FC2ブログ
いよいよ男子の後編、人気の4人乗り種目と栄光のエイトです。
ではなく今回はM4XとM4-です。

M4+とM8+はまだ書けていません。
私の主義に反しますが、とりあえずM4XとM4-をすきま時間に書いたのでアップしちゃいます。
全日本前ですからね、書けたものを順次アップ。まあ、この間に合わせ感がブログっぽいですね。

推敲もしてませんので、乱筆乱文、お許しください。追って書き直すかもしれません。






全日本M4X
エントリーは全17クルー。
社会人は2クルー。T自動車と、K視庁だ。T自動車は昨年、19歳のエースN村選手と、H川選手、E藤選手、O田選手というクォドで挑み、2000年同じM4X以来となるクルーボートでの全日本銀メダル準優勝を果たした。名門T自動車、復活の狼煙を上げた。今年はN村選手をどのクルーに起用するのか。K視庁もこのところM4Xトップクルーに据え、軽量級では久々に決勝で勇姿を見せた。
2018全日本M4X T自動車 中日本
T自動車は男女クォドでアベック優勝をねらう力がある。
T自動車ブログより写真転載させていただきました



しかしこのM4X種目、学生有利と私は見る。それもそのはず、今年のインカレM4Xはものすごい好レースの連続、史上最もスリリングなレースがいくつもあったハイレベルな当たり年だったからだ。
私が「青い稲妻」と形容させてもらったスパート大逆転勝ちの立役者、S台大(S:A部選手1年、3:S藤選手3年、2:O嘉田選手2年、B:S竹選手1年)がそのまま全日本に来るなら、伝家の宝刀ラストスプリントをちらつかせつつ変幻自在のレースで全日本も頂点を獲りに来るだろう。
2018全日本M4X S台大インカレ決勝
S台大M4X、全日本でも稲妻スプリントが炸裂するか。
以下、日本ボート協会Facebookより写真転載



そして、今度こそはそうはさせじとD大(S:K島選手1年、3:N村選手1年、2:S水選手3年、B:A藤選手3年)とR谷大(S:H本選手3年、3:K端選手3年、2:K村選手4年、B:N々下選手1年)がインカレ以上の決意をもって優勝を狙いに来るはずだ。
2018全日本M4X D大インカレ決勝
D大M4Xはあと一歩でのゴール前急襲に涙を飲んだ。しかし底知れぬ急成長を遂げている若い4人


2018全日本M4X R谷大軽量級優勝
R谷大M4Xは軽量級優勝、全日本ではさらに大きく飛躍したい。
インカレ優勝は何度もあるが意外にも全日本優勝はいまだ成し遂げていない。初優勝に向けてチャレンジ


そしてさらに、全日本クォドといえばN大、M大、N体大の従来からの3強。昨年は、この3クルーとT自動車が全日本決勝で争った。先月のインカレでは激戦の準決勝と新しい3強の前に不覚をとり、4位、5位、6位に甘んじたが、全日本ではクルーの組み替えもするなどして全力でリベンジにかかるだろう。
学生のクォド3強(N大、M大、N体大)と、新3強(S台大、D大、R谷大)。この6クルーはいずれも6'10前後の力がある。6'05を切るような極限の戦いを期待したい。
さらにこのほか、T経大、W大、K應大などはじめ、セレクション私大や未経験大学が多くエントリーしている。









全日本M4-
エントリーは全16クルー。
今大会、M4-もアツイ。社会人が3クルー、○TT、K電、C電で昨年と同じだ。いずれも全日本M4-優勝があり、○TTが一歩リードで過去5回優勝、そしてK電とC電が1回ずつだ。

○TTは昨年優勝チーム、2連覇を狙う布陣はいかに。今年はM8+、M4-、M2-、M1Xの全日本4種目優勝もあるかもしれない、圧倒的選手層を誇る最強軍団だ。
今年日本一を狙うM4-は、戸田での目撃情報によるとS:I藤S太選手、3:S崎選手、2:A木選手、B:M尾選手ということで、M8+メンバーでもおかしくない強力なクルー。ラインナップ的に、コンスタントで持ち味を発揮する特徴があるだろう。N大出身の期待の新人をストロークに、ミドルペアの破壊力、そしてテクニックに優れたM尾選手の戦況判断がレースを左右する。2018全日本M4- ○TT2017クルー
昨年は完成度の高さで優勝した○TTM4-。今年はメンバーが2人代わりまた違うレースを展開する。写真は昨年の決勝。
○TT漕艇部HPより写真転載させていただきました。


K電は昨年準優勝。○TTに追随し強みの長く冷静な漕ぎを発揮していたが後半伸びを欠きラストはR大との競り合いに辛くも2着を死守。昨年はS:O田選手、3:A木Y作選手、2:T田選手、B:T中選手ということで、主力のスイープ陣となる4人、今年もほぼ同じラインナップだろう。
2018全日本M4- K電2017クルー
K電美浜はストロークO田選手とバウのT中選手は2015全日本M4+優勝メンバー、3番A木Y作選手と2番T田選手は2015全日本M4-優勝メンバーで、金メダルの4人だ。
2017全日本TV映像より


C電も、M8+と遜色ないメンバーでM4-を組んできたが、昨年は予選で敗れたS台大に準決勝で先着したものの、K電、T北大にわずか届かず。今年も昨年とほぼ同じクルーでおそらく挑み、久々に決勝で優勝争いをしたいところだろう。エルゴ数値はじゅうぶん優勝レベルだ。
2018全日本M4- C電2017クルー
2003年以来となる全日本M4-優勝をめざす。写真は昨年のクルー、実績豊富な選手たち。
C電Facebookより写真転載させていただきました。



さて、この社会人クルーに対するは日本一をめざす大学生クルー。
最新情報によると、今大会M4-は大学対校クルーが続々と登場。
インカレから組み替えてM4-を獲りにくるらしいのは、何とM8+でインカレを沸かせたM大とS台大だ。

M大は、インカレM8+のほぼストロークフォアとなるトップ4人、M木選手4年、F田選手4年、K村選手2年、S見選手1年。
特に主将でU23代表のF田選手、そしてM大M8+のストロークをずっと漕いできたM木選手が強力なのは言うまでもないが、若手のK村選手2年はI治西高出身、S見選手1年はK本学園大付属高出身、これからのM大を引っ張っていくリーダー候補になるだろう。
2018全日本M4- M大東日本
M大M4-はインカレと違い、昨年全日本M8+準優勝の主力メンバーで組んでくるもよう。今年の東日本ではこのメンバーでM4+を組みS台大、N大相手に7秒の差をつけ圧勝した。2004年以来、2回目の全日本M4-優勝をめざす。
M大Facebookより写真転載させていただきました



そして、東北のセレクション軍団、下克上の選手たちが揃うS台大も、今回対校がM4-らしいという噂だ。
そうすると、おそらくU23代表のI瀬選手をはじめ、インカレM8+の主力で構成される。M大との死闘を制するか、そして社会人をなぎ倒す爆発力を秘めていそうだ。
2018全日本M4- S台大インカレM8_
S台大がもし対校で来るとなれば、一気に優勝候補となる。テクニックはもちろん高いボート意識と精神力、代名詞となったスプリントとたしかなコンスタント力は社会人を凌駕するだろう。T北大をラスト300mで差したあの衝撃のスプリント逆転勝ちから10年。2008年以来、2回目の全日本M4-優勝なるか
写真はインカレM8+。日本ボート協会Facebookより


それから、R大は昨年3位、一昨年優勝。対校トップクルーで3年連続全日本M4-決勝を実現しているが、こちらは怪我による交代でインカレからメンバーが代わることになる。M大、S台大に負けられないが、今年も挑戦者として胸を借りる立場での全日本になるだろう。常に逆境で挑んでいる形になるが、その試練を乗り越え真の強さを手に入れたい。
2018全日本M4- R大インカレ決勝写真
R大ブルーは挑戦者の証。格上のライバルに堂々としたレースをしてほしい。真のM4-強豪になるにはまだまだこれから。
日本ボート協会Facebookより



このほか、まだまだ注目クルーは紹介しきれませんが、東北からT北大。こちらはM2-、M4+、M4-を全日本で重視するもよう、上級生クルーだ。戸田勢、K應大もM4-やM4+を厚くしてくるのではないか。C大、N体大、H橋大、T経大はM4-強力。そしてN大はインカレから組み替えてくれば当然決勝レベルにはなる。インカレ対校で来ていたH政大はどうやらエントリーがなく、M8+挑戦になるようだ。そしてW大は全日本M4-で定評があり、インカレ以上の艇速でくるだろう。
さらに中部ではG経大、関西からK都大。M4-で強いチームだ。

熾烈な決勝争い、そして最終日争いも激戦の連続。年々激しさを増す全日本M4-の頂点をかけて、トップクルーの編成も増えてきており、素晴らしいレースを期待しています!





