇という真っ赤っ赤な軍団がHUBCですね。
こちらのロースー、もちろん全身赤が基調。サイドの黒と白の炎、襟に白いふちどりが特徴ですね。背中には写真の看板にある一橋の校章マーキュリーのエンブレム。この校章は商業と学術の神ヘルメス(マーキュリー)の杖に由来し、杖には二匹の蛇が巻き付き世界の天を翔ける翼が付いています。そして高等商業学校C.C(Commercial College)の頭文字。
ロースーは今の戸田では珍しいミズノ製、さしずめ赤いファイヤーロースーというデザインです。
一橋大 2021東商戦M8+
実はこのロースー、もうすでにレギュラーユニフォームとなって久しいようです。
デザイン自体、シンプルですし、完全に赤のみとかではなく適度に白と黒が入って引き締まりスタンダード感がありますね。


一橋大 2014インカレM2-
2014年、創部以来のインカレ初優勝を、インカレM2-で飾った記念すべきロースーが今も採用され続けています。


一橋大 2014全日本軽量級LM8+優勝
当時4番を漕いだ2年荒川選手を含み、4人が社会人でもトップ選手としてボート競技を続けた最強世代、2014年インカレM8+は準優勝。
写真は5月の全日本軽量級M8+優勝の表彰式なので荒川選手はまだ乗っておらずインカレで乗ることになります。

この年からずっと同じユニフォームで、おそらく2014年優勝のユニフォームとしてレギュラー化されたのかと。
他にもセカンド、サードと呼べるようなデザインがあるようですが、このロースーが一橋の第一ユニですね。










筑波大
筑波大 2012 インカレM2X O智兄弟
筑波大といえばこのロースーのイメージですよね、近年はずっと。
水色から下にかけてグラデーションで黒へと変化していきます。筑波山と青い空のイメージに重なるでしょうか。左の肩掛けと左脚に紫を使用し、たいへん洗練されたデザインと感じるユニフォームは、この2012年インカレM2XでO智G太選手とO智K太選手のI治西高出身兄弟ダブルで3位銅メダルに輝いたときからずっと継続してレギュラーユニフォームとなっているようです。
調べてみるとそれ以前は毎年色んなユニフォームを使っていましたので、2012年がこのユニフォーム初登場だと思います。

筑波大のスクールカラーは筑波紫と呼ばれる紫色。ブレードは緑なのですが、スクールカラー筑波紫を用いたロースーとなります。そしてこの2012年から体育会所属団体のユニフォームはFUTURE BLUEと称する水色のような淡い青色を用いることで統一されているといい、まさにこの2012年から10年間ずっと同じユニフォームでレースを戦っています。


筑波大 2014インカレM2X優勝 N藤選手・O智K太選手
2012年インカレM2X3位、2013年インカレM2X2位ときて、2014年に3度目の正直でインカレM2X優勝に輝きました。
写真のインカレ優勝、S:N藤選手、B:O智K太選手です。左胸の校章、五三の桐葉型が光ります。
筑波大は東京師範学校から続くたいへん歴史のあるチームですが、1974年から始まったインカレでは70年代と80年代にM1X優勝が2回あり、2014年のM2X優勝は実に31年ぶり3回目のインカレ優勝、M1X以外では初めての優勝となりました。
創部140年目を迎え、日本の大学ボート部最古とされる筑波大チーム、さらにFUTUREへとはばたく10年目の筑波ロースーが今年も戸田で輝きますね。










東京外語大
東京外語大 2021学連TT
外語大のスクールカラーはピンクのような赤、これは牡丹(ぼたん)色といいます。1920年に結成された日本漕艇協会が加盟各学校に学校色を定めるように求めたところ、外語大はこの牡丹色を選び登録。ボート部が選んだこの牡丹色が、外語大のスクールカラーとして親しまれるようになった、ボート部が起源のスクールカラーだそうです。東大の淡青、京大の濃青と同じエピソードですね。
もちろん、外語大もこの牡丹色を基調にしたロースーを作っています。写真はおそらく2020年か2021年の最新のロースーですね。左胸に校章のたいまつと外語オール交差のエンブレム。毎年に近いくらいユニフォーム更新のチームだと思います。










東工大
東工大 2021お花見M4+
東工大のスクールカラーはロイヤルブルーということで、白いブレードでおなじみですがロースーはこのロイヤルブルーの青を中心に、黒や白を使ったデザインが多いです。こちらも、毎年更新してロースーを作るチームですね。
写真は2021年、今年のロースーですね。


東工大 2017年インカレM8+7位
ベストタイム5'56を出し東工大史上最速だった2017年インカレ7位のM8+メンバー。M8+に常に出漕するチームとして見事な結果を残しました。胸にTOKYO TECHの文字、TOKYOのTが胸を横に貫いています。動きのある格好いいデザインですね。