スポンサーサイト
続いて全日本の見どころ、男子種目です。
ふー、なかなか大変です!これだけ記事を書くのは!(笑)
しかし皆さんの全日本にかける熱い思いとモチベーションのために、何とか頑張りましょう。





全日本M1X
エントリーは全50クルー。
昨年よりも出漕が増え、全日本の中でW1Xとともに大注目の種目だろう。メンバーがすごいですよ、メンバーが。これはM1X特集ですね。
そして個人のチームで出ようという単騎の武者が多くなり、これが今回話題となるだろう、注目ポイントだ。Rowing界にサムライがたくさん増えました。当ブログではこうしたユニークな部分にふれていきたい。


まずはオーソドックスに優勝候補から見ていくことにしましょう。
何といっても、優勝候補ナンバーワンはこの人、○TTで出漕と噂される日本代表オープンのエースA川選手です。
今年のワールドカップ第3戦では予選でチェコのトップスカラーであるシネク選手とガンガン競ったりして0.7秒差惜敗、アジア大会でも3位。と思えば、激戦の疲れが出たか福井国体ではまさかの6位。新鋭・N体大1年T山選手に0.01秒差で敗れ、順位決定でもN大エースU23代表K村選手に0.08秒差で敗れ。この並びで行くと、シネク選手>K村選手>T山選手>A川選手となってしまいますがどうなんでしょう。しかし真価は2000mです。A川選手はタイプ的に艇速変動の少ないコンスタント型なので、地力の違いで一本一本次元の違うドライブで突き放していくでしょう。スタート、スプリントに優れたテクニシャンにどう対するかが見ものです。とにかく戸田の2000mレースでは6'50切り、この冬にエルゴ6分切りを見てみたい歴代ナンバーワン選手候補であります。
2018全日本M1X アジア大会A川選手
日本人離れした大排気量の出力エンジンとビッグバンのようなドライブ、日本のエリック・マレー、日本のドライスデールめざしてエルゴとスカルのタイムで前人未到の領域にチャレンジを続けてください
日本ボート協会HPより写真転載


H橋大が生んだオープンの星はA川選手なら、H橋大が生んだ軽量級の星はN野選手。今回、N野H志RCの名前で個人参加されましたね。昨年全日本M1X優勝、連覇をめざしH橋大の先輩後輩対決になるでしょうか。
スロベニアの地で武者修行、東京五輪の代表の座を虎視眈々とめざす。一見異端児ですが心に流れる熱い思いは艇速となり、表現となり、ひとつの生き方を強烈に主張しています。昨年はしっかりとイーブンペースを実践、なんと500m地点では最後方からごぼう抜きしていき第3のスパートでTレ・F井選手を抜き去り優勝。
今年はまた一味違ったレースを見せるか、有言実行の戦士、スロベニアより舞い戻りてここに見参。
2018全日本M1X N野選手アスリートクラウド prtimes
PR TIMES Players1stサイトより写真転載させていただきました


それから、Tレ滋賀のF井選手はまだ23歳でじゅうぶん若手、しかし2015年U23世界選手権のLM1X6位など世界での活躍は以前から印象に強く、2017世界選手権LM4X5位は記憶に新しい。このときエースポジションの3番を務めている。まだまだこれからの選手であり、今回M1X出漕であれば昨年準優勝の借りを返して優勝を成し遂げてほしい。
2018全日本M1X F井選手 中日新聞より
ワールドクラスの実力をもつTレ・F井選手。高卒5年目、Tレ滋賀チームで大きく成長してきた。そろそろ全日本タイトルが欲しいところだろう
2018琵琶湖レガッタから。中日新聞WEBより写真転載



この記事は実際にこの選手がこの種目に出漕すればの前提で書いています。
もし違う種目や出漕がなくても、ご了承ください。ボート競技はけっこう編成が変わったりすぐに変更もできますから、ご了承くださいね!


そして、N体大M1Xの編成はどうでしょうか。前述のA川選手を破る金星を挙げ、その勢いで国体優勝を果たしたT山選手は、U23アジア大会金のK電T田選手、IリスO元選手、N野選手を接戦の末に下して頂点に立った。
お花見M1X優勝、インカレM2X優勝、国体成年M1Xで代表選手を次々倒して優勝。
2018シーズン有終の美を飾り、全日本でキングオブボートのM1X日本一の座につくのは、この若き侍かもしれない。
2018全日本M1X T山選手 N体大
天性のスピードをもち、急激に成長を遂げる昨年ジュニア代表、N体大の黄金ルーキーT山選手。
日本ボート協会HPより写真転載



このほか、天才スカラーがいっぱいいますよ。
K電のT田選手はU23アジア大会LM2X金。こちらはM2X出漕の可能性もあるが、この激戦のM1Xに出てきたら決勝で優勝争いしてくるだろう。
2018全日本M1X T田選手 K電
日本ボート協会HPより


T田選手といえば、ボート界の第一人者のこの人Dイキ・T田選手がいます。
全日本選手権M1X14回優勝という誰も破れない伝説の記録。7連覇&5連覇&2連覇。15回目の優勝を成し遂げたら、伝説が神話になりますね!
2018全日本M1X T田選手Dイキ 2016写真
Dイキ・T田選手。この人がいないと全日本選手権は始まらない。
SportsCommunicationsページより写真転載



T自動車は、2016全日本M1X優勝のN村選手ではないだろうか。N村選手もまだ20歳、若きスカラーはどこまでも果てしなく伸びる。
2018全日本M1X N村選手 T自動車
日本ボート協会HPより


以下、写真なしが多くなり申し訳ありません。

個人的には、高校生スカラーも気になる。
S立学園高2年、世界ジュニアの記事でもお伝えしたJOCアカデミーのA木選手は異国の地チェコで予選7'21、Final Dで7'15を出している。この選手も素晴らしいボートマンへと成長するだろう。
S田工業高3年、同じく世界ジュニアにM2Xで出漕したS田選手だろう。全日本ジュニアではこちらのS田選手が1位だった。この両者が対戦したら盛り上がる。


そして今大会のポイント、ひとり勇敢にチャレンジするサムライはN野選手、T田選手などのほかにも多数存在する。
一昨年3位、昨年4位で社会人チーム1人だけで競技活動を続けていると思われるN本紙パルプ・N田選手は今もその実力を保っている。2015ユニバーシアードLM2X銅メダル、2015インカレM8+優勝のストロークだ。
S幌RC、N和賀ボートクラブは誰が出るだろうか、興味がある。
SントポールRCはR大OBでイギリス留学中のA藤選手が出てくる。イギリスでは名門クラブに所属しGBのすごい人たちと練習してきたとか。イギリス帰りのスーパースカラー、こちらも要注目だ。
T久井グローリーはやはりT久井高のOBチームのようで、おそらくN大の若手OBが出漕するのではないだろうか。
○POWERはご存じ全日本M1Xの常連、I藤T磨選手。N津東→M大→T大大学院の偏差値高いボート部に所属してきた歴戦のスカラー。イーブンラップが持ち味だが、今年はしっかりトレーニングを積めており絶好調とか!?
2018全日本M1X I藤T磨選手
2010年全日本M1X3位、インカレM1X2位。このほか、何度も全日本M1X順位決定に残っている○POWERのI藤選手はさすらいのスカラーだ。2015年は○RIMSON/GANGとコラボしてのM2X3位だった。


このほかにも社会人トップチームから出漕があるし、そしてもちろん大学勢の猛者たちだ。
インカレ上位者、国体で活躍した社会人、そしてインカレからクルーが変わってM1Xで上位を狙う大学トップ選手。

本当に今年は全日本M1Xが面白い。それぞれのライバルストーリー、これまでの全日本への挑戦、世界への挑戦。
そうしたドラマが織り成す日本一をかけた激戦のスカルファイヤーマッチ、乞うご期待!







全日本M2X
M1Xに力が入りましたね。M2Xもすごいですよ。
エントリーは全26クルー。

M2Xはトップ争いの火花散らす宿命のライバル対決が生まれている。
全日本M2X7連覇をねらうIリスオーヤマと、初優勝をめざすS日鐵S金だ。

日本のボートファン誰もが知る、Iリスオーヤマ(S:N村選手、B:O元選手)とS日鐵S金(S:N良選手、B:S藤K選手)という新旧代表対決。(シートは私の予想)そして今年の世界選手権ではLM2X日本代表としてともにコンビを組んでいたストロークN村選手とバウS藤K選手がライバルチームに戻って対決するというこの構図。どちらが勝ってもおかしくない、すごいレースになりそうだ。

昨年はS日鐵S金が序盤を攻めて先手をとったが、Iリスはあせらずコンスタントで競りかけ豊かなコンスタントスピードでスッと第2で先頭を奪い返し、中盤より主導権を握る。S日鐵S金は劣勢のまま意地のスパートで食い下がったが逆カンバス2着。落ち着いて一度リードをとるとそれを抜き返すのは至難の業だ。「後の先」を実践してくれたIリスオーヤマ。タイムも6'29と6'30、国際レベルでの決着となった。
S日鐵S金としては、さまざまな反省点があっただろう、1年後の今回、このレースをふまえた形での再戦を迎える。しかしこの差は完全に紙一重、スタート、第2、第3、ラストとしっかり修正をしてまた勝負の第2章が幕を開ける。
そして興味はタイム。国内で6'10秒台で決着するようなM2Xになってくれば、日本のLM2Xも真の世界レベルとなっていくはずだ。


2018全日本M2X Iリスオーヤマ
Iリスオーヤマ、7連覇をめざす。2007年から11年間、実に10回の全日本優勝を成し遂げている。M2X王者に君臨し続けるスーパーダブル。今年は世界選手権のようにストロークN村選手か?スムーズで精密な艇運動には比類なきスピードが宿る。


2018全日本M2X S日鐵S金
S日鐵S金、こちらもエクセレントダブル。超特急のような烈しい高速のスプリント。コンスタントが安定すればIリスと互角以上の勝負に持ち込めるだろう。今年の作戦はいかに。


この代表ダブル同然のクルーに割って入るのは、K電美浜が有力だ。昨年も途中まで3艇争う決勝を見せてくれた。K電は誰が組んでも決勝レベルのクルーを作ってくるので、昨年のようにT田選手コンビか、それともまた編成を変えてくるか。

それから有力どころとしては、社会人。愛媛のI治造船は、S:O智選手、B:O部選手のダブルで来るだろう。
Cプロ、S川リフラクトリーズも強力ダブルだ。それぞれ長崎県、岡山県の地元に根差し、着々と強化とマネジメントを進めている。
Y口合同ガスも、そうした社会人チームとして発展させたいところだろう。
S田漕艇倶楽部はどんなクルーで臨むか。K視庁もM2X参戦。


そして大学勢。インカレクルーそのままという大学も多いだろうが、名のある大学はM2Xで狙うところも多いだろう。N体大、N大などはどうだろうか。社会人クルーの強さに全日本では苦戦を強いられる傾向のあるM2X種目だが、久しぶりに学生が決勝で戦うところも見てみたい。2014年以来、大学の決勝進出が途絶えている。







全日本M2-
エントリーは全27クルー。
今回、全日本では混戦の種目であり比較的多い出漕数となった。一つには大学チームが狙える種目として比較的良い選手をインカレから組み替えてくる傾向があるが、それは社会人も狙っている。数年前から社会人クルーが増えて出漕数が増加傾向だ。

社会人で有力は、○TT、K電、C電、T紡織、Tレのあたりだろう。いずれもM2-クルーはトップの扱いではないと思うが、どのチームも全員レベルが高いので速いペアを作ってくるはずだ。K電は2016年全日本優勝しているので、このときのように強いペアを組めるのではないだろうか。○TTは若手のクルーだろうか。Tレは今年の選手層が厚く、決勝レベル間違いない気がする。
S田漕艇倶楽部は関西選手権優勝しており、上積みができれば全日本好漕も可能だ。ほかにも社会人は多くM2-に出てくる。

大学生はどうか。インカレクルーと基本的に同じならば、こうした社会人としっかり勝負できると見る。もちろん、インカレ以上に成長しているのが前提だ。
まずはインカレ決勝クルーたち。優勝したH橋大、2位M大、3位S台大、4位N体大。いずれも社会人と競って決勝に行ける力はあるだろう。しかし、社会人の傾向を掴んで、よくレースプランを練って心技体とも最高の状態にしていく必要がある。このほか、主力をぶつけるチームもあるだろう。
正直、クルー情報がないので何とも予想しづらいが、M1XやM2Xのように絶対的な代表クラスがいないことは想定されるので、逆に言えばどのクルーにもチャンスがある。日本一まで駆け上がる下克上を望む!

2018全日本M2- H橋大優勝シーン
インカレ優勝したH橋大のような、一気に優勝まで駆け上がる昇り龍は現れるか
日本ボート協会Facebookより写真転載








全日本M2+
エントリーは全8クルー。
もうこれはすべて最終日確定。例年と比べ、やや寂しい出漕になってしまったが、ほぼインカレと同レベルの大会になるだろう。
社会人のエントリーがなく、大学勢のみの争いになる。

8クルー、NRMの3大学、H橋大、S台大、K應大、K都大、D大。
インカレ優勝のN大はハイレベルだったので、ここが優勝候補。他の大学は、インカレからやや組み替えてくるのではないか。
とりあえずインカレと同じと想定すると、N大に対し決勝で戦ったM大とS台大がどれだけ差を詰めてくるか。
これ以外には、K都大とD大がチームトップクラスの力のある選手を乗せてくれば決勝の顔ぶれは大いに変わってくるかもしれない。またK應大のクルーにも注目だ。しかし、インカレどおりなら、未経験中心のチーム、H橋大、R大、K應大、K都大、D大による激しい決勝争いが展開されるだろう。
8クルーだと、予選2組で1着決勝上がり、そして敗復は1組のみで2着まで決勝上がりとなる。つまり、敗復での決勝争いは2着まで激しい競り合いが繰り広げられる。生き残りをかけた厳しいサバイバル、それも全日本の醍醐味だ。引退をかけた学生や社会人の熾烈なレース、そこにまた明暗がくっきりと分かれるだろう。

2018全日本M2+ N大
知勇をもって臨む決戦、勝負の行方はいかに。厳しくタフなM2+、日本一になるクルーはどの大学か。









さて、今回の更新はここまで。次回はまただいぶ先になるかもしれません。
全日本の本番が迫っていますがここでしばらく更新がない!?書ける日がなかなかないんですよ、すみません。

一日で書くにはまたこれが限界でしたね。いや、一日ではこの2回分の記事を書くだけで精一杯ですよね!?
M4X、M4-、M4+、M8+、またまた超注目の種目を残しています。次にいつ書けるかわかりませんが、書けないかもわかりませんが、全日本特集乞うご期待であります。

さあ、2018年ボートシーズンもいよいよクライマックスシリーズを迎えます。
残すところ全日本級大会は10月25~28日の全日本選手権、そして11月9~11日の全日本新人選手権だけとなりました。


全日本は新人戦を除けばシーズン最終戦、真の日本一を決める大会。
しかし来年は5月開催といった話が出ていますよね。個人的にはまたこのインカレ後の時期に戻してほしいと思っています。学生の力のピークはインカレを経験した後のこの時期です。ここでないと、本当の意味で社会人との日本一を決める大会になりません。社会人チームも成長爆発した学生クルーと雌雄を決したいはずだと思います。まあ、社会人選手権をやりたいなら5月でもいいのですが・・・。というわけで、いちボートファンとしてはインカレ後の開催を希望しますが、色々な意見があるかと思いますし意見公募はもう済んでしまったかもしれませんので、こんな考えもあるということをこの場だけでも言っておきたいと思います。
まあ、あれですね、変化に対する抵抗感というのもありますからね。





さて今回の記事では、あと1週間後に迫った全日本の直前特集といたしまして、各種目の展望記事を書いてしまおうと思います。おっと、これはインカレと同じ展開ですね。全日本プレビューであります。
最近マンネリしていないか?もっと斬新な企画を!という読者の声も聞こえてきそうですが、いやいや、世界選手権もインカレも展望記事を書いているのに、全日本は書いたことがないので、実は初の試みなんですよ。

インカレ予想からさらに全日本でパワーアップ!していきたいところですが、どうなるでしょうか。
とはいえ、私には現場の情報がほとんどないもので(苦笑)、いくつか聞いた情報もあるのですが基本的に各チームのクルー発表などは分かりませんのでいくつかの仮定のもとでの憶測で書いた各記事であることはご了承ください。クルーの予想について、私個人の調べと推測に基づいた内容になります。

そういうわけで、毎度関係者の方々には勝手に注目クルーや展望を書いてしまい恐縮なのですが、ボート競技を盛り上げるためとしてご容赦とご理解をいただければ幸いです。
今回もまた、某チーム関係者の方から情報提供もあったりで、やはり全日本の記事も書かねばという思いで記事を書かせていただいた次第です。一部でも好評ならばお応えせねば!と、私は意外にサービス精神のあるところを見せたがるところがあります。
写真なども大学や社会人ボート関係のサイトなどから若干拝借させていただきますがこちらもご容赦ください!ボートはやっぱりビジュアルが重要です!?