東京海洋大
東京海洋大 2020PV
東京海洋大のスクールカラーは青です。
海洋大も毎年ロースーを作っていたようで、基本的にはこの青を基調としたユニフォームがほとんどですね。しかし、上のこのロースーはどちらかというと黄色が目立っていますね。ブレードカラーの青、白、そして赤2本線を入れつつ黄色が存在感を示しています。そしてポイントは、上半身前側にキラキラした波しぶきをイメージさせるような水玉、背中には波のウェーブが描かれているんですね。太陽が照らす海洋の波しぶき、世界を船で突き進む海洋大ロースーであります。左胸には海洋大マークです。


東京海洋大 2020PV M2X
このロースーで、2019年インカレM2X2位、銀メダルに輝きました!この年国公立大で唯一のインカレメダルです。
2018年に作られたこのロースーがメインユニフォームとして定着しつつあり、海洋大がますます大きなチームをめざしていきます。










早稲田大
レギュラーユニフォームといえば、早稲田はもうこちらのロースーがおなじみになって久しくなっています。
早稲田大 2020インカレM8+
チームカラー、スクールカラーのエンジ(臙脂)にふちどりとサイドが黒、肩掛けと脚にはライトグレー。左胸に早稲田ボート部のエンブレムというこちらのロースー、調べてみましたら2014年からこのデザイン。この年、現在のU田監督が早稲田大の監督就任された年なんですね。「One WASEDA」のスローガンを掲げ、左脚に記します。そして2018年ですかね、大学クラブとしては画期的なスポンサー提携もしたアシックスのロゴが右胸に入るようになります。
しかしこの基本デザインはさらに調べますと2005年から使用しているんですね。2005~2013年まで同一デザイン、2014年にデザインをマイナーチェンジということで実質17年間同じロースーといってもよさそうです。


早稲田 2005 インカレW2X
2005年、インカレW2X優勝の写真。ロースーのイメージ的にはほぼ同じですが、グレーの面積が広くサイドの黒いラインが細いです。しかしこれはマイナーチェンジと言える程度の変化ですからほとんど変わらないとも言えますよね。

これより以前は、毎年ロースーを変えていたと記憶します。写真なかなかないので分かりませんが、けっこう奇抜なデザインもあったりで、私が覚えているのは1997年に全身がシルバーに近いライトグレーで、サイドにエンジの3本ラインというのもありましたね。しかし早稲田は全身エンジのほうがイメージに合いますよね。そして、ずっと変わらないレギュラーユニフォームが決まっているほうが伝統校だなという感じを受けますので、今後も現行のロースーが長く支持されるような気がします。


早稲田 2020早慶 W8+
2021早慶レガッタの女子エイト。男子も女子も、早慶戦は伝統のレガシャツ、短パンと決まっていますね。
毎年入れ替わる学生たち、しかし変わらない伝統のユニフォームと精神を受け継いで。










慶應大
こちらは早稲田とは対照的に、毎年ロースーをデザインしている印象のチームとなりますが、最近は以下の4つのロースーをよく見る気がしています。
慶應大 2020全日本M8+
KEIO赤ロースー、ミズノ製。慶應大は紺(青)と赤がスクールカラーですが、赤が基調の比較的珍しいデザイン、左胸に慶應ボート部エンブレム、右胸と左脚にミズノのロゴが。2019年作成でしょうか。ちなみに慶應大のブランドマークとして塾旗と呼ばれる三色旗(紺赤紺)がありこれがブレードカラーにも採用。また、ペンマークがあり黄色い万年筆2本をクロスした慶應マーク、これはボート部エンブレムにも使われています。「ペンは剣に勝る力あり(ペンは剣よりも強し)」の意味で1885年頃に考案されたという歴史ある慶應のシンボルマークです。


慶應大 2019M2-
KEIO青黒ロースー、ミネルバ製。左の脇に赤い閃光が走り、シンプルな中にも慶應カラーのイメージがあります。しかしかなりシンプルですね~。このロースーは2020インカレで多数のクルーが着ていましたが、2018年あたりの作成でしょうか。


慶應大 2018M4+
どのチームでも上半身白の需要が必ず訪れるという私のロースー仮説理論。慶應でも白いロースーあります。肩掛けがライトグレー、そして紺です。
これは2XU(ツータイムズユー)で作った日本では珍しいロースーですね。ランニングやトライアスロンなどで使われるスポーツウェアのブランドです。ちなみに、このM4+の写真がかっこいいので使わせて頂きましたが、左脇にユニコーンの絵が描かれています。一角獣と呼ばれる伝説上の馬、そうです、慶應大アメフト部のユニコーンズです。アメフトとコラボしたのでしょうかね~。