日本唯一のRowing専門誌を自認する「Rowingの志」が、総力を挙げて2018全日本選手権の直前レポート記事を掲載いたします!!





10月25日(木)~10月28日(日)の4日間、戸田ボートコースにて、第96回全日本選手権大会が開催されます。
日本一のクルーを決める最高峰の大会、全日本です。





さあ、今年の全日本の出漕状況から見てみましょう。

全日本(2018年 10/25~10/28 埼玉・戸田2000m)
※下のカッコは出漕申込段階のクルー数。昨年の数字は申込段階ではなく実際に出漕したクルー数。
男子8種目、女子5種目、全13種目

男子クルー数

M1X(50) 昨年(38) 一昨年(30)
M2X(26) 昨年(24) 一昨年(30)
M2-(27) 昨年(14) 一昨年(22)
M2+(8) 昨年(12) 一昨年(10)
M4X(17) 昨年(20) 一昨年(21)
M4-(16) 昨年(14) 一昨年(15)
M4+(26) 昨年(20) 一昨年(20)
M8+(16) 昨年(16) 一昨年(17)

女子クルー数
W1X(31) 昨年(28) 一昨年(24)
W2X(16) 昨年(15) 一昨年(14)
W2-(10) 昨年(7) 一昨年(9)
W4X(12)  昨年(12)  一昨年(10)
W8+(12) 昨年(12) 一昨年(10)

合計825人(男子586人、女子239人)、出漕267クルー(男子186クルー、女子81クルー)
昨年合計758人(男子530人、女子228人)、出漕232クルー(男子158クルー、女子74クルー)
一昨年合計761人(男子561人、女子200人)、出漕232クルー(男子165クルー、女子67クルー)




このような数字になりまして、今年のインカレ1079人(男子767人、女子312人)、出漕337クルー(男子219クルー、女子118クルー)と比べますと全日本の出漕規模はおよそ75%という数字になりますね。
この今年の全日本出漕選手数825人のうち、社会人とクラブは202人、高校生は3人、大学生は620人になります。
ちなみに昨年は758人で社会人とクラブが193人、高校生は12人、大学生が553人でした。
(社会人とクラブは、学生との混成クルーなども含む)

今年の数字は、もちろん棄権や出漕取消などがあるでしょうから、若干は減ります。
ということで、やはり不思議にも毎年出漕傾向は似てくるところがあるんですね。特別社会人が多いわけではないのですが、結局は全日本決勝は社会人が優勝候補として多く勝ち残り大学生トップとの対決になり、時おりスーパー高校生クルーが優勝争いをしたりして大健闘を見せる、それが全日本選手権の特徴ですね。



しかし各種目を見ると、かなり傾向が際立ち顕著になってきます。
例えば今年はM1Xの出漕数が例年より多く、個人での挑戦が目立つのが今年話題になるところかもしれません。
また、M2Xは例年の国際レースのようなハイレベルになる決勝を考慮し、これを敬遠したのか逆に昨年14クルーと大幅に減ったM2-種目が27クルーエントリーで盛況です。M2Xの26クルー中9クルーが社会人。しかしM2-も狙い目と見たのか、27クルー中社会人も10クルー参戦。M2-もM2X同様、激戦になりそうです。
M2+は学生のみ8クルー、これはチャンスあり。M4-参戦は16クルーで社会人は○TT、K電、C電の3クルーでほぼ昨年と同じイメージ。しかし、学生で対校を組んでくるチームがどれだけあるか。
M4+は社会人が昨年K視庁、S玉県警の2クルーのみで結局ベスト8はすべて大学生が占めましたが、今年はT田中、S日鐵S金、T自動車も参戦しS玉県警と4クルーになったため昨年とだいぶ変わってくるでしょう。
そしてM8+では、○TT、MY生命、Tレ、C電、T紡織の社会人ビッグ5が昨年同様揃います。このうちC電、T紡織はいまだ全日本M8+優勝がなく、初優勝なるか、それとも○TTが3連覇を果たすか、はたまたMY生命かTレか。いや、インカレで大成長を遂げた若き大学クルーが社会人を凌ぐか。T紡織などは昨年激戦の中で敗復落ちしてしまっていますからね。今年もすごい戦いになるでしょうが、このへんは本編でたっぷり見てみましょう。

女子は年々、少しずつ出漕が増えているようです。満遍なく種目に分かれ、特にW4Xは社会人ナンバーワン決定戦+最強大学クォドの対決、W8+が大学ナンバーワン決定戦という印象も出てきていますが、W1X、W2X、W2-も社会人が出ますので、代表レベルの争いがまた見られるでしょうか。

では今回は、少し順番を変えまして女子種目から見ていくことにしましょう。








今回の全日本の見どころや展望です。
分かっている出漕状況から、いつもながらに勝手な展望と見どころを書いていきます。全日本では大会前日のしかも夜にならないと組み合わせ抽選が行われないですし、各チームのクルー編成もあまり知らないためかなり的外れの記載も多くなるかもしれません。全然ブログ内容と違う編成やメンバーであることも多いでしょう。
しかし、前回のインカレではそれなりに精度のある展望が書けたのではと私としては感じています。
また、あくまで個人的な展望になりますので、ご了承ください。実際は、予想という内容になるとこうした媒体においては色んな団体の方々に対して個人的に失礼だと考えていますので、角が立たないように注目クルーや見どころを書いていくような記述を心がけてはいますが失礼な箇所がある点に関しては何卒ご容赦ください。ですのでいつもどおりA大学とかの記述になり、この点もご了承ください。現実とはあくまで関係がないという設定で・・・。でも、チーム紹介とかは実名でやりたいですね(笑)





全日本W1X
では、全日本の女子種目です。エントリーは全31クルー。
昨年は、Iリスオーヤマの日本代表O石選手が今年U23で活躍したM大・T本選手らを圧倒し15秒差の大差で優勝した。
O石選手は世界選手権LW2Xで7分切りを果たしFinal Bではイタリア、南アフリカ、カナダ、ポーランドらと死闘を演じ10位入賞、絶好調で迎える全日本になるのではないか。よって、優勝候補は不動の、2連覇を狙うO石選手を中心にした全日本W1Xになるだろう。個人的には7'40を切る未知のエリアに突き進んでほしい。そこは軽量級女子がエルゴ7分を切るような実力が必要となるが・・・。O石選手が現在、日本史上最高の女子選手になる一番手の旗手だ。

そして、このO石選手に対抗しうる選手はどうか。まずW大、インカレW1X優勝U23代表のY川選手が出てきたら、現状のポテンシャル的にはO石選手とほぼ互角だろう。Y川選手もそろそろ7'40を切って日本のスタンダードを飛躍的に高めてほしい選手の一人だ。それどころか、エルゴ6'30達成やW1X7'30切りなど大きな夢は尽きない。しかしY川選手、例年の編成ならW4Xに乗る可能性も十分考えられる。ワールドクラスの大器、どれに乗っても世界選手権のような決勝を期待したい。
T自動車のW1Xエントリーはどの選手だろうか。アジア大会代表のS原選手がW4XではなくW1Xならば、W大出身の代表3選手による最強女子スカラー決定戦の実現もありうる。三つ巴のものすごいデッドヒートを期待したいところだ。そうなれば、W1X決勝は全日本史上最高レベルになることは間違いない。
DソーもW1X出漕。こちらはトップクルーがW4X濃厚だと思われ、O石選手とコンビを組んだ代表LW2XのY領選手はW4X主力ではないかと思うが、もしW1X出漕だとしたら相棒対決となり当然ものすごい争いになるだろう。このように、代表選手同士によるW1Xならば本当に素晴らしいレベルになってくる。

それからN体ボート倶楽部のT橋選手。全日本社会人ではぶっちぎり優勝だ。昨年N体大W2Xとしてインカレ全日本の二冠を達成し代表まであと一歩の選手。これからますます伸びてほしい。
このほか社会人には有力選手が目白押し、学生を圧倒するであろうことは予想されるところだ。T田中には北京LW2X9位のH田選手がおり、Y進堂、C電、K電小浜、MY生命、H陸電気工業、S神会など多くの社会人がいる。OとりRCにはO堀選手、S田RCは高校生S田光陵高のS木選手だろうか。もしそうなら東北の快速スカラーたちだ。

大学生では、インカレ2位のN体大S井選手を筆頭に多くのインカレ上位クルーが出てくると思われるが、こうした社会人スカラーたちとの激戦を勝ち抜くにはインカレ以上の仕上げが必要になってくるだろう。未経験で立ち向かうK都大、G語大、O阪市大にも注目。個人的にH内選手が来ると思われるO阪市大に期待したい。
そして高校生、先述のS木選手が出てくるか、またS立学園高から高2のM田選手が最終日に残ったら快挙だろう。