慶應大 2017W2-優勝
そして慶應大のトリコロールロースーとでもいいましょうか、2017年インカレW2-優勝のロースーです。ミネルバ製。
胸の中央に慶應ボート部エンブレム、紺と白の爽やかなデザイン。サイドにはこの角度では分かりにくいですが紺と赤のラインが入っています。男子も着ていますがこのロースーは慶應女子部のイメージがありますね。なぜなら、慶應女子初のインカレ優勝、2006年インカレW1X(A山選手)のときもどうやら同じこのロースーだったようなのです。
慶應大の女子部は2006年インカレW1X優勝、2009年インカレW2X優勝、そしてこの2017年インカレW2-優勝と3度の優勝があります。あと残すは4人乗り、数年に一度一気にブレイクして多くの優勝をさらう印象の慶應大、男子も女子も今年はやってくれるでしょうか。










日大
日大といえばこれです。大学ボートをやっていれば皆イメージはこのロースーです。
日大 2020インカレM4X
おなじみ、ピンクのロースー。まあ、桜色のロースーですね。「NIHON UNIVERSITY」の文字が、左胸と左脚の2カ所にあり、サイドは黒白黒。右胸には「Long Range」の文字ということで、日大OBのロングレンジさんがもちろん作っているということですね。


日大 2016インカレM1X
2016年、インカレM1X優勝は「まいまいの小部屋」ブログさんでもおなじみのF米選手。
2010年代の日大の優勝は全部このロースーですね。



日大 1992年インカレM8+優勝
そして何と・・・?2010年代どころか、2000年代、そして1990年代も!?
これです。白黒で分かりにくいですが、このロースーは今と同じデザインですね?
この日大のインカレM8+優勝、写真は1992年なのです。日大は1990年にインカレM8+初優勝を果たしてから1992年の平成4年に初めての3連覇を成し遂げます。日大のインカレM8+初優勝は、意外にも第17回大会の1990年だったのです。その後は2000年、2001年に2連覇、そして2006~2014年に9連覇というインカレM8+連覇記録を作るのですが、この1992年という大学ボートのロースー黎明期と同じロースーを今も使い続けているのです。ちなみに写真の左胸の黒い模様は、優勝記念のリボンか何かを表彰式でもらって、胸に付けているのかと思われます。
全身桜色のピンクロースー、おそらく第1号のこのロースーが30年間、日大のイメージとなってきたのもうなずけますよね。第1号ロースーが今もずっとレギュラーユニフォームとして使われているのは日大だけでしょう。遠くから見てもピンクのブレード、ピンクのロースー。このチームは日大しかいません。パッと見で一目で分かる視認性、これもユニフォームには最も大事なことなのかもしれません。

この「伝統の元祖・ピンクロースー」以外にも、黒地でサイドにピンク2本線とか他のデザインもいくつかだけあったと思いますが、基本的にずっとレギュラーユニフォームの認定をしてよいと思われる第1号のロースー。
これから先も、日大の優勝回数とともにロースー採用年数の記録も伸ばし続けるでしょう。










立教大
立教はRowingユニフォーム特集の②ですでにふれましたが、ここでもさらっとふれます。
いや、②ではR大だったので立教ではないかもしれませんね。(笑)
立教大 2019全日本W8+優勝
立教も、2016年に作ったロースーで全日本初優勝を成し遂げ、それがレギュラーユニフォームとして定着し今年で6年目。すっかりこのロースーのイメージが浸透してきたのではないかと思います。
2019年には全日本W8+で女子が初めての全日本級大会の優勝。女子のイメージもこのロースーで作りましたので、男女同じユニフォームがやっぱり理想ですね。そして同じ年に女子として初めてのインカレ優勝をW2Xで達成します。



立教大 2020インカレM2X佐橋さん
昨年、2020年にはこの「青い炎ロースー」でインカレM4-優勝を含むM2X3位、W4+2位、W2X2位と、創部史上最高の成績、最多のメダルという実績を上げました。しかしながら、全体としてまだまだレベルの底上げをしていく必要があり、男女とも強いチームをめざし、全員が戦えるチーム作りをめざしていってほしいなと思います。



立教大 2020インカレW2X佐橋さん
青い炎というより、サイドの優美な曲線、流線は風のように流れてクロスしており、「青い旋風ロースー」という呼び名のほうがふさわしいかもしれませんね。
立教旋風を巻き起こし、青い風がクロスし青い炎が燃えさかる。インカレで立教ブルーに染まる日を。










明治大

明治のチームカラーはもちろん紫紺。
しかしロースーに関しては、毎年デザインして更新するチームのひとつです。これは私が現役だった90年代からずっとそうだと記憶していますが、当時はそれが当たり前という時代でもありました。チームブランド、大学ブランドみたいなことが言われて色んな校章やデザインが統一されていく動きは2000年代以降という感じがあります。