見どころたっぷりのこの全日本W1X、情報満載で展望をお届けしました。
2018全日本W1X O石選手世界選手権LW2X
世界選手権LW2X10位、しかもそれ以上に7分を切ったスピードを見せた日本代表、ストロークO石選手、バウY領選手。全日本では異なる種目で未知のタイムに挑んでほしい
CrewJAPANのFacebookより写真転載








全日本W2X
エントリーは全16クルー。
出漕数は例年通り、人気種目にしては意外と少なめ。そして、どうもW1XやW4Xのエントリーを見ていると、代表クラスはそちらに偏り、W2Xは混戦になると私は見る。やはり社会人のクルー編成が気になるが、W4Xにシフトしているチームが多く、W2Xには若手を起用していそうだ。
T自動車、C電はエントリーはしているが、部員数的にW4Xくらいしか出漕できないと思うので、保険でエントリーしているかもしれない。各チーム、故障やその他事情でクルー変更する場合もある。新しい選手もいるかもしれずエントリー表だけではわからないところだ。S日鐵S金は社会人選手権からはこれからのクルーといった印象のようだ。
というわけで、社会人有力どころにはK電小浜、そしてMY生命とI治造船、この3クルーを挙げたい。
K電は今年度部員増加したようで、どうやら昨年までM大在籍リオ五輪代表のT田選手が加わったらしく強力なルーキーの加入がある。軽量級はエースN田選手とのコンビでLW2X優勝、そして先日福井国体も若手のS井選手とのコンビで優勝。このK電のT田選手、W4Xクルーに乗ることも考えられるが、日本が誇るダブルスカルのスペシャリストが全日本W2X優勝を狙ってくるのではないだろうか。

2018全日本W2X K電 軽量級優勝シーン
復活のリオ五輪代表T田選手、2018年に再ブレイクするか。写真は今年5月の軽量級
日本ボート協会HPより転載させていただきました


MY生命は昨年全日本3位、クルーはお花見のときと同じなら経験豊富なS藤選手と若手の2年目K藤選手となりそうだが、果たしてどうなるか。昨年からの上積みに期待したい。
そして今シーズン悔しい思いをしてきているI治造船、S原選手とO原選手。フィットしてくれば力のある二人、素晴らしい艇速で優勝まで突き進む力があるだろう。

大学勢にも優勝のチャンスがある。昨年のN体大のような飛び抜けた存在はいないかもしれないが、そのN体大やあるいはW大はインカレからクルーを代えてくるかどうか。K屋体大もS方選手を乗せてくるだろう。C大、S台大もインカレのリベンジをかける。リベンジといえば、インカレ順位決定で激闘を見せたK本大、T波大のスピードダブルに全日本決勝を期待したい。また、未経験ダブルもチャレンジしてくるが、K應大、H橋大に加え、個人的な注目はK西大。おそらくM選手とY本選手の関西選手権優勝の4年ダブルで来る。全日本はレベルが高いが、関選優勝のとき以上のレベルアップをして全日本に挑んでほしい。


2018全日本W2X MY生命
MY生命、全日本W2X優勝は2000年と2016年の2回。3回目の優勝をめざす
MY生命HPより写真転載させていただきました


2018全日本W2X I治造船W2X国体
I治造船は全日本での優勝はまだない。男女ダブル出漕で初優勝をめざす。
I治造船ブログより写真転載させていただきました








全日本W2-
エントリーは全10クルー。
近年は社会人クルーの出漕が少ないW2-種目。過去10年では2クルーのみ、2013年のT田中、2017年のALL諏訪だ。そして今年もT田中が唯一社会人でエントリー。おそらくO崎選手とS地選手のペアだろう。
2006年のMY生命の優勝を最後に、全日本W2-は大学が優勝を続けている。かつては1993~1997年まで社会人のIテックが全日本5連覇(前身の全日本女子選手権を含めれば7連覇)という記録があり、この全日本W2-5連覇に今年挑むのが4連覇中のR命館大だ。全日本における5連覇以上の大型連覇記録は、2003~2007年の全日本W4X+5連覇W大、1993~1998年全日本W8+6連覇のIテック、1967~1973年全日本M4+7連覇のTレ、1997~2003年全日本M1X7連覇のDイキT田選手、同じく2006~2010年全日本M1X5連覇DイキT田選手、そして2012~2017年全日本M2X6連覇中のIリスオーヤマだ。このように、全日本では連覇記録が多く、4連覇以下になるとさらに多くなる。

今年も本命はその5連覇を狙うR命館大だろう。昨年のクルーはS:F井選手、B:T野選手で2着に5秒差をつける快勝だった。2014年にインカレW2-優勝したN古屋大を全日本で破ってからR命館大のW2-連覇が始まったが、このとき大学1年からこのW2-で4回優勝したW2-スペシャリストF井選手は昨年で引退している。注目はF井選手が抜けた今年の編成だが、インカレ準優勝クルーから変更してW2-5連覇をめざしてくるのではないか。おそらく昨年優勝のU23代表T野選手と、もう一人主力で組む編成か。そして今年もW8+とのダブルエントリーで挑んでくるだろう。
このR命館のライバルとなるクルーだが、インカレW2-優勝のC大との対決が見たいが、C大はクルーを代えてくるかW2-自体の出漕も分からない。やはりトップクルーはW4Xにするのではないか。しかし、ぜひこうしたチャンピオン同士の対決を見たいものだ。C大もいずれW8+を出してくればたいへん盛り上がるだろう。
ほかにも、インカレW2-3位のH政大、同じく6位T国際大、7位S台大、8位N体大。このあたりはインカレと同じクルーで来るのか変更があるのか。意外にもM大とW大は今回W2-出漕はなし。こちらはそのぶんW8+に力を入れてくるだろう。G経大とK應大、R大はインカレのリベンジだ。
社会人が1艇のみでインカレと同レベルの種目になりそうだが、優勝争いに関してはR命館の連覇記録をめぐりハイレベルな争いを望んでいます!

2018全日本W2- 2017R命館
全日本W2-5連覇をめざすR命館大、第3勝負に出た2014年以外はスタートから半艇身ほどのリードを守るような粘りの逃げ切りを展開して優勝してきた。今年は圧倒するレースになるか、それとも競りかけるライバルは出てくるか
日本ボート協会HPより写真転載








全日本W4X
エントリーは全12クルー。
今回、12クルーはいずれもトップレベルのW4Xにより争われる。いわば、予選から準決勝というレベルの争いであり、インカレ決勝レベルと全日本決勝レベルのクルーしか出漕していない。6'45~7'05のタイムでの歴戦のクォドばかりになる。できれば6'40を切って国際的なタイムを出してほしいところでもある。(4X+でいえば6'52を切るタイムに相当する)
見どころは、社会人トップクルーと学生トップクルーの対決だ。

M8+に社会人ビッグ5がいれば、W4Xにも社会人ビッグ5がいる。すなわち、MY生命、Dソー、K電、C電、T自動車だ。このうちDソー、C電、T自動車の3チームは愛知県に集まっており、東海地区は女子社会人ボートがさかんなイメージがある。
このビッグ5、全日本の付きクォドW4X+(2002~2014)となしクォドW4X(2015~)を同一種目と見なせば、MY生命が2回優勝、Dソーも2回優勝、K電とC電が1回優勝している。T自動車は近年女子を強化してきたので女子種目の全日本優勝はまだだが、現在代表クラスの選手を揃えており他の社会人チームとひけをとらない戦力といえる。
このほか女子を強化中の社会人チームも出てきているが、今回W4Xで日本一を狙って出漕するのはこの5クルーだ。

まず、昨年優勝のK電小浜。このチームは長年W4X+種目決勝常連のイメージを作ってきたが、今一歩優勝に届かずにいた。しかし、福井国体に向け福井県チームの強化が一層進んだ昨今、M方高校やW狭高校の強大化が進むとともに主にこの2校出身者で構成されるK電もチャンピオンチームへと変貌を遂げ、昨年遂に全日本初優勝を成し遂げた。ちなみに、創部は1974年、1976年に全日本女子選手権W4+で優勝があるが、女子種目統合された全日本では昨年が全種目通じて初優勝だった。
そして一段と強化が進み、今年は連覇を狙うチームとして優勝候補に挙げたい。
昨年の優勝メンバーはN田選手、K原選手、Y田選手、S井選手の4人。今年福井国体では、K電クルーは福井選抜として地元で成年W2XとW4X+の2種目優勝を飾ったが、W4X+のクルー中心で挑むのではないだろうか。そうすれば、N田選手、K原選手の看板ストロークペアに、2014ジュニア代表のT盤選手、M松選手というメンバーになる。しかし、T田選手とS井選手を乗せてくることも考えられる。
2018全日本W4X K電 福井国体写真 福井新聞
チーム福井は地元国体優勝。全日本も優勝し2018シーズン有終の美を飾ってしめくくるか
福井新聞ONLINEより写真転載させていただきました



女子ボートで常にトップを争ってきたMY生命。予想オーダーはS:T屋選手、3:K野田選手、2:R木選手、B:U田選手だろうか。昨年全日本、今年の福井国体のどちらもK電と約1艇身届かず準優勝。リベンジに燃える東京のクルー。新戦力K野田選手とR木選手のパワーを生かし、世界選手権のLW1X代表T屋選手のテクニック、U田選手のクルーをまとめるリーダーシップとバランスが良い。先行力がK電に劣るのが気になるので、スタートでの展開作りが重要になるだろう。
2018全日本W4X MY生命 福井国体東京選抜
MY生命は東京選抜で国体に出漕し、またもK電の福井に惜敗。リベンジマッチは本拠地戸田での2000m。
東京都ボート協会Facebookより掲載させていただきました。



T自動車はS原選手、F本選手という二人のロンドン五輪代表選手がいる。今なおシニアの代表に選ばれる実力の日本を代表するトップ選手、そして昨年と同じくK本選手、N村選手というクォドメンバーだろう。持ち味は豪快なコンスタント力なので、昨年と同じく中盤勝負をしかけてくるだろうが、スタートとラストの切れ味もほしいところだ。しかし、それを補って余りある地力の強さがあり、第2と第3でライバルを圧倒してほしい。
2018全日本W4X T自動車 2017全日本スタート
実績者の揃うT自動車。そして今なお未完のクルーという可能性にあふれた選手たち。世界のTOYOTAへ、そのエンジンの高性能さは計り知れない。
昨年全日本放映シーンより画像転載



Dソーは女子トップチームとしてのイメージを築いてきた。2005~2008年全日本W8+4連覇という記録もあるがこれは混成クルーによる。現在はW4Xにこだわる社会人チームだ。今年世界選手権LW2Xで10位となりブルガリアの地でブレイクしたY領選手を擁し、そして社会人からボートを始め主力選手に成長したC条選手とS司選手がおり、主将格のS廣選手、エルゴ随一のK総選手、新人N田選手がいる。現在ボート有名高校からの選手はS廣選手のみで、Y領選手(K本大)、K総選手(K戸大)、N田選手(T取大)と、国立大出身選手3人と社会人になる前はバレーボール選手だった未経験のC条選手やS司選手ということで、未経験者出身が多いユニークな構成のチームとなっている。昨年はMY生命に敗復で1秒差に敗れ決勝を逃し、順位決定では2着に23秒という記録的大差をつけ6'52で屈辱を晴らす。今年にかける意気込みはものすごいだろうが、12クルー出漕だと必ずこうした組み合わせは起こるだろう。個性派集団、どんな編成になるか楽しみだ。
2018全日本W4X Dソー 2012優勝
2012年全日本W4X+優勝のDソー。未完といえばこちらも無限の可能性を秘めている。Dソーレッドのパワフルクォドが戸田を蹂躙し女王に返り咲くか


C電は若いメンバーだ。軽量級LW1X3位に入ったO原選手、そしてM住選手、K元選手、S選手は全日本社会人W1Xでいずれもシングルで高い漕力を見せており、全員高卒の10代ということで、これからの金の卵たちだ。クォドの4人としてスピードを出したいところ。春先の中日本レガッタではMY生命、Dソー、C大にわずかに及ばなかった。今シーズン、大目標の全日本ではしっかりと進化のあとを見せたい。
2018全日本W4X C電 中日本レガッタ
新生C電W4Xは成長のまっただ中。ボート選手として最も伸びる20歳前後の時期を迎え、若い力を最高の舞台で発揮すべくチャレンジ
C電HPより写真転載させていただきました



さあ、さすがに5チーム紹介すると長いですね。(笑)
この社会人トップチーム5クルーに挑むのが、大学生7クルーということになりますが、いずれも劣らぬ実力者クルー。

全日本女子クォドで最も実績のあるW大は、W4X+8回優勝、W4X1回優勝で10回目の優勝を狙う。
インカレW4X+優勝クルーをベースにしてくると考えられるが、全日本、しかもW4Xになるということでよりパワーアップさせることは十分考えられる。インカレ決勝でレースプランがはまり絶好の展開でM大を差した内容からすると、全日本優勝のパズルを完成させるにはもうワンピース、強力な選手を入れ替える必要があるのかどうか。W1X優勝のY川選手か、あるいはまた違う編成か。

私は個人的に全日本W4X優勝候補ナンバーワンはM大ではないかと思う。
ストロークペアにT本選手、T島選手、そしてN瀬選手、黄金ルーキーN田選手という、オール元ジュニア代表クルーを組めるからだ。ほぼU23クルーと言ってもいい。これによって、少し重いW4X+よりも軽快なW4Xで生き生きと艇を躍動させることができそうだ。ただ、編成権はあくまで各チームの方針によるものなので、他人がとやかく言うことではないが、野球やサッカーのように選手を組み合わせてドリームクルーを作るのはファンの楽しみですよね!

C大もインカレからクルーを代えてきそうな雰囲気だ。W2-優勝のT崎選手をW4Xに乗せるのだろうか。こちらも潜在能力未知数な、ワクワクするクォドで臨んでくるだろう。
N体大は全日本仕様でいけば、インカレで好成績を残したように層が厚く、やはりさまざまな編成の可能性がある。S井選手や、W4X+、W4+、W2Xなどで活躍した若手を抜擢し対校W4Xで臨むかどうか。
S台大はインカレW4X+銅メダルメンバーと同じクルーかどうか。ストロークのH選手は4年主将ということで、最後の全日本にかける思い、クルー一丸の強さは社会人の壁をも砕く強さがあるのではないだろうか。
T経大は女子ぎりぎりの人数だと思われるので、インカレ7位クルーそのままだろう。インカレでの課題を克服し、大きなチャレンジに向かうだろう。
T国際大はW2Xの出漕がない。ということは、インカレW2X準優勝の主力2人は、W4Xに乗ってくるのではないだろうか。W2-で狙うということは考えにくい。女子の選手層の厚いT国際大、W4XとW8+はしっかりトップめざしてくるだろう。


ということでW4Xは華麗なる頂上決戦、12-Quadruple Scullsは48対のオールを振りかざしてのスピードレースが展開される。
真の女王に輝くのはどのクルーか。クォドクルーたちによる、息詰まる攻防、激戦を見逃すな!







全日本W8+
最後はW8+です。全日本級大会では全日本選手権にしかない種目です。
エントリーは全12クルー。
大学エイト11クルーと社会人エイト1クルーのエントリーだが、おそらくこの社会人H陸電気工業は、過去2年出漕しているY進堂のように多くが大学生選手による混成クルーだろう。
女子においてもエイトが花形となるように、全日本選手権注目の種目として、日本一をかけた素晴らしい熱戦を期待します。しかし、近年ではW4Xと並びメイン種目とみなされてきているのでしょうか、どうでしょうか?そしてインカレ女子エイトも実現してほしい・・・。それにはますますのレベルアップと、女子選手増加をめざして!

現在の全日本W8+は、女子選手を多く抱える経験者大学と、大所帯をめざす未経験大学との対決となり、経験者の大学が優勢という印象になっている。そして対校トップクルーとしてシーズン最後の総力戦に位置付けるチームが増えている。これもまた、社会人の参戦があったり未経験チームの大幅強化などによって変わる可能性もあるだろう。
未経験中心の大学では、H橋大、K應大、T北大の3チーム。T北大は部員数的に1年生を乗せる編成だろうから若いクルーになるのではないか。K應大はWKレガッタの再戦ということでリベンジに燃え、エイトに力を入れるだろう。しかしこの中ではインカレW4+で好漕を見せたH橋大に決勝の力があるように予想する。エルゴ数値でいえば、セレク私大ともそれほど引けをとらないのではないだろうか。2012、2013全日本W8+2年連続準優勝の力を再び見たいし、そして全日本男女エイト決勝の雄姿を見たいところだ。

そして経験者チームでは有力大学が目白押し。その中でも大方の予想通り、優勝候補筆頭の本命はR命館大だろう。
R命館大は全日本W8+2連覇をめざす。インカレではW4+で圧倒的な強さを見せ優勝。W2-も準優勝しており、大学女子スイープでは一歩リードしている感がある。その原動力はU23代表、エルゴは7分ひとけたを誇るT野選手だが、U京選手、S野選手、I関選手、K戸選手、K選手、F原選手などハイレベルな選手が揃っている。パワーと個々の漕力では他の大学を上回り、今年も強いドライブを武器に女子エイトの主役となるだろう。
2018全日本W8+ R命館大 2017優勝シーン
日本ボート協会HPより