日立明のパンフレットをさかのぼって見てみると・・・。
明治 2000年ロースー
こちらは2000年、日立明の対校M8+ですね。
当時3年生、現在監督でいらっしゃるI川選手(左から4番目)が6番を漕ぎ、MY生命で漕いだK子選手、C電で漕いだH選手などそうそうたるメンバーです。この2000年は古豪明治復活の元年であり、4月の日立明は2位でしたが、6月の全日本では現監督のI川選手とK子選手のM2-が2位○TTを12秒ぶっちぎって6'47の当時日本レコードで優勝。そして8月のインカレでは明治は対校をM4-で組み、S:I川選手、3:K子選手、2:Y原選手、B:S山主将のクルーで優勝しました。歴代主将3人が乗る豪華メンバー。
明治のインカレ初優勝はこの2000年のM4-だったのです。※大変失礼しました。明治のインカレ初優勝は1985年M4+でした。ですので2000年は創部2度目のインカレ優勝です。お詫びしてこれ以降の文も重ねて訂正いたします。
その後は皆さんもご存じのように常勝チームへ変貌を遂げ、その後の2000年以降の21年間で積み重ねたインカレ優勝は30回を数えるのです。
明治の古豪復活といえる2000年インカレM4-優勝、そして立教の初優勝は2002年M4-。近い時期に対校M4-を組んでのインカレ優勝。さらに、明治男子は2004年以来9年優勝から遠ざかり、2013年に対校M4-で9年ぶり優勝を果たしまた優勝を重ねるようになります。立教も2015年に13年ぶり対校M4-で優勝。女子部創設時期といい、何かと明治と立教は共通点がいくつかありますね。ちなみに日大のインカレ初優勝は1975年第2回インカレの軽量級M4+です。日立明の三大学のインカレ初優勝は全部フォア種目なんですよね。大学ボートトリビアですね。
明治の皆さん、強豪明治が復活したときの2000年ロースーはこちらです!白黒では分かりづらいですね。


明治 2000年ロースーデザイン
確かこんな感じですね!紫紺が基調、そしてサイドが黒で2本の赤いラインが囲っている色遣いです。
明治は漢字が多い印象がありますかね。




明治 2000年インカレM4-優勝ロースー
と言っていましたが、思いっきり間違っていたようです。訂正いたします!
このロースーが、明治の2000年インカレM4-優勝のときのロースーだそうです!私のあまり記憶になかったロースーでした・・・。
明治のブログを見て初めて気づきました。訂正に次ぐ訂正でした、すみません。しかし、15年ぶりのインカレ優勝というのは、チーム初優勝のときよりも嬉しかったのかもしれません。





そして例えば1998年頃でしょうか、赤白緑といった奇抜なデザインもありましたが、毎年さまざまなデザインの力作ロースーで明治の個性を発揮していきますが、基本的にはブレードの紺が基本カラーという感じのロースーが多くなります。紺と白のライン、そのほかに黄色か赤などさまざまな色が使われるというデザインですね。
明治 2013ロースー
2014年M4-優勝ロースー



明治 2017ロースー
2017年ロースー。このときから、明治の「M」マークを胸にデザインするようになりますね。この飛び跳ねるようなMのマークは、2001年に公募デザインから制定され、限りなく飛翔するという意味が込められているそうです。



明治 2019ロースー全日本新人
2019年ロースー。紫紺の中央にジグザグの赤い稲妻が走る。サイドも赤ということで、色的に2000年ロースーにも共通した感じがあるでしょうか?そしてこの年から明治ボート部エンブレムも追加されます。この2019年は全日本新人でM8+とW4X+のアベック優勝がありました。



明治 2021年ロースー
そして今年、2021年ロースーはこちら。久しぶりに上下色が異なるデザインになりましたね。さらに右半身と左半身で変化をつけるのは個性的、こういう感じはサッカーユニフォームで見る気がします。
2020年から明治のブレードもこれまでの紺から紫がかった、「紫紺」へと変わりました。ロースーもこれまで以上に紫っぽく変わってきています。
2000年~2020年、そして現在と、インカレ優勝戦線をひた走ってきた紫紺の軍団。男女とも勇敢に、そして時に優雅に紫薫る品格で戸田のボートファンを魅了してきました。少しずつマイナーチェンジを重ね、少しずつ色を変えながら真の紫紺の境地へたどり着くか。
明治の毎年移り変わる紫紺の表現に、これからも注目です。





ということで、長くなってきたので戸田の各大学のロースー紹介は前後編に区切りたいと思います。
意外と時間がかかります。何よりも写真を探すのがたいへんで、調べ物にも時間がかかっているので、少しずつ時間かけて進められたらと思います。
全日本インカレを前に思わぬ長編シリーズ突入か?場合によれば来月以降に持ち越すかもしれませんのでご了承ください。この連載が途中で力尽きなければ続けられるでしょうか!