対抗は女子の選手が多いT国際大。W2-にも出漕しており、このペアの選手はエイトとダブルエントリーか。しかし、R命館大と同様、W8+にも力を入れるようになっているが、W4Xにもエントリーしており、W4Xもダブルエントリーになるか?T国際大、インカレW4+準優勝、インカレW2-6位だったが、スイープのテクニックは素晴らしく技術とバランスの良い統率されたW8+を作ってくるとみられる。

決勝争いはW4X同様、激しくなる。
W大とM大はW8+優勝の覇権奪回に燃えている。とはいえ、この両校はW4Xを重視しているであろうことは否めない。W4X以外の最強メンバーで、力を入れてくるということは確実だ。W4+主力メンバーとW2-メンバー、そして成長著しい若手や上級生リーダーを加えるという、編成に気を配ったオーダーで臨むはずだ。どちらかといえば、W大はエルゴに秀でており、M大はテクニックに優れ、エイトとしての艇速を出すことに長けているのでやはり優勝を目指す有力候補だ。ただし、M大は主力選手がダブルエントリーの可能性もある。

N体大、R大、H政大、R谷大。この4校は、どこも対校トップクルーでW8+を狙いに来ているかもしれない。その点、R命館大や未経験3チームと同じで、プライドをかけたエイト決戦に臨む。
N体大は伸び盛りの若手が多く、インカレW4+銅メダルのように、全日本はさらにブレイクするかもしれない。エイトで速いイメージを植え付けるか。
R大は正真正銘対校で挑む。インカレW2X3位のK谷選手、S井選手を先頭に、インカレW4+の主力を要所に配し、総力戦で全日本優勝をめざす構えだ。
H政大も2010年全日本W8+優勝から、一貫してトップクルーで、そして単独クルーで全日本に挑む大学女子エイトのさきがけだ。それまでは混成でダブルエントリーが当たり前だったW8+種目のイメージを大きく変えた。
R谷大は、インカレW4+敗戦の雪辱を期して全日本で躍進すべく女子チーム全体で勝負に出る。女子はエイトのみのエントリーなので、W8+一本にかける構えだろう。


日本一をめざすにふさわしい、美しく華やかながらも激しいレースを期待します!
個々の力、クルーとしてのまとまり、チームとしての総合力、心技体とチーム力すべてが試され競い合う形で発揮されるエイトの艇速。
中国の詩人・杜甫が詩中で用いたという「秋華」の言葉。「秋」は大きな実りを意味し、「華」は名誉、盛り、美しさを意味するといいます。まさに秋華のレース、9人の心と漕ぎとリズムをひとつに!





以上、全日本の女子種目はいずれも見ごたえたっぷり、たいへんワクワクするようなライバル対決ばかりです。
お気に入りの種目と、ひいきのクルーを応援し、かつ日本一をかけた争いを予選、敗復、準決勝、決勝と選手の身になったつもりで応援してください!






新しいブログ開設から4年半、アクセスカウントを始めてからついに20万アクセス突破しました。本当にありがとうございます。

しかもこの記念すべき累計20万アクセスを達成したのはすでに1カ月前であり、なんとインカレ期間でした。なかなか持ってますね。あれ?「持ってる」ってもう死語ですかね。まだ生きてますかね?
まあいいでしょう。言葉と流行と人の魂は、死と生を輪廻し未来永劫蘇るもの。そして永劫回帰であります。
死をポジティブに捉えることができたなら。死語もまた鮮やかに生きた言葉として輝いた時期があった。死後の世界も生の世界も表裏一体。とにかく、言葉にはこだわりを持つことが大切です。



それでその20万アクセスなのですが、以前言ったようにこのブログカウンターは、1日に1人1アクセスでカウントされる設定にしてあります。同じ人が何回アクセスしても、1アクセスのままです。つまり訪問者の人数を示す数字です。
このカウントの勢いからすると、ブログを始めた2014年の初年度は1日20~30人くらい見てくださっていたのが年を追うごとにだんだん増えたようで、最近は何と1日200名を超える方が読んでくださっているようです。いや、とりあえず開いて「更新してないや」とすぐ閉じる人もいるでしょう。このブログは絶対毎日は更新しないと分かっているので、週1くらいで開いてくれる方もきっといるのです。毎日アクセスしてくれる人はすごくヘビー読者の方だと思います。ありがとうございます。
潜在的に、500人くらいの不定期読者がいるのでは?なんて考えています。恐ろしくも嬉しいことです。

こんな長いブログをこれだけのボート関係の方に読んで頂いて、たいへんありがたいことだと感じています。20~30人でもありがたいことでしたのに。



そして、驚いたのでちょっと皆さんにお伝えしたいのは、このブログのある記録です。
このブログの1日の過去最高アクセス人数は989人であり、2016年9月23日、インカレ2日目でした。これは未だに破られない最高記録。これはTwitterとかでめちゃ拡散してもらっての数だと思います。このとき総計77000アクセス。この2年間で毎日のアクセス人数は伸び、2年で13万人の人に見ていただいたことになります。ブログをやっている悲しい性、とりあえず今日何人見てくれたかと時々いちおうチェックしちゃうんですね。

今年のインカレ期間の最高記録は、1日アクセス660人。これもすごい数字。インカレ前日のことでした。これ自体は2年前の記録に及ばなかったのですが、人数は660人でも、どうやらアクセス回数、つまり何回ネットページやスマホページを開きなおしてのPV(ページビュー)がすごかったらしく、純粋アクセス回数が2年前を大幅に越えたみたいなんです。

なんと、このFC2ブログ全体でアクセスランキングが38位/119456人中 だったのです!(前日112位)
ブログのカテゴリーの中では、私のは特別指定していないので「その他ブログ」に該当するのですが、
その他9位/41403人中 (前日32位)にランクイン!
何のランキングかというと、私も正式にはよく判別しませんが(笑)、PVページビュー回数のアクセスだと思われます。

このブログサービスのFC2ブログというのは、以前の大学ブログからの流れで使っているだけなのですが、全体11万あるブログで38位はその日一瞬だけとはいえ、すごくないですか!?その他カテゴリーで4万ブログ中9位。
たぶん、半数以上は更新すらされていない放置されたもので、機能して頻繁に更新しているブログが仮に全体の1割くらいだとしても、ボートだけの内容ですからね。おそらく読者の方はボート関係の人のみと思われる中で、38位ですよ。
上位30位は、見てみたところほぼまとめサイト的なのとか何とか速報といったサイトです。アクセス稼ぎが重要なブログですね。このサービスは、芸能人ブログとかはほとんどないみたいですが、こうした怪物ブログを敵に回して上位に食い込んだというのは、ボート競技も他分野と勝負できるということですね!(笑)
たぶん、このブログは長いから読み切れずに何度も開いてくださる方が多いのと、比較的1日に何度も読んでくれる方が純粋に多いのでは、なんて想像をしています。
まあそれにしても11万ブログの上位40位以内というと、どうしても1日アクセス1万以上の世界じゃないかと思うのです。たぶん、私のブログもこの上位に達するには最低5000アクセスは行ってたんじゃないですかね・・・。660人の方が平均10回近く見てくれたのかなあ。

インカレ前日は情報が必要なボート関係の人たちが色んなサイトやページにアクセスしまくるという動きも想像できます。日ボの組み合わせページや結果速報のページは、あれは私のブログなんぞよりすごいアクセスになっているはずですしね。
インカレ期間中は、「レース結果まだかよー!もうレース終わって20分は経ってるのに~」とか言いながら仕事も手につかずスマホやPCのページ何度も開いているOB絶対多いですからね(笑)。上級者は、「W2-は朝一だから更新は早い。M1Xは組数が多いから更新は遅い、あとでまとめて見よう。」「うん?M4-の更新が遅れているな・・・。何か天候や艇トラブルによるレースの遅延か、写真判定やレース成立に時間がかかっているか。とりあえず部の速報を見た方が早そうだな」といったような展開を読んだ勝負をしています(笑)。
というわけで、インカレではブログアクセスが伸びるというところで、たくさんの情報を得て勝負に生かすための、大いなる情報戦が展開されているわけです。
その情報戦に、私のブログ内容もひとつの情報源として参加していると思うと感慨深い。

まあ、そんなことで、ボート界の勢いやインカレのパワーも感じつつ、皆さんのおかげでアクセスが伸びたわけです。



20万アクセス記念
びっくりして思わず写メ!しましたが、スクショのほうが良かったですね。めざせランキング1位!?



このブログの読者にはどんな方がいるのか。
やはり大学ボート部員の方たちが毎年少しずつこのブログのことを知って下さって、定期的に読んでくださるのだと思います。
ボート関連でキーワード検索すると、とりあえずどこかでこのブログが出てくるみたいですね。
そして紹介。愛読してくださっていた先輩などが、後輩におすすめしてくれるのがあればちょっと嬉しいですね。色んな某大学の方も、色々と読んでくださっているらしい・・・ということを聞くと、やはり嬉しいですね。インカレで活躍したあの大学に、このブログの愛読者という方がけっこういた、という話を聞きました!
そして最近ではあのビッグな方も実は読んでくださっていた、という話を聞くと頑張らねばと思います。こんな緩い更新の無駄に長い長文ブログですが、ぜひこれからもご愛読よろしくお願いします。

また、単純にアクセス回数だったら、すでに100万回越えているかもしれませんが、私にとっては人数のほうがしっくりきますね。これまでに延べ20万人の方に読んでいただいた。皆さんに支えられてのこのブログの継続です。そして多くの人に見てもらえるのは嬉しいですが、しかし、いつも1人の人に何か大きなきっかけを与えられるような文章を書きたいと思っています。
メジャー路線に興味はありません。知る人ぞ知る、通でマニアックな(?)ブログをこれまで通りめざします。いや、マニアではない。Rowingの深淵と神髄に迫る世界に、皆さんとともに近づいていきたいだけなのです。そこにきっと、さまざまな感動と出会いがあるはずですから。



このブログも4年半以上続いています。ボートもブログも、積み重ねですね。
「1万回アクセス突破記念?」
「10万回アクセス突破記念!」
節目の通過点を、一本一本漕いできた。これからも続くだろう、いつ連載が終わるとも分からない無限の旅路、無限の航路は・・・。




ところで、私はブロガーではありません。ブログの人みたいに思われたくないのが本音です(笑)。
とはいえこのブログのおかげで、最近また色々な素晴らしい方々との面識や関わりを持つことができている気がします。

私はいちボート関係者、ボートマンの一人でありたいと思います。なぜよく言われるオアズマンとかオアズパーソンという言葉を使わないのか。それはもちろん、私は現役時代オールを持たなかったCOXでしたし、OBになってからはオールを持たずに艇をチームを強くしようとしたコーチでしたし、今もオールを持たずにブログや直接の応援などでボート界に何か貢献したい、いちOBだからです。
いつもオールを持っていないが、いつもボートを速く進めたいのです。そういう人は、COXだけでなく、監督コーチ、マネージャー、スタッフ、OBOG、父母、学校関係、応援者など、いっぱいいます。これら総称してボートマンなのです。ボートに関わりいつも一緒の場所にいるわけではないが一緒に夢を乗せて一緒に進めようとする人たち。ぜひボートマンの呼称を定着させたいですね。オールを持っていなくてもクルーとして認められたいのです。
漕手と同じように、ボートで勝ちたい。Rowingの喜びを感じたい。ボートに関わる人すべてが同じクルー、ボートマンなのです。

でもオールを持っている人が進めないとまず艇は動かない。だから、オールを持っているボートマンに対して、そして持っていないボートマンに対しても、知識情報、モチベーションとなるような働きかけを、これからも微力ながら続けていければいいと思います。

3月も掲載しましたが、Rowing技術についての過去記事掲載をさせていただきます。
コックス技術論は2014年、漕手技術論は2016年の連載記事でしたが、読み返していただくとまた違ったイメージが持てるかもしれません。

全日本選手権に向けてよりハードさを増していくトレーニングに励むクルーの皆さん。そして、新体制で新たにスタートを切ったチームの皆さん。新人戦に向けて新しいクルーを組んだ1、2年の皆さん。
さまざまな状況で、また技術の見直しやRowingについて考える機会も出てきたことでしょう。
インカレを経験し、国体を経験し、多くのレースを経たことで艇速と向き合い、何より自身の心技体と向き合う中で、技術は常に目標達成に向けて重要ポイントになります。



技術向上は、外からのアイデアや刺激があったほうが変化が大きいというところがあると感じています。
新鮮なアイデア、挑戦心、創造力。これらは内部からの習慣によるもの以上に、未知の情報や世界との遭遇と衝突により生まれる外的刺激が常に変化と革新をもたらすという人類の歴史とリンクした現象なのでしょう。

以前に読んでいただいた人も、今シーズンの経験により変化してきた身体と心ならばまた違った刺激となって変化をもたらしてくれるかもしれません。願わくは、そうした影響の一助となることを。







コックス技術論シリーズ
コックスに向けた内容だけでなく、漕手にも参考にしていただける内容が多いと思います。
おもに艇を物理的、心理的に動かす方法や技術について考察しています。艇の挙動原理、安全面や艇の操作、クルーの掌握、リギング、リズム、戦術、リーダーシップ論などRowingの実践知識獲得に役立ててください。

「コックス技術論①~コックスの存在意義」
「コックス技術論②~コックスとしての心構え」
「コックス技術論③~コックスの基本」
「コックス技術論④~舵」
「コックス技術論⑤~目のパフォーマンス」
「コックス技術論⑥~艇を感じる(揺れをコントロールする)」
「コックス技術論⑦~艇を感じる(スピードをコントロールする)」
「コックス技術論⑧~情報」
「コックス技術論⑨~安全管理」
「コックス技術論⑩~艇の操作」
「コックス技術論⑪~クルーマネジメント(PDCAサイクル、練習効率アップ)」
「コックス技術論⑫~クルーマネジメント(テクニカル・コーディネーター)」
「コックス技術論⑬~リギング」
「コックス技術論⑭~声」
「コックス技術論⑮~コール」
「コックス技術論⑯~コックス・メンタル」
「コックス技術論⑰~レース、戦術」
「コックス技術論⑱~パワー・オーケストラ」
「コックス技術論⑲~リーダーシップと人間性」
「コックス技術論⑳~世界のコックス」
ブライアン・プライス(加)&メアリー・ホイップル(米)
「世界のコックス Part2」 フェラン・ヒル(英)&ケイトリン・スナイダー(米)
「世界のコックス Part3」 マルティン・ザウアー(独)&カレブ・シェパード(NZ)







漕手技術論シリーズ
漕手の身体と艇の関係について考察を進めています。特に重要なのが体重という人の体の重さと、艇という動かす対象の重さ。この重量を意のままにコントロールする理論と感覚を突き詰めることがRowingの楽しさの根幹だといえます。スポーツの神髄です。重さの運動、そして力学上の仕事と速度とベクトルのやりとりは、日常動作、スポーツ動作、そして天体の運動にまで通底する宇宙の真理です。
身体宇宙のミクロとマクロの開発に役立て、身体の成長を心と人間の成長につなげてください。
未完ですので、いずれ書き進めたいところではありますが・・・。

「漕手技術についての予告編」
「漕手技術論①~漕手の存在意義」
「漕手技術論②~漕手としての心構え」
「漕手技術論③~漕手の基本」
「漕手技術論④~艇を動かす原理」
「漕手技術論⑤~技術の基本を考える」
「漕手技術論⑥~座り方・前編」
「漕手技術論⑦~座り方・後編」
「漕手技術論⑧~グリップ・前編」
「漕手技術論⑨~グリップ・後編」
「漕手技術論⑩~ローイング・マッスル」
「漕手技術論⑪~感覚論」
「漕手技術論⑫~体重論」
「漕手技術論⑬~体重と重心、リカバリーとキャッチの技術」
「漕手技術論⑭~体重と重心、ドライブとフィニッシュの技術」
「漕手技術論⑮~スピードの追求」
「漕手技術論⑯~ボート競技の上手い下手とは」
「漕手技術論⑰~悪い癖への対処法」
「漕手技術論⑱~知っておくと便利なボート知識、技術のコツ」








強化のヒント
Rowing技術を、タイムの理解やクルー編成によってさらにクルーとしての艇速に変換していくための考察。

「タイムは絶対の指標だが、数字を信用しすぎてはいけない」
「勝負はコンスタント」
「選手選考について」
「クルー編成論~人を活かす磁場をつくるための、人事とポジション考察」
「ボート競技におけるタイムの考察①~タイムマネジメント」
「ボート競技におけるタイムの考察②~タイムの世界基準、日本基準」










モチベーションアップ記事!
技術に関することではありませんが、ボートにかかわる人たちへモチベーションアップのために書いた記事。
特に現役、OBへ。ボートを続けることの目的や意味を考え、ボートと向き合う。セルフモチベートをする

「ボート競技の誇り、自らの誇り」
「あなたの行動が、世界を変える」
「全員がボートに全力なチーム」
「プロフェッショナル・マネージャー」
「みんなのために」
「素晴らしいOBになる」









技術アップこそが、Rowingの最大のモチベーション。
初心者も、トップ選手も、技術向上が最大の課題であり喜びであることは共通しています。

ボートをより速く進めて、自分自身の生きる実感と、チームが強くなって皆で喜ぶその感動へとつなげてください。




ボートシーズンも大詰め、チームとして個人として、最大の成長を遂げていきましょう。